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ガジェットとカードが好きな人のブログです。

ANAプレミアムクラスとJAL国内線ファーストクラスを乗り比べた

今月は東京と大阪を移動することが何度かありました。私は基本的に飛行機派なので、東京大阪間を移動する際も飛行機を使います。その際にたまたまチャンスに恵まれましたので、日本を代表する航空会社ANAJALを乗り比べてみることにしました。

比較条件

今回比較するのは、ANAJALがそれぞれ国内線で提供している最上クラスのANAプレミアムクラス」JALファーストクラス」とします。普通席だとそれほど目立った差があるとは思えないので、奮発して両者のフラグシップクラスに搭乗してみようというわけです。体は一つしかないので、厳密に全く同じタイミングで飛んでいるANAの便とJALの便両方に搭乗することはできません。なので、東京から大阪に向かう際にANAプレミアムクラス、大阪から東京に向かう際にJALファーストクラスを利用するようにしました。便の時間帯は、後述する機内食の条件を合わせるために、どちらも夕方から夜の時間帯に飛ぶ便にしました。

料金

今回、ANAは特典航空券で搭乗し、事前アップグレードという制度を使ってプレミアムクラスへのアップグレードを行いました。事前アップグレードとは、ANAのマイル会員限定で搭乗の2日前からプレミアムクラスへのアップグレードができるという制度です。事前アップグレードだとアップグレードに必要な料金も少し安く設定されています。あらかじめプレミアムクラスに乗れるかどうかがはっきりした状態で空港に向かえるので、これは良い制度だと思います。

一方、JALは事前アップグレードに相当する制度が用意されておらず、当日空港に行ってみないとアップグレードできるかはわかりません。しかし、羽田-伊丹線の場合は結構空いていて当日アップグレードも問題なくできることが多いようです。

アップグレード料金ですが、ANAが10,000円で、JALが8,000円です。JALのほうが2,000円安いので若干お得感があります。

路線

本筋からは外れますが、ANAプレミアムクラスとJALファーストクラスの大きな違いとして、設定路線数の違いがあります。ANAプレミアムクラスは設定路線がかなり多く、地方路線にも設定があったりします。席数も多めです。一方で、JALファーストクラスは、羽田-伊丹線、羽田-福岡線、羽田-新千歳線、羽田-那覇線にしか設定がありません。さらに、羽田-那覇線にはファーストクラスの設定がない便も多く存在しています。

この設定路線数の大きな差が、両者のサービスの内容に差をもたらしています。この点は後述します。

チェックインから保安検査通過まで

ANAプレミアムクラスでは、空港到着時から普通席のお客さんとは違う待遇を受けられます。本来であればANAプラチナ会員以上でないと利用できないANA PREMIUM CHECK-IN」を利用できます。これはANAプラチナ会員以上の会員のために用意された、専用のチェックインカウンターと保安検査場の総称です。ANAでは自動荷物預け機が導入されてチェックインや手荷物預けで混み合うことは少なくなったものの、保安検査場はしばしば混雑しているようです。

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この日はさほど混んでなかったが、3連休などは長い列ができる

しかし、このANA PREMIUM CHECK-INの専用保安検査場はほとんど人がおらず、スムースに通過できました。

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ANA PREMIUM CHECK-INの入り口

一方のJALファーストクラスでも、同じように専用のチェックインカウンターと保安検査場を利用することができます。JALファーストクラスの特徴として、JALの最上級会員であるJGCプレミアおよびダイヤモンド会員のみ利用が許されているJALファーストクラスカウンター」および「ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場」が利用できるという点があります。ANAの方にも同じように最上級会員のダイヤモンド会員のみが利用できる「ANA SUITE CHECK-IN」が存在しますが、こちらはプレミアムクラスでは利用できません。これは、JALのほうが設定路線数が少なく、ファーストクラス搭乗客向けに開放してもキャパシティの問題が生じないからだと思われます。

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左にあるのがJALファーストクラスカウンター。見てのとおりガラガラである

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ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場。ANA PREMIUM CHECK-IN以上にガラガラだった

ラウンジ

ANAJALともに、ラウンジ利用の権利がサービスされています。ここでもやはり両者に差がありました。ANAの場合はスタンダードなラウンジであるANAラウンジ」の利用権が付与されますが、JALの場合は最上級会員向けの「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」の利用権が付与されます。

両者の差は、ダイヤモンド・プレミアラウンジだと味噌汁やスープ、おにぎりやパンなどの軽食が食べられるという点でしょうか。どちらのラウンジでもソフトドリンクやアルコール、おつまみのお菓子程度は提供されています。

ラウンジ内の写真を撮るのはちょっと難しいので写真はないですが、ANAラウンジは広いものの人が多く、混み合った印象でした。一方のJALダイヤモンド・プレミアラウンジは、面積が狭めで人の数はそれほど多くないものの混み合った印象があるものでした。ANAラウンジのほうが照明が明るく、調度品もモダンなもので揃えられているのに対して、JALは照明が暗めで、調度品もナチュラルなテイストでした。両者のラウンジに対する考え方が対照的であることがわかりますね。

