2022年に買ってよかったもの
2023年になったので、2022年に購入してよかったものをまとめておきます。 今回は下に行けば行くほど個人的により良かったと感じているものになるように並べてみました。
- Anker/Belkin 柔らかいUSBケーブル
- サンワサプライ CB-CT5
- Zwilling Arc
- 日本将棋連盟 免状額 ほまれ
- mont-bell ウォーキングソックス
- ユウボク東京 デイズポーチ
- Belkin BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1
- Logicool MX Master 3S
- ぐんま名月 りんごの木オーナー権
- GREGORY RHUNE 22
- Arc'teryx Atom LT Hoodie
- New Balance M2002R
- HERMES カードケース
- icebreaker オアシス200 ロングスリーブ クルーネック
- Arc'teryx Kyanite AR Hoodie
Anker/Belkin 柔らかいUSBケーブル
ガジェットを色々持っていると、充電用のケーブルが必要になります。気軽に持ち運べて取り回ししやすいケーブルとして、AnkerおよびBelkinが販売している「柔らかいUSBケーブル」を購入しました。
上記の記事の後半で紹介している Belkin BOOST↑CHARGE FlexとAnker PowerLine III Flowです。いずれも外装にシリコンを採用することで絡みにくいのに加え、また線の構造を工夫することで柔らかくふにゃふにゃとしたケーブルになっています。ポーチにも入れやすいですし、絡みにくいので取り出しやすいのも良い点。やや太めに作られているので、断線しにくそうでもあります。
サンワサプライ CB-CT5
作業机の下で大変なことになっていたケーブル類を整理するために、ケーブルラックを購入しました。
— alstamber@C101 2日目東ピ29b ヌン茶本 (@alstamber) 2022年9月28日
サンワサプライのCB-CT5というもので、机の下にクランプを使って取り付けるタイプのものです。机の表面にクランプの一部が露出してしまうのが難点ですが、すでにモニターアームを始めいろいろなものが露出しているので、それほど邪魔にならないだろうと思いこちらにしました。
机の下で大変なことになっていたケーブルをぶち込む pic.twitter.com/EUgXRNUQ43
— alstamber@C101 2日目東ピ29b ヌン茶本 (@alstamber) 2022年9月28日
写真からおわかりになるかもしれませんがラックは布でできています。マジックテープがくっつく表面加工になっているので、ここに電源タップやACアダプター、ケーブル類を乗せてマジックテープで固定しながらまとめていきます。
かなりスッキリ pic.twitter.com/RNd8WTgQ1c
— alstamber@C101 2日目東ピ29b ヌン茶本 (@alstamber) 2022年9月28日
結構な容量のあるラックで、散らかっていたケーブルをほとんどすべてここにまとめることができました。足にケーブルが引っかかることもなくなって快適になりましたし、見栄えが非常に良くなったのも満足度が高いです。
Zwilling Arc
家で調理をする際に使っている包丁が結構前から使っているもので、いい加減全く切れなくなり危険を感じるようになりました。もともとどこで買ったかも思い出せない安い包丁を使っていたのですが、今回買い替えるにあたってはもう少し良さそうなものに買い替えてみました。いろいろな包丁を検討しましたが、Zwilling Arc の手に馴染む感じが良いなと思って購入しました。双子のちょっとかわいいロゴも気に入っています。
包丁購入しました
— alstamber@C101 2日目東ピ29b ヌン茶本 (@alstamber) 2022年5月9日
ツヴィリングというブランドのやつです
持った時の手の馴染みの良さが素晴らしかったのでこれにしてみました
見た目も良く使うのが楽しい包丁です pic.twitter.com/OkAWGXL30y
ペティも買った pic.twitter.com/wO9ONWCnhi
— alstamber@C101 2日目東ピ29b ヌン茶本 (@alstamber) 2022年6月5日
最初はもともと持っていた包丁の置き換えということで三徳包丁を買いましたが、その後ペティナイフも買い足しました。このペティナイフのサイズ感がちょうどよくて、最近はペティナイフの使用頻度が高いです。肉を切るのにも使えますし、ピーマンやにんじん、玉ねぎを切ったりするのにも便利。流石にキャベツや白菜のような巨大な野菜は手に負えないですが、そのような野菜を扱う頻度はあまり高くないので、自然とペティナイフに手が伸びます。
日本将棋連盟 免状額 ほまれ
将棋が趣味で、一応段位を証明する免状も持っているのですが、免状を入れる額がそこそこのお値段なので、箱に入れたままほったらかしにしていました。しかし2022年10月1日より値上げされるということで、いずれどこかのタイミングで買うなら値上げ前にと6月ごろに購入しました。日本将棋連盟から販売されている公式(?)な免状額は2種類あるのですが、今回購入したのは「ほまれ」という安いほうです。お値段もそうですが、デザイン的にもこちらのほうが好みでした。
思ってたよりでかいものが届いてワロタ pic.twitter.com/Q9T7SAO9Q9
— alstamber@C101 2日目東ピ29b ヌン茶本 (@alstamber) 2022年6月25日
早速免状を入れてみましたが、やはり額に入っているとさまになります。正直なところ実力よりも少し高い段位をいただいたと思っているので、段位に見合うようこれからも勉強を続けていきたいと思っています。
mont-bell ウォーキングソックス
もともとあまり服には興味がない性格なのですが、今年に入って高機能なウェアに対する興味が湧いています。秋冬に履く温かい靴下として購入したのがmont-bellのウォーキングソックスでした。
モンベル | オンラインショップ | メリノウール ウォーキング ソックス
税込1,650円で、ユ○クロで靴下が1足290円で買える時代にちょっと高いかもしれませんが、非常に快適です。
まず、靴下自体が立体的な構造をしていてずり落ちにくくなっています。また足裏には弾力性のあるパイルが配されていて、暖かさが確保されているとともに、歩くときに適度にクッションになってくれます。なので長時間歩いても疲れにくいということです。ウォーキングソックスと名乗っているだけはあります。
素材はメリノウールというウールの一種をメインにした混紡です。ウールというとチクチクする印象がありますが、メリノウールは繊維が非常に細く、人間の肌がチクチクすると感じにくい太さになっています。実際に履いてみてもチクチク感はありませんでした。むしろ立体構造のフィット感と合わさって、包まれているような心地よさを感じます。
メリノウールは抗菌作用がある素材なので、汗を吸っても臭くなりにくいという特徴があります。これが靴下にしたときに有用で、一日中履き続けても綿の靴下に比べて臭くなりません。夏に履く用として、薄手のメリノウールの靴下も欲しくなっているところです。
ウールかつパイルがあってモコモコしているので、洗濯すると毛玉は少し出やすいと感じます。しかしそれを上回る利点があると感じているので、今後少しずつ秋冬用の靴下の中でこの靴下の割合を増やしていきたいなと思っています。mont-bell以外のブランドに手を出してみても良さそうです。
ユウボク東京 デイズポーチ
日々の仕事や日常生活でパソコンやタブレット、スマートフォンなどを使っていると、これらの周辺機器、例えば充電ケーブルやACアダプターなどをどのようにしまっておくかという問題が発生します。もともとは綿の袋にまとめて入れていたのですが、特に仕切りなどもない袋なので、中でケーブルが絡まったりして面倒なことがよく発生していたこともあり、きちんと仕切りが設けられたガジェット収納に特化したポーチがほしいなと思っていました。
色々検討して購入したのが、ユウボク東京というブランドのデイズポーチです。インターネット上に山のように称賛記事が上がっていて正直ちょっと胡散臭い感じはしたのですが、実際に使ってみるとなかなか良いものでした。
このポーチの良さは色々ありますが、ポーチの底面が固く作ってあり、ポーチ全体も固めの素材で構成されているので、立てて使うことができる点をまず挙げたいです。立てられると、机の上に置いてもスペースをあまり取らないですし、中身の一覧性も高いです。
またジッパー部分がおそらく登山グッズから着想を得たであろう大ぶりな構造になっていて、つかみやすく開けやすい作りになっているのも良い点です。開口部分にワイヤーが入っているので、ジッパーを開けるとガバっと中を開くことができ、中身が見やすく取り出しやすいのも嬉しいポイント。ポーチを開けて中身を探し取り出した後ポーチを閉じる、という一連の動作がストレスなく行えるというのは当たり前のことのように思えますが、これを高いレベルで実現していると思います。
