iPhone 14 Pro を購入した
先日発売されたiPhone 14 Pro 256GB ディープパープルを購入しました。
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— alstamber (@alstamber) 2022年9月18日
「Pro」が名前につくiPhoneを購入したのは初めてで、お値段の面でも税込164,800円と、今まで購入したiPhoneの中では最高額になりました。もしかしたら今までに購入したApple製品の中でも最高額かもしれません。
私のiPhone遍歴は2009年の春ぐらいにiPhone 3Gを購入したことから始まりました。その後は
購入年月 | 端末 |
---|---|
2010年9月 | iPhone 4 |
2012年9月 | iPhone 5 |
2014年1月 | iPhone 5c 16GB |
2014年春? | iPhone 5s 16GB |
2014年9月 (初発売日購入) | iPhone 6 16GB |
2015年12月 | iPhone 6s Plus 64GB |
2016年9月 | iPhone 7 Plus 128GB |
2017年11月 | iPhone X 256GB |
2020年5月 | iPhone SE (2nd) 128GB |
2022年2月 | iPhone 13 mini 128GB |
という具合で、振り返ると結構買ってますね。最初は「s」がつかないメジャーアップデートを2年おきに買っていたところ、MNPで端末が安く手に入るようになって5c/5sを買い、その後はiPhone熱が高まっていたのか、6sを除いて発売日やその直後に買うようになりました。
しかし、iPhone X が個人的に微妙な端末で、「14万も出したのにこれか~」とだましだまし使っていたものの、iPhoneに対する興味は薄れてしまいました。その後登場した iPhone SE (2nd) がちょうどいい感じでこれに取り替えてそこそこ気に入って使っていたのですが、2022年になってiPhone 13 miniが結構な安価で販売されるようになり、これに移行して現在に至ります。
iPhone 14シリーズはもともと購入するつもりがなかったのですが *1、
が購入の決め手になりました。まずは色ですが、私はもともと深みのある紫色が好きで、昨年購入した Xperia 1 III でも迷わずパープルを選んだほどです。発表当初は写真でしか見れませんでしたが、久々にiPhoneの購入意欲をそそられる色でした。
カメラは、本当に高性能なものとなるともちろん一眼を購入するべきだと思いますが、同人誌の執筆の取材にあたって気軽にそこそこいい写真が撮れるデバイスが欲しかったので、スマートフォンがその目的に適しているかなと思いました。iPhone 14 Pro は、クロップではあるものの48mm相当の画角が用意されていて使いやすい印象を受けました。
ソフトバンクのクーポンはここ数年毎年のように送られてきているものでしたが、Apple Storeで機種変更扱いにすると8,800円安く購入できるキャンペーンと併用できれば多少安く端末を購入できそうというのが後押しになりました。
以上の理由からもおわかりかと思いますが、購入するならProかPro Maxのディープパープルと決めていました。容量は、今使っている13 miniの128GBが90GB程度消費していて、ProRAWやProResがあることを考えるとこれよりは増やしたほうが良かろうと思い、256GBにすることにしました。
そんなこんなであっという間に予約開始日。予約開始日に張り付いて予約をするのはずいぶん久しぶりです。なんとかApple Storeでの機種変更予約を入れられました。あとは予約日時にApple Storeに行って機種変更手続きをし端末をゲットするだけ、のはずだったのですが……。
なんとApple Storeでソフトバンクユーザーのみ機種変更できないトラブルが発生してしまいました。私もこれにきれいに巻き込まれてしまう結果に。Apple Storeに行くとスタッフさんから説明されるのですが、結論としては「在庫の確保を条件に今日のところは退散するか、キャリアの機種変更扱いではなく端末のみを購入するか」のいずれかを選択することになります。端末のみ購入の場合は、当然8,800円のキャンペーンは受けられません。さらにここで初めて知ったのですが、ソフトバンクのクーポンはApple Storeでの機種変更には使えないそうです。つまり機種変更扱いにしても8,800円の割引のみの適用となり、加えて店舗での機種変更の場合は3,300円の手数料がかかるので、実質の値引きは5,500円だけということなんだそうです。