一つ残念だったのが、伊丹空港の工事の関係で、ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場の出口から、ダイヤモンド・プレミアラウンジの入口まで相当な距離を歩かないといけなくなっていたことでしょうか。ANAだと保安検査場からラウンジまで直結になるように設計されてたりするので、この差は大きいです。

搭乗

ANAJALともに、優先搭乗がサービスとして用意されています。ここでもやはりANAJALはこれまでと同様の差があり、ANAはダイヤモンド会員が搭乗後の2番目に搭乗できるのに対して、JALはダイヤモンド会員などと並んで最初に搭乗できます。

もっとも優先搭乗については必要ないという人も多いでしょうし、羽田-伊丹線は上級会員が多すぎて優先搭乗が意味をなしていませんので、この点での比較はあまり意味がないように思います。

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JALの優先搭乗の様子。優先搭乗している乗客のほうが多いのではないか??

シート

いよいよ機内に入ると、シートに座ります。ANAプレミアムクラスは、機材によってシートの構成が大きく異なるようなのですが、今回は私が搭乗したB777系のシートをご紹介します (羽田-伊丹線だとこの機材に当たる確率が最も高いようです)。

ANAJAL革張りのシートになっていて、もちろん座席の前後の間隔や幅にゆとりをもたせた構成になっています。シートのつくりは両者に差があり、ANAが直線的でソリッドなつくり、JALがどちらかというと曲線的なつくりになっています。座り心地がいいのはJALかと思いましたが、ANAのシートはなんだかかっこいいなと思いました。長時間座るならJALのシートですかね?

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ANAプレミアムクラスの座席

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JALファーストクラスの座席

機内食

このクラスのサービスの特徴として、機内食が出てくることが挙げられます。羽田-伊丹線は空にいる時間が30分ちょっとなので、かなり急いで食べることになってしまうのですが……。

ANAでは弁当箱のような食器が併用されていますが、JALは基本的にすべて陶磁器のお皿に盛られているという違いがあります。やはりお皿に盛られていると心なしか印象が異なりますね。ANAはふぐを使った料理、JALはエビや貝などの魚介を数種取り合わせた料理でした。インターネットでは「ANAプレミアムクラスの機内食はあまり美味しくない」という意見がしばしば見られるようですが、今回食べたものはそのような印象を感じず、美味しかったです。JALも味の面では負けていないというか、僅差でJALのほうが上かなと感じました。これはメニューやその人の好みによっても変わると思います。

ちなみにANAJALもご飯がかなり柔らかめだったんですが、これは調理上仕方ないのでしょうか。

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ANA機内食

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JAL機内食

CAさんのサービス

このクラスにおいては、CAさんがお客さんの数に対して多めに配置されており、普通席よりも行き届いたサービスを受けることができます。搭乗時にコートを預かってもらえますし、飲み物がなくなったらすぐに補充してもらえます。困ったことがあったらすぐに声をかけられるという安心感も、羽田-那覇便などの長距離便だとありがたいでしょう。

どちらの会社もCAさんのサービスは素晴らしい水準でしたが、JALのサービスが本当に素晴らしくて圧倒的だと感じました。最初にコートを預かってもらった後、おしぼりをいただき、ベルトサイン消灯後機内食の給仕、飲み物がなくなった際の補充の手際の良さ、本当に文句がありませんでした。飛行機が動き出すまでの間に飲み物を予め聞いておくなど、短いフライトでも最大限のサービスを提供するための工夫が凝らされていたのが印象的でした。

CAさん自体とは関係がないのですが、サービスで気になったのがWi−Fiサービス。ANAの機材がWi-Fi非対応だったのが残念でした。幹線級の路線ではWi-Fi対応機材を入れてほしいと思った次第です。

預かり荷物の返却

飛行機から降りる際も、サービスは続きます。まず、ANAプレミアムクラスやJALファーストクラスは、飛行機の前の方に座席が用意されているため、飛行機のドアが開いた際に真っ先に飛行機から降りることができます。

また、荷物が多い場合手荷物を預かってもらうわけですが、その返却の作業があります。あのベルトコンベアに荷物が乗って流れてくるやつです。預け荷物の量が多いとなかなか自分の荷物が出てこなかったりするわけですが、ANAプレミアムクラスおよびJALファーストクラス搭乗客には、荷物が優先的に先に出てくるサービスが付いています。荷物に「プライオリティタグ」という専用のタグが付けられ、そのタグが付いている荷物は先にベルトコンベアに流すようになっているわけです。

今回荷物は大したことなかったのですが、このサービスを比較するためにあえて荷物を預けて返却してもらいました。結果としてはどちらの会社でも最初から数個以内に荷物が出てきて、すばやく到着ロビーに出ることができました。羽田-伊丹便だと荷物を沢山預ける人も多くないので、この結果だったのだろうと思います。