Belkin BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1
今年はMagSafe対応のiPhoneに買い替えたので、MagSafeでiPhoneを充電しながらApple Watchやワイヤレスイヤホンも充電できる充電スタンドがほしいなと思っていました。そんなわがままにしっかり応えてくれたのが Belkin の BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 です。
MagSafeでのiPhoneの充電、Apple Watchの充電、Qi対応機器の充電の3つを同時にこなせます。デザインがオシャレで、机の上に置いたときにさまになるのもポイントが高いです。
MagSafe部分ですがサードパーティ製品によくあるQi充電器に磁石を付けただけのものではなく、本物のMagSafeとしてAppleの認証を通過しています。なので本物のMagSafeにしか許されていない15Wでの給電が可能です。これくらいの出力電力ですと、30%くらいまで減ってきたときにこのスタンドにiPhoneを置いて2時間程度放置すると90%くらいまで電池が戻ってくる、という使い方ができて、充電という概念を以前ほど意識しなくても良くなりました。
またApple Watchの充電部分も、Apple Watch Series 7からの機能である高速充電に対応。45分で0%から80%まで戻ってくるそうですが、残念ながら私はApple Watch Series 7以降を持っていないのでこちらは試せていません。すぐ壊れるような充電スタンドではないと思うので、いずれApple Watchを買い替えることがあれば、そのときにその威力を体感してみたいと思います。
Logicool MX Master 3S
今年の夏ごろに突然今まで使っていたマウスのMX Master 2Sが壊れてしまいました。マウスがないとPC作業に致命的な支障があるので急遽購入したのが後継モデルのMX Master 3Sです。購入時の紹介記事もあります。
このマウスはお値段は結構しますが、その分かなり高機能です。アプリごとにマウスのボタンの機能を変えることができて、たとえばブラウザでこの操作をしたらタブを閉じる、といった設定ができます。これのおかげでブラウザやAdobe系のソフトの操作性がぐんとアップします。
全体的に静音設計になっていて、クリック音もホイールの回転音も静かなのも地味ではありますが改善点だと感じます。リモート会議のときにマウスをぶん回すとうるさいんじゃないかと気になっていましたが、もう気にすることはなくなりました。
MX Masterシリーズは総じて非常に出来が良いマウスで、今後もこのシリーズがなくならない限りは愛用し続けるつもりです。
ぐんま名月 りんごの木オーナー権
JALショッピングで販売されていた「ぐんま名月」りんごの木オーナー権というものを購入していました。
ぐんま名月は、群馬県原産のりんごの品種です。蜜がたっぷり詰まっていて糖度が高く、また基本的には赤くならず黄緑色になる特徴を持ったりんごです。生産量が多くなく、一般のお店で販売されているところを見ることがあまりない、珍しいりんごです。
自分がオーナー権を得たりんごの木を時々世話しつつ収穫まで楽しめるという経験は今までになかったもので、この経験ができただけで良い買い物だったと思っています。収穫したりんごも大変美味しく、量はなかなか多かったですが、生で食べたり料理に使ったりして多様に楽しめました。
GREGORY RHUNE 22
大学生時代から数えてずいぶん長い間、ずっとカバンといえばトートバッグを使っていました。特にトートバッグじゃないとだめというわけでもなかったですが、構造が簡単なので安く手に入る物も多く、汚れてきたら新しいのに取り替えるという形で特に不満なく使っていました。しかし、仕事や旅行の時などに少し重い荷物を入れると、荷重が片側の肩にだけかかるので疲れやすいですし、体のバランスにも良くなさそうなのが気になり始めました。そこで普段遣いのカバンとしてバックパックを購入しようと思いました。
いろいろなバックパックを実際に背負ったりして最終的に手にしたのが、GREGORY の RHUNE (ルーヌ) 22 です。私がバックパックに求める機能は
- パソコンとタブレットがクッションのついた専用スリーブに収納できること
- サイドにペットボトルや水筒を入れられる独立したポケットがあること
- 3~5kg程度の荷重をかけたときに負担なく背負えること
でした。これらをきちんと満たしていて、かつデザイン的にも私の好みだったのがこちらでした。GREGORY 直営店のスタッフさんのお話によると結構人気の商品らしく、今年の夏に発売されて以来売り切れになっていることも多いとのこと。
パソコンとタブレットそれぞれが入れられる専用スリーブが備わっています。13inch の MacBook Pro がかなり余裕を持って入れられますし、12.9inch の iPad Pro はちょうどいいサイズ感で入ります。
背面は街使い用のバックパックとしては結構いかつい構造です。これは GREGORY のフラグシップモデルであるバルトロ・ディヴァの背面と同じ素材が使われているんだそうです。何日も重い荷物を背負って移動するような過酷な登山向けに作られたザックと同じ素材なので、背負ったときの快適さは抜群だと感じます。ショルダーハーネスもかなり分厚く太いものが取り付けられていて、きちんと調整すれば肩への負担感がかなり軽減されます。バックパックが体にフィットするので、背負っているというよりは背中に取り付けている感覚に近いです。
Arc'teryx Atom LT Hoodie
防寒に使える服がいまいち不足していて、そろそろ インサレーションジャケット (中綿が入っている防寒用のジャケット) が欲しいなと思って購入しました。
Arc'teryxはもともと登山をはじめとするアウトドア向けのウェアを作っているブランドで、最近はそのシンプルなデザインが受けているのか街中で着用している人もよく見かけます。今回購入した Atom LT Hoodie は、Arc'teryx が出しているインサレーションジャケットの中でも多目的に使いやすいことから人気のモデルだそうですが、ここ最近は人気が出すぎてお店に在庫がないことが多いんだそうです。今回はたまたま自分の体にフィットするサイズかつ好みの色のものが1つだけ残っていて、それを購入した形になりました。購入した色はOrcaという色で、黒いシルエットに白の差し色がいい感じだと思います。
Atom LT Hoodieには化学繊維の綿が入っていて、結構薄手の仕立てになっているのですが、その薄さからは想像できないほど保温力があります。寒い地域だと不足するとは思いますが、東京の冬の寒さくらいなら全然これでも大丈夫だと感じます。表地のナイロン生地が柔らかくてしなやかな素材になっており、また立体裁断なパターンが採用されているので、体へのフィット感がよく動きやすいです。そこそこ暖かくて、動きやすい、普段づかいしやすいジャケットです。ライトダウンジャケット代わりに使える感じですね。
裏地にはDope Permeair 20というナイロン生地が使われていて、通気性が確保されています。脇腹部分がフリース生地になっていて、これも通気性に寄与しています。適度な通気性は暖かい場所に移動したときに熱が溜まりすぎるのを防いでくれます。
ポケットの裏側はフリース生地になっていて、手を突っ込むと結構温かいです。手を突っ込んだまま歩くのは危ないのでよしたほうが良いですけどね。左の内側にポケットがもう一つついていて、これが結構な容量で便利です。
化学繊維ジャケットなので、汚れたら家の洗濯機で洗えるのも便利だと感じます。
New Balance M2002R
歩きやすいスニーカーがほしいなと思い原宿のニューバランスの直営店を訪問した際、たまたま見かけてそのまま買ってしまいました。
靴底の部分にはABZORBとNERGYという技術が使われていて、衝撃吸収性が非常に高いです。そのため長い時間歩いていても足に変な疲労が溜まりにくいように思います。衝撃吸収性だけでなく反発力が程々にあり、つま先が緩やかに反り上がる構造になっているので、足がどんどん前に進んでいきます。コロコロと転がっていくようなイメージです。かかとが接地したときにポヨンポヨンとした感覚が伝わってきて楽しい靴です。加えて、ニューバランスの中ではそうでもないようですが、一般的なスニーカーの中では軽いほうなので、それも疲労感を感じにくい理由だと思います。先日開催された冬のコミックマーケットでも履いて、脚の疲労感軽減に貢献してくれました。
靴底の地面に接地する部分は、N-duranceという耐摩耗性に優れた素材が使われているそうで、手入れすれば長く履けそうなのも嬉しいです。
履き口やベロの部分が分厚く作られているのも特徴だと思います。ここがくるぶしのあたりを包み込んでくれます。非常に柔らかい当たり方で、購入してどんどん履いていますが、全く靴ずれしそうにありません。