もともと1万円以上安くなるぞという意気込みで買いに来たので、そこまで安くならないのなら買う理由の一部は失われていると思うのがふつうだと思うのですが、気がついたら端末のみでiPhoneを購入していました。ちょっとあのときはどうかしていたのかもしれません。やはりApple Storeにはなにか不思議な魔力があるような気がしてなりません。
長らく小さめの端末を使っていたこともあってケースはつけない派でしたが、iPhone 14 Proは結構な重量感だったのでホールド感を高めるために久しぶりにケースを買うことにしました。購入したのは純正のシリコーンケースです。特にケースは何でも良かったんですが、MagSafeがちゃんと動くことが保証されているのと、Apple IDの残高がいっぱいあったのでこれにしました。
長らく裸族でしたが、ケース派に転向しようと思います pic.twitter.com/ZbeMwuAD0v
— alstamber (@alstamber) 2022年9月19日
ケースとしては高級な部類だと思いますが、ケースの内面がフェルト加工になっていたりして、値段なりの質感はあるなと思っています。
パープルいいな pic.twitter.com/UWnXdoqOkq
— alstamber (@alstamber) 2022年9月19日
実際に手にしてみて、ディープパープルはかなりいい色だと思いました。一方でタピオカだなんだと揶揄されるカメラ周りのデザインはやっぱり個人的には微妙です。カメラ性能を上げるためか、新機種が出るたびにどんどん大きくなっていくのも気になります。Pro Maxのほうが端末全体が大きいぶんバランスが取れているのではないでしょうか。
エックスペリアワンマークスリーとの比較 pic.twitter.com/zmPV1poKsU
— alstamber (@alstamber) 2022年9月19日
Xperia 1 IIIと比べてみました。この写真だとほとんど差異を感じませんが、色々角度を変えてみるとiPhone 14 Proのほうがもう少し深みのある紫に見えます。どちらも非常に良い色なのは変わりありません。
iPhone 14 Proの新機能の一つが、常時表示ディスプレイです。Android端末だと結構ありふれた機能ですが、iPhoneのそれは壁紙もぼんやり表示されるようになっていて、これは珍しい気がします。思ったより明るく光るので、壁紙の鑑賞目的にも使えますね。電池の減りが速いという意見もあるようですが、私が使ってる限りではあまりそのような印象はありません。もともと13 miniという電池持ちがあまり良くない端末を使っていたからかもしれませんが。
iPhone 14 Pro、@hoshi_u3 さんのイラストをいつでも眺められる素敵機能がついている (常時点灯ディスプレイのおかげで常にロック画面が表示されている) pic.twitter.com/U837CA2jw7
— alstamber (@alstamber) 2022年9月20日
まだ肝心のカメラ機能はほとんど試せていませんが、今のところの印象は、
- ディープパープルは良い
- 常時表示ディスプレイが明るく使い勝手が良い
- 端末は重い
- 120Hzリフレッシュレートが快適で60Hzには戻れなくなる
というところです。
重量は206gで、6.1インチのスマホとしては結構重いと思います。ステンレススチールをふんだんに使った設計なので当然なのですが、13 miniが140gだったので余計に重く感じます。ケースを付けると、たとえばGalaxy S22 Ultraあたりといい勝負なんじゃないでしょうか。手首の筋肉がよく鍛えられそうです。ステンレスをやめてチタンにすればもうちょっと軽くできそうなのでやって欲しいです。値段はさらに跳ね上がりそうですが……。
iOSが動く120Hzリフレッシュレートの端末としてはすでにiPad Proを持っていましたが、iPhoneの画面の大きさでもじゅうぶんに恩恵を受けられると感じました。これをしばらく使った後に60Hzリフレッシュレートの端末に戻れる気はしないと同時に、やっぱり120HzリフレッシュレートのiPad miniが欲しくなりました。
iPhone 14 Proの目玉機能としてDynamic Islandがありますが、これは対応しているアプリケーションがほぼ純正のものしか現状ないので、あまりありがたみは感じないですね。ノッチよりは多少見た目がマシになったかなと個人的には思います。
*1:15でType-Cに移行するという噂もあったので