まとめ

表に今回の比較の結果をまとめました。

ANA JAL コメント
予約 × ANAの事前アップグレードサービスは良い
料金 同一区間で2,000円の差は大きい
設定路線数 × ANAの設定路線数の多さは素晴らしい
保安検査まで 大差なし。ラウンジが直結してるANAのほうが僅差で上か
ラウンジ JALのほうが軽食が出る分一応上手か
搭乗 優先搭乗多すぎ
シート 座り心地はJALのほうが良い
機内食 皿で出てくると印象が異なる
CAさんサービス ANAも十分だったけど、JALは圧倒的でした
降機後 大差なし

設定路線数ではANAが圧倒的です。また、予約から保安検査までの体験もANAのほうが上です。JALは事前アップグレードできませんし、そもそも全体として予約システムが使いづらいです。

しかしラウンジ入室から搭乗、そしてフライト中の体験はJALのほうが上だと感じました。これは、ANAが設定路線数の多さのあまり最上級会員と同等のサービスをプレミアムクラス搭乗客に提供できていないことが大きいと思います。JALファーストクラスなら、原則として最上級会員と同じ扱いです。

料金はANAのほうが若干高めに設定されており、この料金は空港到着から降機までのサービスの対価と考えると、JALに比べて高いのは正直微妙です。

全体を総合すると、JALファーストクラスのほうがより良いという感想になりました。ただ、この評価はJALがあえてファーストクラスの路線数を絞っているから実現されているものだろうと思います。JAL側もサービス内容を落とすぐらいなら、路線数を絞ったほうが良いという判断をしているのではないでしょうか。

2018年買ってよかったもの

2018年が終わったので、2018年に買ってよかったものを順に紹介します。

Knirps 折り畳み傘

 ずっとビニ傘を使ってきたのですが、そろそろちゃんとした傘を買おうと思い購入。どうせなら持ち歩きが楽な折り畳み傘が良いと思いいろいろ調べてみました。個人的に必要な要件は以下のとおりです。

  • 自動で開閉できること
  • 丈夫であること
  • 重さは極端に重くなければ良い
  • 傘を入れるケースカバーがあること

 この要件を満たしていたのが、「Knirps」というメーカーの「T.220シリーズ」です。

www.knirps.jp

 Knirpsというメーカーは、世界で初めて折り畳み傘を開発したメーカーだそうです。このシリーズは自動開閉を備えており、骨もアルミとスチール、グラスファイバーを使っていて丈夫そうな造りなのが嬉しいポイントです。実際、第三者が行った試験でも多少の風では壊れないという結果が出ています。そのかわり軽い構造ではなく、むしろ折り畳み傘としてはやや重い部類になると思います。専用のケースカバーも付属しています。ドイツのメーカーということで検品などの体制もちゃんとしていると思われます *1

 購入した百貨店の店員さんによると、Knirpsは頻繁に新しいデザインの傘を発表するそうで、私が購入したのもこの春に発表された新しいデザインのものでした。念のために書いておくと、黒やネイビーといったオーソドックスなデザインの傘は以前から変わらず販売されているので、新奇なデザインのものしかないわけではありません。

 購入後何度か雨に降られたので使用してみましたが、自動開閉のおかげで、屋外から屋内、屋内から屋外へ移動するときの動作が非常にスムーズに行えるのは快適ですね。基本的に雨傘として使うことが前提ですが、UV遮蔽加工もしてあるようなので、一応日傘としても使えるようです。

珪藻土バスマット

 以前から使っていたマイクロファイバー製のバスマットがだんだん汚くなってきたので、新調することにしました。前から気になっていた珪藻土バスマットを買ってみました。

 珪藻土バスマットのいいところは、足を置いて数回足踏みするとそれで乾いてしまうというところ。洗濯が必要ないのも楽ですね。数ヶ月か半年に一回、汚れてきた気がしたら表面を軽くやすれば元に戻ります。いい買い物をしました。

シュレッダー

 以前から財布の中に入っているレシートの処分に困っていたので、思い切ってシュレッダーを買ってみました。今回購入したのは、コクヨのAMKPS-MX100Dというモデルです。Amazon限定版となります。

  • セキュリティレベル3という家庭用としては十分なレベルの細かさに裁断できること
  • 大きさも大きくないこと
  • CDやクレジットカードの裁断にも対応
  • 音も同一価格帯の競合製品より比較的静か

という点が決め手となりました。これを買ってからは、クレジットカードの明細に上がってきたレシートをシュレッダーに放り込むだけで処理が完了するので非常に楽になりました。家に届くダイレクトメールなどもここに放り込むだけ。非常に手間が省けます。

小さめの財布

 最近現金を使う機会が減ってきたなあと思い、財布の構成を変えてみることにしました。今までは牛革製のラウンドジップ型の財布を使っていました。以下のページにあるようなものです。

func-wallet.click

 このタイプはものすごくたくさん収納できるのがメリットなのですが、その分財布が分厚くなって持ち歩きが大変というデメリットもあります。そこで、ポケットにも入れられる小さめの財布を新たに買い足してみようと思いました。私の生活では基本的に平日は基本的に現金を使わないので、現金は少量あれば十分です。そこで、そういうときは小さめの財布だけ持ち歩くようにします。そして、休日の必要なときだけ収納力のあるラウンドジップ型財布を持ち出すようにすれば、荷物が減らせるだろうという企みです。