ニューバランス直営店では、足の形を3Dスキャンして最適なサイズを提示してくれるサービスを無料で受けられます。私もこのサービスを受けたのですが、なんと今まで自分が合っていると思っていたサイズよりも1cm小さいサイズがジャストサイズだとわかって衝撃的でした。実際にそのサイズを履いてみると今までよりもピッタリ足にフィットしていて、それでいて動きにくさはなく、たしかにちょうどいいサイズだということがわかりました。ちゃんと合ったサイズの靴を履くことは足の健康のためにも大事だと思うので、周りの人にも足のサイズの測定を勧めていこうと思いました。
HERMES カードケース
私は普段からキャッシュレス決済を中心とした生活をしているので、日常使いの財布としてカードケースを使っています。もともとはZepirionというブランドのカードケースを使っていたのですが、フォーマルな場でも使いやすい革製のカードケースがほしいなと思っていました。
そこで購入したのが HERMES のカードケースです。MC2 *1 というメンズ向けラインのカードケースになっています。あまり数が出回っていないもののようなのですが、運良く手に入れることができました。中にカードが4枚入るスリーブがあって、その裏側にポケットが2つあるという構造です。個人的にはカードが4枚入ればよかったので、シンプルかつ必要十分な容量を備えたカードケースです。
HERMES なのでお値段はなかなかでしたが、革の質感や手に馴染む使い勝手の良さなど大変満足できるものです。非常に気に入ったので、最近は普段の生活でもこちらのカードケースばかり使っています。
icebreaker オアシス200 ロングスリーブ クルーネック
今年の冬はどうやら例年よりも寒くなるらしいという話を聞いて、寒さ対策に使えるインナーウェアを買おうと思いました。
寒さ対策のインナーウェアというとユ○クロのヒートテックが有名ですが、ヒートテックはどうも私の肌に合わず、肌荒れが出やすいこともあって敬遠していました。ヒートテックに含まれる繊維が水分を吸いすぎて肌が乾燥しているんじゃないかと思います。今回購入したicebreaker オアシス200 ロングスリーブ クルーネックはそんな私にぴったりでした。
見た目はただの長袖Tシャツです。デザインもシンプルで、割とどんな服にでも合わせられそうなのが良いです。このシャツはメリノウールでできています。メリノウールなのでウールでありながらチクチク感はなく、縫い目もフラットシーマという平らな構造になっていて、肌当たりが柔らかいです。綿のシャツと比べて僅かな光沢感があり、質感が良い印象を受けます。
メリノウールもヒートテックと同様に水分を吸って発熱する性質を持っています。なので肌が乾燥するじゃないかと心配になるところですが、ヒートテックに比べて吸収力が穏やかで、肌の水分を全部持っていかれるということはありません。ちょうどいいくらいに水分を吸ってちょうどいいくらいに発熱してくれるという性質が心地よいです。
ウールなので洗濯は綿のシャツに比べると少しだけ手間です。といっても裏返してネットに入れた上でエマールを使って洗濯機の弱水流モードで洗えばよく、クリーニングに出したりする必要はないので、慣れてくればそこまで手間とも感じなくなります。毛玉もほとんど出ていません。
非常に快適なので、洗濯している間以外はこれを着ているときが多いです。もう少し買い足そうかと思っているくらいですね。
Arc'teryx Kyanite AR Hoodie
今までフリースというものを買ったことがなかったんですが、やはり寒さ対策の定番といえばフリースということで、買ってみたのがArc'teryx のKyanite AR Hoodieです。
Polartec PowerStrech Proという生地を採用しています。PowerStrech Proという名前の通り、とにかく伸縮性が高いです。縦にも横にも斜めにもビヨンビヨン伸びるので体に適度にフィットして着心地が良いです。Atom LT Hoodieと同じく立体裁断パターンになっているのもフィット感に寄与していると思います。適度にフィットし、あまり分厚くないのでシルエットもダボつきません。体を動かすとそれに追従して伸びるので、体の動かしやすさもじゅうぶんです。
そんなに厚くないはずなのに着た瞬間から包まれるような暖かさを感じます。Polartecの技術力を存分に感じられる製品です。
表地は起毛しておらずスウェットのような質感になっています。滑りが良いので上からさらにジャケットを重ねたりもしやすいですし、触り心地が非常に良いです。ナイロン生地なので摩耗性は高いと思いますが、金属のものでこするとちょっと毛玉ができてしまいましたので、めちゃくちゃ乱暴に扱っても大丈夫というわけではなさそうです。裏地は起毛していて、肌触り良好です。
春秋ならこれをアウターに、冬なら重ねやすさを生かしてインナーの防寒着として使えそうです。着心地がとにかく良いので、部屋着としても使いやすいです。なんだったら今この記事を書いているときも着ています。
フリースにしてはびっくりする価格なのと、とにかく入手性が悪いこと以外は素敵な服だと思います。フードが付いていないバージョンも欲しくなっています。
*1:エムセードゥと読むそうです
コミックマーケット101に一般・サークル参加しました
あけましておめでとうございます。2023年もよろしくお願いします。 2022年12月30日・31日に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット101に参加しました。毎度のことですが記録のために記事を書いておこうと思います。
ちなみに前回の記事は↓です。
一般参加
今回は1日目に一般参加しました。最初に東地区に買い物に行きたかったのですが、西のアーリーしか当選しなかったので (もちろんチケットを手に入れられなかった人もいるので、当選しているだけありがたいことです)、西の待機列に並ぶことにしました。
私が持っていたアーリーチケットはC枠という8時から受付開始のものです。混んでる電車に乗りたくなかったので東京駅からJRバスを利用してビッグサイトに向かいました。7時20分発のバスに乗りましたが、乗客は9割程度で若干の空席がありました。バスは7時50分頃にビッグサイトのバスターミナルに到着しましたが、西のアーリーの入場待ち列がやぐら橋の方に形成されていたので、若干遠回りしました。列への速達性重視ならJRバスよりもりんかい線やゆりかもめを使ったほうがいいかもしれません。
今回も前回に続きチケットの確認と検温が実施されています。西・南のチケットを持っている人はイベントプラザを通って屋上展示場に上っていき、その先にある南3ホールが受付場所になっていました。受付完了後一旦南のトラックヤードに出され、そこから西のチケットを持っている人は西3・4ホールへ、南のチケットを持っている人は南4ホールに向かって、そこで待機することになります。どちらの場合も屋内で待機できるので、ふきっさらしの東駐車場での待機を強いられる東よりはだいぶ楽だと感じました。ちなみに西3・4ホールに一度入るとトイレと自販機ぐらいしかないため、食料は事前に調達しておくことを強く推奨します。
西3・4ホールからどうやって入場するんだろうと思っていましたが、西3ホールを出たところにあるエスカレーターでエントランスホール近くに降りてそこから入場する形でした。この場所だとまっすぐ進めば北コンコースからゴキブリホイホイに行けるので、東へのアクセスも悪くないでしょう。実際、10時30分開場で10時37分には目的のサークルのスペースに到着していました。
会場内の人口密度は前回と同程度に感じました。特に混雑していた印象なのはVTuberジャンルの付近で、人も多かったし、並んでいるサークルも多かったと思います。一番混雑していたのは企業ブースでした。久しぶりに行ったのですが、新型コロナ登場前とそんなに密度が変わらないのでは?と正直思いました。今回は欲しいものがあったので仕方なく行きましたが、正直よっぽどのことがない限り行きたくないところです。
帰りもJRバスを使いました。閉会30分ぐらい前にバス乗り場について、30分ぐらい待ったと思います。ちょっと待ち時間が長く、これ以上待つなら利用は考え直したいなと思いました。
JRバスの左側の座席に座ると東京タワーがちょうど見えるスポットがあっていい感じです。
サークル参加
2日目にサークル参加をしました。
行きはゆりかもめ利用で逆三角形の下からの入場です。C100と同じく入口でチケットを簡単に確認、ゴキブリホイホイの手前のコンコースでチケットの回収と検温という流れでした。受付の流れはスムースで、スペースまで速やかに移動できました。
C99でなくなっていたスペース配布のチラシが復活していました。またマスクとアルコールティッシュの配布がなくなっていました。これで見本誌の封筒提出以外はC97以前のスタイルに戻ったことになります。スペース配布のチラシってどれぐらい効果があるんでしょうかね。私は正直あまり目を通さないのですが、他の方はどうでしょうか?机同士の間隔は変わらず少し開けてありました。外への出入りがしやすいのでこれは当選率に影響が出ないのであれば続けてほしいです。