重視したのは以下の点です。

  • カードがいくらかは入ること
  • 少量の現金が入れられること
  • 小銭の処理がある程度しやすいこと

 現金をあまり使わないとはいえ、使う機会が皆無というわけではないので、現金の処理能力を犠牲にしたくはありませんでした。お札で払えばまず確実に小銭のお釣りが発生するので、それをすばやく財布に流し込める性能は必要であると思います。小銭の一覧性もそれなりにあって使いやすければなお良しです。

 小さい財布は最近流行っているようで、いろいろな候補がありました。有名なのは、「abrAsus」の「薄い財布」でしょうか。革の構造がよく考えられていて、とにかく薄さが実現されている点は大変魅力的です。目いっぱいに入れても13mmの厚さです。さすが薄い財布界のパイオニアと言えます。ただ、値段の割にやや安っぽそうな雰囲気 *2 と、小銭入れがどうしても使いやすそうに見えない点、使用感を探ろうとインターネッツを徘徊したところ、断捨離がどうとか言っている意識高そうなブログ記事が大量に出てきて辟易したので、候補からは脱落しました。

superclassic.jp

 あるいは、「Bellroy」の「Note Sleeve」という財布も有名でしょう。東急ハンズに置いてあるので見に行きましたが、こちらのほうが「薄い財布」よりもう少ししっかりとした造りです。ただし小銭入れは「薄い財布」以上に使いにくそうです。あくまで発生した小銭を流し込む場所で、ここから取り出すことは考えられてないのでしょう。

bellroy.com

 小銭の扱いがもう少し良くなっているのが「Coin Fold」です。

bellroy.com

商品紹介画像をパッと見た感じだと、財布を傾けたときに小銭入れから小銭がジャラジャラと落ちてきそうですが、口の部分に返しがついているので実際には落ちてこないようです。よくできてますね。ただし、マチがついていないので、小銭がいくらあるかはわかりません。小銭を使うなら一旦手に出す必要があります。いっぱいに入れても厚さは20mmくらいだそうで、これなら十分取り回しできるでしょう。

 ……などといろいろ悩んだのですが、結果として購入したのは全く違うメーカーの財布です。「土屋鞄製造所」の「ディアリオ ハンディLファスナー」です。

www.tsuchiya-kaban.jp

 もともとランドセルを作るメーカーですが、革小物もやっているようです。財布をガバッと開くと真ん中に仕切られた小銭入れ、その両側にお札やレシートが入れられるようになっていて、さらに両端部分にカードスリーブが付いています。マチ付きで小銭入れの部分が大きく開くので、小銭流し込み性能がこのサイズの割に非常に高いのが便利です。カードを5枚、札を数枚入れていますが、厚さは19mmほどで取り回しに困らない厚さです。小銭の枚数を減らせばもう少し潰せるかもしれません。革質や造りは、楽○で売っている安物の財布よりはもちろん上質ですが、値段なりです。

 同じような形の財布は他のメーカーからも出ているようですが、この財布以上の設計がされた財布は探してみた限りあまりないように思います。実際、なかなかの人気商品のようで、オンラインショップに入荷しても1時間くらいで完売してしまうようです。私は丸の内にある直営店で運よく店頭在庫を購入しました。

大きいゴミ箱

 今まで我が家には小さなゴミ箱しかなかったのですが、思い切って大きなゴミ箱に大まかな分別をして放り込んだほうが楽ではないかと思うようになり、大きいゴミ箱を買いました。購入したのは無印良品の「フタが選べるダストボックス大」です。

www.muji.net

 ごくごくシンプルなデザインのただのプラスチックでできたゴミ箱です。フタを横開きにするか縦開きにするかを選べるようになっています。30Lのゴミ袋を取り付けるとちょうどいいサイズなのですが、家には業務用と思われる大量に安く購入した45Lゴミ袋しかなかったので、それを取り付けています。少しだぶつきますが特に問題はありません。ペダルがないのが少々使いづらい気もしますが、安い物なので多くを求めるものでもないでしょう。

サーキュレーター

 エアコンの効きを改善できればと思い、サーキュレーターを購入しました。購入したのはアイリスオーヤマのこちらのモデルです。

 左右首振り機能は割とどうでも良かったのですが、リモコンで手軽に操作できること、また風力も値段の割には良いという点が決め手です。大きさもあまり大きくないので、どこにでも置きやすいのも便利ですね。エアコンを動かしながらぶん回していますが、確かに以前よりも高い設定温度でも涼しく感じられるようになりました。

大きな本棚

 同人誌や同人グッズの所有数も増えてきたので、もともと持っていた棚だけでは手狭になってきました。そこで背が高めの本棚を新しく購入しました。あまり有名なものではないのですが、それなりに作りがしっかりした木製本棚を購入しました。棚板の位置をある程度カスタマイズできるようになっていて、色々なサイズの本やCD、ブルーレイなどをきれいに格納できる点が気に入っています。

 写真を掲載しようと思ったのですが、あまりに残念な本などが大量に入っていてお見せできないので、諦めます。

アルミコインシリンダー

 私はコミックマーケットをはじめとする同人誌即売会で同人誌や同人グッズを買い漁るのが趣味なのですが、会場を回る際に問題となるのがお金の管理です。財布をポケットに入れておくとすばやくお金を取り出せずに貴重な時間をロスしてしまいますし、かといって財布を常に手で持っているのは片手が埋まってしまうことになり、荷物を持ち歩く際の大きなハンデとなります。

 そこでアルミ製のコインシリンダーを購入しました。今回購入したのが「星屑Works」さんの500円玉用のシリンダーです。コミケにもサークルとしてよく出展されているのでご存知のかたもいらっしゃるかもしれません。

hoshikuzu-works.booth.pm

シリンダーの端面から写真のように500円玉が覗いている状態になります。指でスライドすれば1枚ずつ取り出せます。ストラップホルダーがついているので、ここにストラップを取り付けて首に下げたり腰に下げたりして使っています。

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移動が楽になりますし、これで支払いをするとよく売り子さんから声をかけられて話の種になります。一石二鳥の良い買い物でした。

ポリエステル綿麻混・ソフトボックス

無印良品から出ている「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」というものを数個買って収納に使っています。どういうものかは、下のURLから見ていただければと思います。

www.muji.net

布製の箱なのですが、内面がプラスチックで薄くコーティングされているので結構丈夫です。見た目がシンプルなので雑にいろいろなものを入れて置いても汚い見た目になりにくく、また布製なのである程度大きさを変えることができるのが便利です。

ビクトリノックス トラベラー

 いわゆるアーミーナイフというやつです。色々なメーカーが出していますが、アーミーナイフの本場であるスイスの有名メーカー「ビクトリノックス」のこれまた定番モデルの「トラベラー」を買いました。登山用品店、あるいはAmazonで探すと良いです。

www.victorinox.com

封筒の開封ダンボールの解体、ワインの開栓など面倒くさいちょっとした作業がこれ一つでできるので非常に便利です。

ANA オリジナルアロマ

模様替えのついでに部屋の香りを変えてみようと思い、「ANAオリジナルアロマ」というのを買ってみました。いわゆる「ANAラウンジ」の部屋の香りです。実店舗ですと羽田のANA FESTAで売られているようです。

www.ana.co.jp

ちょうど私が持っている加湿器にアロマディフューザー機能がついているので、これを使って香りをわずかに漂わせています。気分がスッキリするとともに、なんだかやる気が出てくるいい香りだと思います。

カセットコンロ

こたつの上で鍋をするためにカセットコンロを買ってみました。購入したのは、岩谷産業の「カセットフー エコプレミアム」です。特にこだわりはなかったのですが、安くて性能が良さそうだったのでこちらを選びました。

www.i-cg.jp

今まではIHヒーターを使っていたのですが、土鍋が使えないのと稼働時の音がうるさいのが気になっていました。カセットコンロであれば使えない鍋はないですし、稼働時の音も静かです。最近のカセットコンロは重量も軽くて取り回ししやすいですね。

SONY RX100シリーズ

旅行に行くことが増え、また同人誌に載せる写真をもっと綺麗に撮れればと思い、デジカメを購入することにしました。一眼を買っても良かったのですが、自分の性格から考えて重いと外に持っていかなくなるだろうと考え、最終的にはSONYのコンパクトデジタルカメラの「RX100シリーズ」を買いました。こちらはコンパクトデジタルカメラの中でも高級路線のカメラで、スマホを大きく凌ぐ高性能なセンサーとレンズを備えています。

SONY公式のアタッチメントグリップとストラップを取り付けて使っていますが、小さくて軽いので非常に取り回しやすく、片手でも両手でも使える点が非常に気に入っています。晩秋に青森を訪問したのですが、その際には大活躍でした。

SONY WH-1000XM3

またSONYかよと思われそうですが、ワイヤレスヘッドホンのフラグシップモデルである「WH-100XM3」を購入しました。各地のレビューでも非常に高い評価を受けているモデルです。

www.sony.jp

ノイズキャンセル性能はさすがです。以前のモデルに比べて軽量になっており、フィット感も良くなっていると思います。デザインも高級感が感じられる良質なものですね。電池持ちも良くなっているようです。概ね気に入っているのですが、行動に応じてノイキャンパラメータを切り替える「アダプティブサウンドコントロール」を有効にすると、パラメータ切替時に確認音が鳴動し無音が数秒発生するのが残念です。ここはもう少し詰められないでしょうか。。。