スペースの設営は、既刊と新刊の2種になったので段々ダンボールを復活させたのと、「お釣り出せます」ポップを追加してみたこと、後は追加イスが借りられるようになったので借りてみたのが主な変更点です。
設営完了しました
— alstamber (@alstamber) 2022年12月30日
本日はよろしくお願いします!#C101 #設営完了 pic.twitter.com/qKAaNwVlCC
こんなものを用意してみた pic.twitter.com/InbQfs0KkD
— alstamber (@alstamber) 2022年12月27日
やはり段々ダンボールがあるとスペースがにぎやかな感じになっていいですね。新刊一つだけだと管理は楽なんですが、スペースの盛り上がりは大量に搬入でもしない限り出しにくいと思っています。「お釣り出せます」ポップは、500円の本を頒布すると撤収時に大量の500円玉が発生して持って帰るのが大変になる問題の対策になればと思って用意してみました。どれくらい機能したか定量的には測定していませんが、撤収後に硬貨と比べて結構お札が残ったので、多少の効果はあったのではないかと思います。追加イスは500円しますが、あるとやはり便利なので借りておいて損はないと思いました。
Twitterを見ていてあまり欠席報告も多くないと感じていましたが、実際欠席しているサークルは多くないと見えました。概ね欠席率はC97以前の水準に戻ったのではないでしょうか。評論・情報ジャンルの人流は前回よりも増えた印象です。通路に人が溜まって若干流れが悪くなるようなことも起きていて、C97以前の雰囲気に近づいたと思います。
今回は「評論・情報」という大ジャンル自体は変えないままでしたが、その中でのジャンルを少し変えて、紅茶に関する本を新刊にしての参加でした。どれくらい数が出るかもわからなかったので、C97のときより少し少なめの搬入数で臨んだのですが、結果としては1時間半で完売という形になりました。これは今までサークル参加してきた中でも最速のペースでした。その後も多くの方にスペース訪問していただき、完売を惜しむ声もいただいたので、新刊をほしいと思っていただいたすべての方にお渡しできなかったことは申し訳なく思っています。
これまでの体験だと、午前中はそんなに数が出なくて、12時前ぐらいから人の波がやってくるとともに数が出るようになり、14時前には落ち着くという動きだったのですが、今回は開場直後から結構なペースで数が出て、11時台になって若干落ち着きつつもそこそこのペースで出続けた結果、12時前後には搬入分がなくなるという動きになってしまいました。少しジャンルを変えたことによる影響なのか、評論・情報自体の人流が前回よりも多かった影響なのか、細かく分析はできていませんが、この動きを読みきれなかったところが早すぎる完売の原因だと考えています。
コミックマーケットに来れない方向けにも本を手に取っていただこうと、弊サークルではメロンブックスさんでの委託販売も行っています。が、今回の紅茶というテーマを踏まえると男性ユーザーが多そうなメロンブックスさんだけでは手にとってもらいにくいかと思い、BOOTHでの自家頒布にトライすることにしました。試験的な取り組みだったので少部数の用意でしたが、本日時点で完売しており、BOOTHを通してより多くの方に新刊をお届けできることがわかったのは収穫でした。夏以降も用意数をもう少し増やして続けていきたいとは思っていますが、一個ずつ同人誌を封筒に詰めて発送する作業ができる量には限界があるので、あくまでサブ的な頒布方法にとどめる予定です。
搬出はすっかり恒例ですがゆうパックを利用しました。搬出自体はスムースで良かったですが、コスプレしている人の間を縫うようにしないとたどり着けない導線は相変わらずでした。申し訳ない気持ちでいっぱいになるのでこれはやっぱり改善してほしいです。C102の申込時アンケートにも書いておこうと思います。
帰りはJRバスで帰ろうとしましたが、閉会時間頃に待機列に到着、その後1時間弱待っても乗れなかったので、結局ゆりかもめで帰りました。復路のJRバスは需要に対して明らかに本数が不足しているようです。回送運転の横流しらしいので増発は難しいかもしれませんが、できるのであればさらに増発をお願いしたいところです。
C102に向けた反省
C102ではC101で頒布した本の続編を持っていくつもりで、またさらに入場者数の上限を引き上げるという話も聞こえてきているので、今回の動きから順当に考えればもう少し搬入数は増やしたほうが良さそうです。メロンブックスさんでの出方ももう少し伺いつつ、C102ではどのように頒布するかを考えていきたいです。
搬入というと、今回はダンボールに新刊と既刊を詰めて手搬入したのですが、正直かなり大変でした。C99、C100と搬入量が相当少なかったので完全に間隔が麻痺していました。C102では新刊に合わせてC100、C101の既刊も持っていくことを考えると、手搬入はさすがに無理と考えたほうが良さそうです。新刊は直接搬入で良いとして、既刊や設営用の什器をスムースに搬入する方法を考える必要があります。宅配搬入は業者のいい話を聞かないのであんまり使いたくはないのですが……。
りんごの木のオーナーになってみた
この記事は whywaita Advent Calendar 2022 - Adventar の17日目の記事です。昨日は kadokusei さんの JGC取得2022 - /var/log/ でした。
kadokuseiさんの記事にもある通り、whywaitaさんといえばJAL派で、しかも上級会員様だという噂を耳にしたのですが、そんなJALが面白い商品を販売していたので買ってみた話です。
「ぐんま名月」という品種のりんごの木のオーナー権です。JALがなぜこんなものを販売しているのかは一寸謎ですが、地域を活性化することで飛行機に乗ってくれる人がどんどん増えればいいなということなんじゃないかと思います。
「ぐんま名月」というりんごのことをこの商品のことを知るまで知らなかったのですが、群馬県が原産で、酸味が少なく蜜がたっぷり入って甘みが強いりんごだそうです。全国の総計を見ても栽培面積が非常に少なく、あまり市場には出回らない珍しいりんごです。
抽選販売で、49,900円と結構な高額商品だったのですが、運よく当選したので購入したという次第です。
申し込んだのが今年の3月くらいで、当選のお知らせが来たのが4月の中旬でした。お知らせが来たその日に購入手続きを行い、ゴールデンウィークの頃に書類一式が送られてきました。
群馬県のみなかみ町というところにある「群馬県みなかみフルーツランド モギトーレ」という果樹園に植えられている木のオーナーになります。
書類と一緒に入っていたものにみなかみ町で使える地域通貨がありました。5,000円の価値があり、みなかみ町にあるさまざまな施設で利用可能です。セブンイレブンでも利用可能なようでしたし、モギトーレでも使用可能だったので、使い道に困るということはないでしょう。
オーナー権は収穫までのおおよそ半年間の契約で、その間はモギトーレに実際に訪問することで、木のお世話のお手伝いをしたり、収穫を自分で行ったりすることが可能です。りんごの収穫量は1本あたり35kgが保証されており、万が一天候などの理由で足りない場合は他の木から補充してもらえます。収穫時期に訪問できない場合は、モギトーレのスタッフさんが収穫を代行してくれるようです。
木でできたオーナー認定証も同梱されていました。
ぐんま名月の収穫時期は11月の前半です。10月の上旬頃にJALの事務局から収穫時期が近づいている旨のお知らせがメールで送られてきました。モギトーレに直接連絡して、いつ収穫に訪問するかあらかじめ伝えておきます。収穫日は11月3日に決めました。
群馬には車で向かいました。ちょうど秋の行楽日和だったこともあってか微妙に渋滞する関越道を進んで、モギトーレに向かいます。
モギトーレでは、りんご以外にもさまざまな果物の木が育てられています。春はいちご、夏はさくらんぼやプラム、秋はりんごやぶどうと年間通してさまざまな果物を楽しめるようですね。BBQ広場でのBBQもできますが、ここは昼の遅い時間に行くと新規の利用ができないので要注意です。ちなみにわたしたちのりんごの木はこの地図の左下にちっちゃくあるりんご園で育っています。最初に伺ったときはちょっと迷ってしまいました。
車で木のある場所に移動します。木にはたくさんのりんごがなっていました。木にも私の名前がついていて、オーナーが誰なのか明示されています。黄色いのでまだ熟れていないのかなと思われるかもしれませんが、ぐんま名月は黄色い状態でじゅうぶん熟れていて食べ頃です。太陽がよく当たっているところは赤くなったりもします。
スタッフさんからりんごの収穫方法を教えてもらいます。ハサミを使ったりするのではなく、りんごを手で持って上に持ち上げるようにすると柄 (果柄というそうです) の部分が自然にぷちんと切れて収穫できます。
脚立も使いながら木になっているりんごをすべて収穫しました。全部で140個ぐらい収穫でき、35kgを上回る収穫量だったので、これをダンボールに詰めてそのまま持って帰ることにしました。ダンボールはご厚意で事務所にあったものを無料でいただきました。ありがとうございました!
なお、今回のオーナー権は収穫したりんごのうち5個をJALに寄付するという契約だったので、きれいなものを5つ選んでモギトーレのスタッフさんにお渡ししました。JALに寄付したりんごは、東京の小学校での出張授業に活用されるそうです。小学生たちが地域の名産について学ぶという、旅行を生業とする企業ならではの授業が行われているようです。
今回は3人でりんごの収穫をして、取れ高を三等分して持って帰りました。三等分してもざっくり40個以上のりんごです。しばらくりんごづくしの日々を送りましたが、一番消費量が多かったのは生食だったと思います。蜜がたっぷり詰まっていて糖度の高いりんごなので、そのまま食べるのが素材の味を一番感じられる食べ方です。皮を剥いて切るだけで蜜がりんごのあちこちに浮き上がってきます。かと言って甘さがくどすぎるという印象もなく、品よい甘さで食べ疲れしません。食感はどちらかというと硬めで、食べごたえをしっかり感じられるというところです。
料理に使ったりもしました。写真を残していなかったですが、りんごの豚肉巻きを作ったり、カレーに入れたり、そのまま焼いたりしました。また砂糖と合わせてコンフィチュールを作ったりもしました。コンフィチュールとは、果物をシロップや香辛料とともに煮詰めて作る保存食で、ジャムと似ていますが、より果物のもともとの形状が残っていて、ジェル状にはなっていないものを指します。ぐんま名月の良い食感を生かしておきたいと思って、あえてジャムではなくコンフィチュールにしたというところです。トーストに乗せてもいいですし、紅茶に入れたりしても美味しかったです。
あとは10個ほどを人に配ったりしました。ぐんま名月の「布教活動」ができたかなと思います。最初は消費するのが大変かと思いましたが、おいしいりんごなので意外とぺろりと平らげられました。
今回の商品にはもう一つ特典がついています。それは希望した日に旬のフルーツをたくさん使った特製のフルーツタルトが送られてくるというもの。ちょうどクリスマスも近いですし、クリスマスの日にお願いしました。この時期はいちごのタルトが送られてくるということで、今からその到着が楽しみです。
なかなか高級な商品でしたが、なかなかできない体験ができて楽しい思い出作りになりましたし、収穫できたりんごも非常に美味しかったので、買ってよかったと思っています。また機会があればぜひトライしてみたいですね。
明日はnakanokurenaiさんです。よろしくお願いします。
アメックスとダイナースから誕生日プレゼントが届いた 2022
私事ではありますが、先日11月7日に誕生日を迎えました。私はアメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードと、ダイナースクラブ・プレミアムカードというカードを持っているのですが、これらのカードを持っていると毎年誕生日にプレゼントが送られてきます。毎年何が送られてくるかは秘密となっています。昨年はアメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードのみを持っていて、5,000円分のトラベルクーポンが送られてきました。
まずはアメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードから。
こんな感じの封筒に入って送られてきました。封筒というところでなんとなく察していたのですが……
今年も5,000円のトラベルクレジットでした!実際のところこれはほぼ金券のようなものなので結構ありがたいんですけどね。しかも昨年は10,000円以上の商品購入が必要でしたが、今年は5,000円以上で良くなっていて使い勝手が良くなりました。今年はもう宿泊の計画がないので、来年以降に活用したいと思います。
こちらはダンボールでした。実はこのダンボールに貼ってある荷票に内容物の名前が書いてあったので、開ける前から何が入っているかはわかっていたのですが……
サーモジャグでした!卓上の保温・保冷ポットとして使えるものですね。ダイナースクラブ・プレミアムカードのロゴも入っています。お茶を飲むのが好きなので、お茶を淹れるときに使ったりしてみようかなと思います。
Anker 735 Charger (GaNPrime 65W) を購入したのでレビューしてみる
カバンに入れて持ち歩くモバイル充電器がほしいなと思い、Anker 735 Charger (GaNPrime 65W) を購入しました。先月オープンしたばかりのAnker Store 八重洲にてオープン記念の10%オフでの購入です。
選んだ理由
もともとカバンに入れて持ち歩くモバイル充電器がほしいなと思っていました。要件としては
- Type-Cが2ポート以上あること
- 単ポートで60W以上出力できること
- Type-Aはあったら嬉しい *1
がありました。この条件を満たしていて、各種レビューにて怪しくないことが確認されている製品をピックアップしたところ
Anker PowerPort III 3-Port 65W Podwww.ankerjapan.com
Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)www.ankerjapan.com
の2つが見えてきました。どちらを買っても良かったのですが、せっかくならより新しい製品を買ってみようと思い、Anker 735 Charger (GaNPrime 65W) を購入しました。
特徴
Anker 735 Chargerは2022年8月に発売されたばかりの製品で、特徴としては「GaNPrime」という新技術が搭載されていることが挙げられます。GaNPrimeは、電源ICや回路設計を見直すことで、従来の窒化ガリウム採用の製品に比べさらに高出力・小型化を実現した技術だそうです。加えて、Dynamic Power Distributionと呼ばれる技術を採用しており、各ポートが必要とする電力を動的に検知して配分するようになっているそうです。さらにActiveShield 2.0という技術も採用され、充電器本体の温度が上昇したときは負荷を下げて過度な温度上昇を防ぐ仕組みがさらに強化されています。高出力・高効率・高安全が盛り込まれたAnkerのフラグシップ技術ということでしょう。
フラグシップだけあって、GaNPrime採用製品の価格は高めです。今回購入したAnker 735 Chargerの定価は7,990円で、さらに高出力のものだと1万円を超えるものもあります。昔のAnker製品はそこそこ安いイメージがありましたが、最近は競合する企業も多いからか、プレミアム路線にシフトしているのかもしれません。
外観
しっかりとした箱に入っていて、プレミアム路線をアピールしています。
裏のシールは最近のApple製品のパ○リっぽい感じです。
中に入っているのは製品と簡単な説明書だけです。
私が持っているAnker PowerPort Atom PD 2という充電器と比べてみました。Anker PowerPort Atom PD 2は最大60W出力でType-Cポートを2つ備えています。Anker 735 Chargerのほうが出力も大きくポート数も多いのにずっと小さいです。重さもカタログ上は40g以上軽くなっています。ただ、実際に手で持ってみるとそこまでの差は感じません。とはいえこの小ささは素晴らしい。Anker PowerPort Atom PD 2は2019年9月発売の製品なので、たった3年しか変わらないのですが、技術の進歩を感じます。
プラグ側に入出力の情報が書かれています。公式サイトにも外箱にもプラグ部分にもPPS対応が明記されていませんが、本製品はPPSにも対応しています。PPS対応をアピールしない理由は謎です。
組み合わせを試してみる
色々な組み合わせでどのような出力が得られるのか試してみました。私はワットチェッカーを持っていないので、Macの「システム情報」から見れる電源の入力電力を観測して、どのような出力が行われているのか推測することとしました。今回使用した機材は以下のとおりです:
- MacBook Pro (13inch) …… 電池残量69%程度
- Xperia 1 III (スマホ) …… 電池残量69%程度
- Apple Watch …… 電池残量99%程度
これを様々な組み合わせで充電してみました。
組み合わせ | Macで観測した出力 |
---|---|
Type-C 1ポートのみ使用 (Macを充電) | どちらを使っても65W |