パスポートケース クリアケース付き

また無印良品なのですが、カード類の管理のために「パスポートケース クリアケース付き」というのを買いました。

www.muji.net

名前の通り、もともとは海外旅行時のパスポートケースとして使うことを意図した商品なのですが、中にクリアポケットとファスナー、カードが入るスロットがついているので、カードやお金の管理に便利な商品となっています。Instagramで家計管理用として流行しているようです。私はホテルや航空会社の会員証、プライオリティパスなど旅行時にあると便利なものを入れるのに使っています。

パイプユニッシュPRO

 年末になると大掃除の季節になります。ちょうど洗面所や浴室の排水口の詰まりが気になりだしました。パイプ用洗剤でスッキリさせたいところですが、今回使用した「パイプユニッシュPRO」は非常に良い仕事をしてくれました。

www.pipeunish.jp

家庭用の洗剤としては成分濃度が最も高い水準の製品だそうです。洗剤を排水口に注ぎ込んで30分位放置して水を流すだけで完了。めちゃくちゃ楽ですね。ボトルの大きさは非常に小さいのですが、かなりの詰まった状態でも半分程度流し込めばスッキリ詰まりが解消します。今年の大掃除でもこれを使うことにしたいです。

*1:製造自体はChinaです

*2:革が薄いからではないと思っています。ETTINGERの財布なんて薄いですがそんなに安っぽく見えないですよね

2018年はほとんどAmazonを使わない年だった

2018年を振り返っていてふと気づいたことがありました。「Amazonで買い物してないな」と。

多分このブログをご覧になっているような方は、Amazonのヘビーユーザーという方が多いかと思います。私も少し前はそうだったんですが、昨年は以下のものを買っただけでした。

  • ポスタースタンド
  • キノコ型のイス
  • シャンプー (本当は別のお店で買おうと思ったが、見当たらなかったので仕方なく)
  • 書籍数冊

なぜAmazonを使わなくなったかというと、以下の理由があると思います。

Amazonより優秀なECサイトが増えた

Amazonを使う頻度が減ったからと言って、ネットでの買い物が減ったわけではありません。ただ、ここ数年でAmazonと同程度、もしかしたらそれ以上に優秀なサイトが増えているように思います。

ココ最近よく使用しているのがヨドバシ・ドット・コムです。価格も両者のポイントを差し引いて考えればほぼ同等、自分の住んでいるエリアだとプライム並みの配送速度にも対応しています。配送業者もヨドバシ自身か大手配送業者が使われている上に、商品によってはメール便での配送なので、再配達の手間も省けます。ヨドバシ・ドット・コムは、ヨドバシ店舗での受取にも対応しているので、帰宅途中の駅にヨドバシがある人なら、そこで受け取って帰宅することも可能です。

粗悪品や偽物がある

マーケットプレイスから商品を買うと、とんでもない粗悪品や偽物を掴まされることがあります。希望小売価格を大幅に上回る値段で商品が販売されていて、転売を疑うようなケースもあります (地域限定品や飲料などの食品系に多く見られるようです)。Amazonの魅力は品揃えの豊富さだと思いますが、マーケットプレイスの商品の質が下がると、せっかくのその魅力が半減してしまいます。

レビューにおかしな内容が増えている

ここ数年で中華系の出品者を中心に「レビューを★5に変えてくれたら便宜を図る」という行為が横行しているようです。結果として粗悪品ばかりなのにやたら評価が高いマーケットプレイス出店のお店が増えています。マーケットプレイスのお店に隠れて、Amazon本体が販売しているまともな商品が隠れてしまっているケースもあります。

プライムの機能も使わなくなった

私はKindleも全く使っていないし、プライムビデオもプライムミュージックも一切使っていません。私はアニメと映画を時々見る人間なのですが、このあたりのラインナップはNetflixとかdアニメストアとかのほうが充実してるんですよね。プライムフォトは一時期使ってましたが、これもやめてしまいました。Alexaも使っていません。言うほど賢くないので。

今使っているのは、たまにAmazonで商品を買ったときに適用されるお急ぎ便くらいで、それのために年間3,900円も払っているのは完全に無駄になっています。

まとめ

別にAmazonが嫌いなわけではないのですが、以上のような理由が積み重なって2018年はほとんどAmazonのサービスを使わない年でした。今年もほぼAmazonのサービスは使わないと思います。プライムの更新が4月にやってくるのですが、それまでにプライムの機能を使うことがなければ、更新は解除して自然解約しようと思います。

コミックマーケット95 にサークル参加しました

年が明けました。2019年もよろしくおねがいします。

C95 (コミックマーケット95) にサークルとして今回参加しました。前回よりも更に多くの部数を頒布することができ、新刊も搬入分は完売、既刊も夏コミのものを除いて完売と、総合的には非常に良かったと思います。

前回に続いて今回も良かったことと反省点をまとめておこうと思います。下は、前回の同様の記事です。

alstamber.hatenablog.jp

良かった点 (Keep)

ポスターを前回より大きくしたこと

前回はB3サイズのポスターだったのですが、今回はA2サイズのポスターにしてみました。

島中なのですが、A2サイズのポスターくらいならさほど迷惑にもならずに掲示できると思います。やはり自分のサークルが頒布しているものに気づいてもらうことが大事で、そういう意味ではポスターで目立つというのは効果的です。

前日搬入・宅配搬出を行ったこと

前回は手搬入・手搬出を行ったのですが、その際に大変な思いをしたので、今回は前日搬入と宅配搬出に変更しました。おかげで当日スペースに向かう際の荷物と、帰宅時の荷物を大きく減らすことができ、楽になりました。

前日搬入は事前の申請さえすれば特にお金がかかりませんし、会場についたらすでに自分のスペースに必要なものが揃っている状態にできます。一方で宅配搬入だと、荷物1つごとに500円の手数料がかかりますし、引き渡し所に行って荷物を取りに行く必要があります。前日に時間的余裕があり、荷物を車などで楽に運べる手段があるのならば、やってみる価値があるかと思います。

宅配搬出を使うと、サークル設営用の什器類だけでなく戦利品も一緒に送り飛ばせるので、更に帰宅時の荷物を減らせます。宅配搬出の担当業者はクロネコヤマトゆうパックになっていますが、戦利品は往々にして重量物になるので、ゆうパックのほうが割安になるケースが多いはずです。什器類はどちらでも大丈夫でしょう。

委託をはじめたこと

今回からメロンブックスさんでの委託を開始しました。メロンブックスさんはかつては委託の審査が非常に厳しいことで知られていたようですが、数年前に倉庫が拡充され、うちのような弱小サークルのよくわからない本でも引き受けてもらいやすくなったようです。

t.co

基本的に通販での取扱になっているようですが、事前予約もそれなりにいただいているので、販路を広げるという意味では良かったかと思います。コミケに来れない人も多いですし。

課題 (Problem)

見本誌のディスプレイ方法

見本誌をディスプレイする際に、上の写真の通りミニイーゼルを使っているのですが、これが割と頻繁に倒れてしまう問題が発生しました。もう少し倒れにくいものでディスプレイするか、そもそも見本誌の置き方を考え直したほうが良さそうです。

お金の管理

前回に引き続きお金の管理はもう少し意識したほうが良いですね。昼過ぎごろには1000円札がだんだん溜まってきます。これを机上に雑に積んでおくのはあまり良くなさそうです。よく見かけるのはスーパーの袋をスペースの机のヘリに貼っておいて、そこに放り込む方式です。これも雑といえば雑ですが、机上に積むだけよりはマシでしょう。

机の下にポスターを貼っても誰も見てない

評論ジャンルは12時頃から人の波が押し寄せるのですが、この時間になると通路を通行するのも大変なくらいになるので、机の下に貼ってあるポスターは人に隠れて全く見えなくなってしまいます。机の下に情報量の多いポスターを貼るのはやめて、スペース番号やサークル名などを書いた程度のものにしておくのが良さそうです。

宅配搬出時の荷物の運搬方法

宅配搬出を選択したこと自体は非常に良かったのですが、ゆうパックの取扱所に行って、荷札を記入し、受付までの列に並んで待つという作業を重い荷物を手で抱えながら行うのは大変でした。幸いにして新刊は完売したので重量物はあまり多くなかったですが、次回からは折りたたみ式台車を持っていこうと思います。

今後挑戦したいこと (Try)

さらに大きなポスターを作ってみる

A2サイズは前回に比べても良かったと思いますが、更に大きくB2かA1サイズにするのもありかなと思いました。当然机上でのポップアップだと隣のサークルへ干渉してしまう恐れがあるので、売り子の背後での掲示になると思います。少し検討してみて、夏コミでやってみるかもしれません。

グッズ頒布

グッズを作ってみるのも面白いかなあと思っています。枡とかアクキーとか、不織布バッグとかですかね……。

コミックマーケット95 3日目 R-55b にておつまみ紹介本を頒布します

alstamber.hatenablog.jp

前回に続き今回もスペースをもらえましたので、コミックマーケット95にサークル「優勝部」として出展します。

新刊

「こいつのせいで俺の酒飲みが止まらない件」という本を出します。これまではわりかし真面目路線なタイトルでしたが、ほんのりラノベ風味なタイトルです。全ページフルカラーで、今のところ400円での頒布を予定しています。

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C95新刊表紙

今回は日本酒そのものではなく、日本酒を中心としたお酒に合う日本各地のおつまみ本です。現地などで見つけた美味しい料理やお菓子を筆者本人が実際に食べて、酒と合わせて、良かったものだけを紹介しています。日本酒に合わせることを意識したので、必然的にご飯のおかずにもぴったりな料理たちが集まりました。読むとお腹が空いてしまうかもしれません。

スペース

今回のスペースは 3日目(月曜日) 東R-55b です。今回も評論ジャンルなのですが、いつもと評論ジャンル自体の配置が違うので、気をつけてください!