Type-C 2ポートを使用 (Macとスマートフォンを充電) | 上ポートは33W 下ポートは32W |
Type-C上ポートとType-Aポートを使用 (MacとApple Watchを充電) | Type-Cポートは41W |
Type-C下ポートとType-Aポートを使用 (MacとApple Watchを充電) | Type-Cポートは15W |
同じポート数・同じ最大出力の前モデルである「Anker PowerPort III 3-port 65W Pod」と比較すると、
- Type-C 2ポート使用時、Anker 735 Chargerは上ポートで33W 下ポートで32Wを出力しているが、Anker PowerPort III 3-port 65W Podは上ポートで45W 下ポートで20Wを出力する仕様
- Type-C上ポートとType-Aの使用時、Anker 735 Chargerは上ポートで41W出力するが、Anker PowerPort III 3-port 65W Podは40Wを出力する仕様 *2
- Type-C下ポートとType-Aの使用時、Anker 735 Chargerは下ポートで15W出力するが、Anker PowerPort III 3-port 65W Podは12Wを出力する仕様
Type-C 2ポート使用時にAnker PowerPort III 3-port 65W Podと比べると、両方のポートにほぼ等分に電力が配分されているのが特徴的です。Macとスマホを充電するときはMacに40Wぐらい割り振って、スマホには20Wくらいでいいような気がするのですが、Dynamic Power Distributionってそこまで賢くないのでしょうか。もしかしてMacの電池残量をうんと減らしたら結果が変わるかと思い、Macの電池残量を0%、スマホの電池残量を80%ぐらいにして試してみたところ変化はありませんでした。もしかしたら細かく制御されるパターンもあるのかもしれませんが、Dynamic Power Distributionは期待よりは大したことがないのでしょうか?
充電速度を比較する
Dynamic Power Distributionの実力が気になったので、続いて私が持っているAnker PowerPort Atom PD 2とAnker 735 ChargerそれぞれでMacとiPhoneを0%から充電したときにどの程度早く充電できるかを調べてみました。Anker PowerPort Atom PD 2は2ポートを使用すると30Wずつ出力で、先程検証したときはAnker 735 Chargerが33Wと32W出力だったので、理屈上はわずかにAnker 735 Chargerのほうが充電が早い程度のはずです。これがより顕著に差が出るのであれば、実はより細かく出力電力が最適化されており、Dynamic Power Distributionの効果があると考えられます。
まずAnker PowerPort Atom PD 2の結果です。
経過時間 | Mac | iPhone |
---|---|---|
10分 | 5% | 17% |
20分 | 10% | 29% |
30分 | 15% | 45% |
40分 | 20% | 60% |
50分 | 25% | 74% |
60分 | 30% | 80% |
70分 | 35% | 86% |
80分 | 41% | 93% |
90分 | 46% | 97% |
100分 | 51% | 100% |
110分 | 56% | 100% |
120分 | 62% | 100% |
130分 | 67% | 100% |
140分 | 72% | 100% |
150分 | 77% | 100% |
160分 | 82% | 100% |
170分 | 83% | 100% |
180分 | 89% | 100% |
190分 | 93% | 100% |
200分 | 96% | 100% |
210分 | 97% | 100% |
220分 | 100% | 100% |
続いてAnker 735 Chargerの結果です。
経過時間 | Mac | iPhone |
---|---|---|
10分 | 6% | 16% |
20分 | 14% | 35% |
30分 | 21% | 51% |
40分 | 30% | 67% |
50分 | 39% | 78% |
60分 | 48% | 83% |
70分 | 56% | 90% |
80分 | 65% | 95% |
90分 | 73% | 99% |
100分 | 80% | 100% |
110分 | 88% | 100% |
120分 | 92% | 100% |
130分 | 95% | 100% |
140分 | 97% | 100% |
150分 | 100% | 100% |
計測に影響を与えない程度で少しだけMacへの入力電力を見てみましたが、計測開始の初期段階で37W入力、その後iPhoneの充電が進むと45W、50Wと入力が増えているのを確認しました。これはDynamic Power Distributionが働いているのでしょう。ポートの出力が少なくとも50Wにまで増えることを確認できたのは収穫でした。
結果として、iPhoneの充電速度はさして変わらないものの、Macの充電速度は大きく向上していることがわかりました。Dynamic Power Distributionは効果があるといって良さそうです。
総評
充電器としての出来自体は良いです。筐体の質感も良いですし、充電もそつなくこなしてくれます。発熱はType-C 2ポートをフル稼働させるとそれなりにする印象です。Anker PowerPort Atom PD 2と比べても発熱が目に見えて抑えられている感じはしませんでした。とはいえ触れないほどではないので、制御はきちんとされてそうですし、この小ささでありながら発熱は抑えられているという捉え方もできるとは思います。
Dynamic Power Distributionは、最初は効いているのかよくわからなかったですが、色々試したところ確かに電力出力の制御が動的に行われていることが確認できました *3。今回は比較しませんでしたが、従来製品のAnker PowerPort III 3-port 65W PodでType-C 2ポート稼働だとどう頑張っても最大で45Wまでしか出力できないので、その範囲を超えて出力を変えられるのは本製品の強みと言ってよいでしょう。ここに1,000円の価値を見いだせるかは人によるかなとは思いますが。
ケーブルも購入した
あわせて持ち運び用のケーブルも購入しました。
左がUSB Type-CとLightningのケーブルで、Belkin BOOST↑CHARGE Flexという製品です *4。右がType-CとType-C同士のケーブルで、Anker PowerLine III Flowという製品です。長さはそれぞれ1mと0.9mです。持ち運びを考えていずれも短めにしました。
どちらの製品も、外装にシリコンを採用することで、絡みにくくく取り回しやすいことを売りにしたケーブルです。Anker PowerLine III FlowにもType-CとLightningの組み合わせがありますが、Belkinのほうが安いのでこちらにしました。BelkinってApple Storeで扱っているからか高いイメージがありますけど、実際には結構安価な製品もあって、質も悪くないので好印象なブランドです。
いずれもUSBケーブルとしては若干太めですが、その太さを感じさせないほどしなやかでよく曲がるのが便利。ポーチにもすっと入ります。表面がサラサラした素材なので、引っ掛かりがなく出し入れしやすいんですよね。どちらもおすすめのケーブルです。
*1:手持ちのApple Watchの充電ケーブルがApple純正のType-Aのものしかないのです。Type-Cの短いケーブルがかつて販売されてたそうなんですが、いつの間にか終売になっていました。なぜこんなことをするのか……
*2:これは誤差の範囲かもしれません
*3:実験を通した推測として、Dynamic Power Distributionが働くにはしばらく充電を続けることが必要なようです。電流電圧をしばらく計測してそれをならした上で計算をしているのでしょう
*4:ヨドバシで購入したら箱がめっちゃ汚かったです。ケーブルの箱に美しさは求めていないですが、管理がどうなっているのかは気になります