書店委託

今回からメロンブックスさんでの委託が決まりました。 コミケに来れない方も、ぜひ女の子がアレやコレをしている本と合わせて手にとっていただければと思います。

担当者様に迅速なご対応をいただき、すでに予約販売も開始しています。

www.melonbooks.co.jp

加えて、少しだけ残っている夏コミ既刊もメロンブックスさんでの委託が開始されました。まだ予約受付状態なのですが、今在庫をメロンブックスさんの方に送っているところなので、そろそろ購入可能状態になると思います。

www.melonbooks.co.jp

その他

  • 数はそれなりにあるので、たぶん完売はないと思います
  • 既刊はあまり数がないのですが、一応持っていきます。夏コミ既刊はメロンブックスさんで買っていただくのが安全です
  • 筆者は挨拶回りなどあるので、午後からスペースにいる予定です。何か話しかけたいという方は、昼過ぎにスペースに来てください

blogをHTTPS化した

めっちゃ今更ですが、最近久しぶりにblogに投稿し、さらにもういくつかblogに投稿を記事する予定が出てきて、ふと思い出したのでblogのHTTPS化を行いました。

特に変なプラグインとかは使っていないので問題ないと思いますが、なにか問題が起きていれば指摘をお願いします。

疑問詞 "why" といえば

この記事は、whywaita Advent Calendar 2018 - Adventar 8日目 の記事です。昨日は id:icchyr さんの whywaita Advent Calendar 7日目の記事です - 雑記 でした。

id:hogashi さんも Advent Calendar の記事中で言及されていましたが、whywaita くんというと、英単語の "why" のことを思い出す人も多いでしょう。私は今に至るまで「なぜ why という名前なのだろう?」という疑問を抱きつづけています。

ここいらでせっかくの機会ですし、"why" という単語についてちょっと考えてみましょう。why は英語の疑問詞の1つですが、思えば疑問詞と言われる単語はだいたいみんな wh- から始まります。what, who, when, where などなど……。かと思えば、一つだけ仲間はずれのやつがありますね。how です。今日はこのあたりの小ネタを紹介したいと思います。

英語の歴史をずっとたどっていくと、だいたい5世紀から12世紀ぐらいまでの間に使われていた古英語という言語にいきつきます。この古英語を見ていると、実は疑問詞のうちいくつかはもともと一つの単語 hwā *1 だったことがわかります。古英語は、今の英語よりはるかに単語の変化という意味では複雑で、性の区別がありましたし、格も主格 (いわゆる主語になるもの)・対格 (直接目的語になるもの)・属格 (所有を表すもの)・与格 (間接目的を表すもの)・具格 (手段を表すもの) の5つがありました。単語 hwā の格変化を示した表が以下の表です。

男性 女性 中性
主格 hwā hwā hwæt
対格 hwone, hwæne hwone, hwæne hwæt
属格 hwæs hwæs hwæs
与格 hwām, hwǣm hwām, hwǣm hwām, hwǣm
具格 hwȳ, hwon hwȳ, hwon hwȳ, hwon

男性・女性の主格だった hwā が who、中性の主格だった hwæt が what、属格の hwæs が whose、与格の hwām, hwǣm が whom、具格の hwȳ が why になったのです。who, what, whose, whom, why はもとも同じ単語だったんですね。

もともと古英語では hw- と綴っていたものが、一体どうして wh- とひっくり返ったのかという疑問も出てくるかもしれません。これについては、よく理由がわかってないようです。本を読んでいると、「見た目が wh- のほうがいいから」みたいな、「本当か?」と思うような理由が説明されていたりもします。他には、12世紀ごろにフランス語の綴り方の影響を受けたものという説もあるようです (例えばこの一例として、hlaf という単語の "h" が脱落して loaf と変化した例があります) 。

how だけ wh- で始まらない理由は、この綴りの入れ替わり現象から説明されます。 how は、hwā ファミリーとは別の hwū という単語だったのですが、古英語も後期の方になると w が抜け落ちて、hū と綴られるようになっていたのです。ū は、「ウー」みたいな音なので、w と ū を連続して発音すると w のほうが曖昧になってしまうという理由があったのでしょう。結果として、そもそも入れ替わり対象となる hw- という綴りが存在せず、この現象の影響を受けなかったと言われています。

ある単語に hw- をつけることで、他の疑問詞の語源を探ることもできます。 例えば古英語の þonne (今の then にあたる単語) に hw- をつけると hwonne という単語になりますが、これが歴史を下ると when となります。なんとなく似てますよね。同じく、古英語の þær (今の there にあたる単語)に hw- をつけると、hwær となって、これは今の where です。here, where, there と場所に関する英単語に -ere という共通した語尾を持っているのも、もともとの語源をたどると同じところに行き着くからなのでしょう。

つまり、whywaita は文章中で使用する際、格変化させて whatwaita とか whowaita とかにするのが古英語的には正しいのです。しかし、 whenwaita とか wherewaita とするのは、もともとから別の単語なので適切ではありません。

明日は otofune さんの予定です。

*1:「ホワー」みたいに読むようです