iPhone 14 Pro を購入した
先日発売されたiPhone 14 Pro 256GB ディープパープルを購入しました。
my new gear pic.twitter.com/LKaD75qlHk
— alstamber (@alstamber) 2022年9月18日
「Pro」が名前につくiPhoneを購入したのは初めてで、お値段の面でも税込164,800円と、今まで購入したiPhoneの中では最高額になりました。もしかしたら今までに購入したApple製品の中でも最高額かもしれません。
私のiPhone遍歴は2009年の春ぐらいにiPhone 3Gを購入したことから始まりました。その後は
購入年月 | 端末 |
---|---|
2010年9月 | iPhone 4 |
2012年9月 | iPhone 5 |
2014年1月 | iPhone 5c 16GB |
2014年春? | iPhone 5s 16GB |
2014年9月 (初発売日購入) | iPhone 6 16GB |
2015年12月 | iPhone 6s Plus 64GB |
2016年9月 | iPhone 7 Plus 128GB |
2017年11月 | iPhone X 256GB |
2020年5月 | iPhone SE (2nd) 128GB |
2022年2月 | iPhone 13 mini 128GB |
という具合で、振り返ると結構買ってますね。最初は「s」がつかないメジャーアップデートを2年おきに買っていたところ、MNPで端末が安く手に入るようになって5c/5sを買い、その後はiPhone熱が高まっていたのか、6sを除いて発売日やその直後に買うようになりました。
しかし、iPhone X が個人的に微妙な端末で、「14万も出したのにこれか~」とだましだまし使っていたものの、iPhoneに対する興味は薄れてしまいました。その後登場した iPhone SE (2nd) がちょうどいい感じでこれに取り替えてそこそこ気に入って使っていたのですが、2022年になってiPhone 13 miniが結構な安価で販売されるようになり、これに移行して現在に至ります。
iPhone 14シリーズはもともと購入するつもりがなかったのですが *1、
が購入の決め手になりました。まずは色ですが、私はもともと深みのある紫色が好きで、昨年購入した Xperia 1 III でも迷わずパープルを選んだほどです。発表当初は写真でしか見れませんでしたが、久々にiPhoneの購入意欲をそそられる色でした。
カメラは、本当に高性能なものとなるともちろん一眼を購入するべきだと思いますが、同人誌の執筆の取材にあたって気軽にそこそこいい写真が撮れるデバイスが欲しかったので、スマートフォンがその目的に適しているかなと思いました。iPhone 14 Pro は、クロップではあるものの48mm相当の画角が用意されていて使いやすい印象を受けました。
ソフトバンクのクーポンはここ数年毎年のように送られてきているものでしたが、Apple Storeで機種変更扱いにすると8,800円安く購入できるキャンペーンと併用できれば多少安く端末を購入できそうというのが後押しになりました。
以上の理由からもおわかりかと思いますが、購入するならProかPro Maxのディープパープルと決めていました。容量は、今使っている13 miniの128GBが90GB程度消費していて、ProRAWやProResがあることを考えるとこれよりは増やしたほうが良かろうと思い、256GBにすることにしました。
そんなこんなであっという間に予約開始日。予約開始日に張り付いて予約をするのはずいぶん久しぶりです。なんとかApple Storeでの機種変更予約を入れられました。あとは予約日時にApple Storeに行って機種変更手続きをし端末をゲットするだけ、のはずだったのですが……。
なんとApple Storeでソフトバンクユーザーのみ機種変更できないトラブルが発生してしまいました。私もこれにきれいに巻き込まれてしまう結果に。Apple Storeに行くとスタッフさんから説明されるのですが、結論としては「在庫の確保を条件に今日のところは退散するか、キャリアの機種変更扱いではなく端末のみを購入するか」のいずれかを選択することになります。端末のみ購入の場合は、当然8,800円のキャンペーンは受けられません。さらにここで初めて知ったのですが、ソフトバンクのクーポンはApple Storeでの機種変更には使えないそうです。つまり機種変更扱いにしても8,800円の割引のみの適用となり、加えて店舗での機種変更の場合は3,300円の手数料がかかるので、実質の値引きは5,500円だけということなんだそうです。
もともと1万円以上安くなるぞという意気込みで買いに来たので、そこまで安くならないのなら買う理由の一部は失われていると思うのがふつうだと思うのですが、気がついたら端末のみでiPhoneを購入していました。ちょっとあのときはどうかしていたのかもしれません。やはりApple Storeにはなにか不思議な魔力があるような気がしてなりません。
長らく小さめの端末を使っていたこともあってケースはつけない派でしたが、iPhone 14 Proは結構な重量感だったのでホールド感を高めるために久しぶりにケースを買うことにしました。購入したのは純正のシリコーンケースです。特にケースは何でも良かったんですが、MagSafeがちゃんと動くことが保証されているのと、Apple IDの残高がいっぱいあったのでこれにしました。
長らく裸族でしたが、ケース派に転向しようと思います pic.twitter.com/ZbeMwuAD0v
— alstamber (@alstamber) 2022年9月19日
ケースとしては高級な部類だと思いますが、ケースの内面がフェルト加工になっていたりして、値段なりの質感はあるなと思っています。
パープルいいな pic.twitter.com/UWnXdoqOkq
— alstamber (@alstamber) 2022年9月19日
実際に手にしてみて、ディープパープルはかなりいい色だと思いました。一方でタピオカだなんだと揶揄されるカメラ周りのデザインはやっぱり個人的には微妙です。カメラ性能を上げるためか、新機種が出るたびにどんどん大きくなっていくのも気になります。Pro Maxのほうが端末全体が大きいぶんバランスが取れているのではないでしょうか。
エックスペリアワンマークスリーとの比較 pic.twitter.com/zmPV1poKsU
— alstamber (@alstamber) 2022年9月19日
Xperia 1 IIIと比べてみました。この写真だとほとんど差異を感じませんが、色々角度を変えてみるとiPhone 14 Proのほうがもう少し深みのある紫に見えます。どちらも非常に良い色なのは変わりありません。
iPhone 14 Proの新機能の一つが、常時表示ディスプレイです。Android端末だと結構ありふれた機能ですが、iPhoneのそれは壁紙もぼんやり表示されるようになっていて、これは珍しい気がします。思ったより明るく光るので、壁紙の鑑賞目的にも使えますね。電池の減りが速いという意見もあるようですが、私が使ってる限りではあまりそのような印象はありません。もともと13 miniという電池持ちがあまり良くない端末を使っていたからかもしれませんが。
iPhone 14 Pro、@hoshi_u3 さんのイラストをいつでも眺められる素敵機能がついている (常時点灯ディスプレイのおかげで常にロック画面が表示されている) pic.twitter.com/U837CA2jw7
— alstamber (@alstamber) 2022年9月20日
まだ肝心のカメラ機能はほとんど試せていませんが、今のところの印象は、
- ディープパープルは良い
- 常時表示ディスプレイが明るく使い勝手が良い
- 端末は重い
- 120Hzリフレッシュレートが快適で60Hzには戻れなくなる
というところです。
重量は206gで、6.1インチのスマホとしては結構重いと思います。ステンレススチールをふんだんに使った設計なので当然なのですが、13 miniが140gだったので余計に重く感じます。ケースを付けると、たとえばGalaxy S22 Ultraあたりといい勝負なんじゃないでしょうか。手首の筋肉がよく鍛えられそうです。ステンレスをやめてチタンにすればもうちょっと軽くできそうなのでやって欲しいです。値段はさらに跳ね上がりそうですが……。
iOSが動く120Hzリフレッシュレートの端末としてはすでにiPad Proを持っていましたが、iPhoneの画面の大きさでもじゅうぶんに恩恵を受けられると感じました。これをしばらく使った後に60Hzリフレッシュレートの端末に戻れる気はしないと同時に、やっぱり120HzリフレッシュレートのiPad miniが欲しくなりました。
iPhone 14 Proの目玉機能としてDynamic Islandがありますが、これは対応しているアプリケーションがほぼ純正のものしか現状ないので、あまりありがたみは感じないですね。ノッチよりは多少見た目がマシになったかなと個人的には思います。
*1:15でType-Cに移行するという噂もあったので
コミックマーケット100に一般・サークル参加しました
8月13日・14日に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット100に参加しました。記録のために記事を書いておこうと思います。
ちなみに前回の記事は↓です。
一般参加
今回は2日目に一般参加しました。本当は西地区に買い物に行きたかったのですが、東のアーリーしか当選しなかったので (もちろんチケットを手に入れられなかった人もいるので、当選しているだけありがたいことです)、東の待機列に並ぶことにしました。
私が持っていたアーリーチケットはB枠という7時30分から受付開始のものです。7時30分ちょうどぐらいに東駐車場の入口に到着するように向かいました。
今回はワクチン・検査パッケージが実施されておらず、接種証明書や検査の陰性証明の確認はありません。ただ、チケットの確認と検温が実施されるため、東7ホールにてそれを受けます。C99のときは接種証明の確認に相当時間を要していたのか、結構ここを通過するのに時間がかかったのですが、今回は一瞬でした。通過後列固定までもほとんど時間がかからず、7時40分くらいにはもう列固定されていました。
列は東駐車場でしたが、前回よりは人間同士の間隔は狭めな印象。前にならえをして当たらないくらいの間隔を開けるように求められましたが、これは例年より少しだけ間隔が広いくらいだと思います。待機列の電波状況ですが、今回はpovo2.0とdocomoを持っていって快適な方を使おうとしたところ、povo2.0はそこそこ快適に使えましたが、docomoは微妙だったので、ずっとpovo2.0をつかっていました。docomoが微妙だったのは、おそらく私がいたところに向けて5Gのアンテナが向いていなかったからではないかなと思っています。
入場はスムースで、10時30分ごろから列が動き出し、10時35分くらいには東ホールに入場、そこからゴキブリホイホイを通って西地区にある目的地に到達したのが10時42分くらいでした。
会場内の人口密度は結構高かったです。特に昼頃の東C, D, E列あたりは結構人間が多く、以前のコミケのような通路の通りづらさを感じることがありました。C99はかなり人間の密度が低く、歩きやすいな~と思っていたのですが、今回はそうでもなかったです。各サークルの列もC99よりは伸びている印象がありましたが、竹箒が結構吸収していたからか、入場者数の増加量ほどではなかったように思います。C99では一切サークルで列に並ぶことがなかったのですが、今回はいくつかのサークルで列に並びました。それでも一番長くて10分程の待機だったので、以前よりはかなり楽だとは思います。
帰りは昨年末から導入された東京駅に直通するJRバスを使ってみました。回送運用を流用している(?)ためか、350円で着席保証、席の質もよく、荷物を預けることも可能でかなり快適でした。今後もこれは使っていきたいです。
サークル参加
1日目にサークル参加をしました。逆三角形の下からの入場です。C99では入口で検温とチケットの確認、ゴキブリホイホイの手前のコンコースで接種・陰性証明確認という流れでしたが、今回はワクチン・検査パッケージがなかったので、入口でチケットを簡単に確認、ゴキブリホイホイの手前のコンコースでチケットの回収と検温という流れでした。こちらの流れもスムースで、スペースまで速やかに移動できました。
前回からスペースにチラシが置かれなくなり、代わりにマスクとアルコールティッシュが置かれています。前回はDLsiteの協賛でマスクとアルコールティッシュが置かれていたようでしたが、今回はFANZA同人の協賛になっていました。今後もしばらくこの対応は続きそうですが、C101ではまた違う企業が協賛してくれるのでしょうか?このアルコールティッシュですが、スペースや手の清拭に非常に便利に活用させていただきました。ありがとうございました!
前回に引き続きアルコールスプレーを設置し、キャッシュレス決済に対応しました。売り子さんに指摘されて気づいたのですが、アルコールスプレーは見本誌のすぐ横においたほうが良いですね。今後改善したいと思います。
机同士の間隔は、サークル申込時は下の感覚に戻しますと注意書きに書いてあったのですが、机同士の間隔は開けてありました。外への出入りがしやすいのでできればこれは続けてほしいのですが……。
今回のキャッシュレス決済の比率は42%で前回とだいたい同じくらいでした。
弊サークルのC100での決済手段はおおむね以下の通りでした
— alstamber (@alstamber) 2022年8月13日
現金 58%
交通系 15%
Visa 13%
Master 5%
iD 5%
QUICPay 2%
AMEX 2%
今回同ジャンルの別のサークルさんとお話する機会もあったのですが、そちらではほぼ使われていないとのこと。弊サークルでは積極的にキャッシュレス決済の利用をおすすめしているので、それが利用率の差として出ているかもしれません。前回は電子マネーが多かったのですが、今回はクレジットカードを使われる方も多く、特にタッチ決済を使われる方が多くいらっしゃいました。タッチ決済が徐々に普及してきていることを感じますね。現金の取り扱いはなにかと大変なので、今後も積極的にキャッシュレス決済の利用をお願いしたいと思います。
C100ではキャッシュレス決済に利用している端末の母艦として専用のスマホを導入しました。C99では売り子さんのスマホを使っていたのですが、売り子が交代するたびに端末の接続をしなおす必要があり、大変面倒でした。使わなくなったiPhoneを流用しましたが、トラブルなくキャッシュレス決済対応ができたので、今後もこの方式で行きたいと思います。
今回は久しぶりに新刊を出しましたが、C97比で半分にわずかに足りないくらいの頒布数でした。入場者数が半分くらいなのでまあ妥当かなという気はします。あとは紅茶の本を出す予定だったのを急遽日本酒の総集編に変えて、ジャンル違いになってしまったことも原因かなと。新刊の単価が1,500円で結構高かったのですが、見本誌を手に取っていただいた方の多くに購入いただいたので、本が高すぎて頒布数が増えなかった感じではないと思います。
今回は総集編ということもあるし自宅にそんなに既刊も残っていなかったので、新刊一本だけの頒布にしました。結果としては売上の計算も楽だし、搬入も楽、設営も短時間で済むというところで、種類を沢山持っていくのはやめようかなという誘惑にかられてしまいました。ある程度既刊が捌けたら総集編を作って、過去作の頒布はそこにまとめていくというやり方もあるかもしれません。
Twitterで結構欠席報告を見たのですが、意外と欠席しているサークルは多くないなと思いました。ジャンルにもよるのかもしれません。評論・情報はコミケ会場でしか頒布しないというサークルさんも多いでしょうし。
サークル参加ついでにお買い物もしたのですが、11時頃から突然暴風雨が吹き荒れ、なかなか大変でした。外に列形成していたサークルが急遽屋内に列を移したり、その結果として列の最後尾がガレリアに形成されたりと、かなりイレギュラーな対応があったようです。昼ごろからは雨は降っているものの風は弱まって多少マシになったようでした。
搬出は東7にあったゆうパックからしました。私は毎回ゆうパックを使っていて、C99のときはそこそこ並んでつらい思いをしたのですが、今回は待機列が一切できていないし、そもそも屋内でエアコンが効いていて涼しいし、最高の搬出体験でした。ただ、ゆうパックのブースがコスプレエリアのすぐ横に設置されていて、コスプレしている人の間を縫うようにしないとたどり着けないような導線になっており、かなり気まずい感じだったのは今後改善してほしいです。