私のクレジットカード構成 2023年7月版
この記事を書いてから1年半ほど経ったので、最近の状況をまた記事にしたいなと思いました。
方針
クレジットカードの構成を決めるにあたって、前提としている方針です。内容は大きく変化していません。
- 契約枚数が10枚以上にならないようにする。経験上10枚以上になると管理が大変です
- 日本における主要な国際ブランドのうちDinersを除く Visa, Master, AMEX, JCB を1枚以上持つ
新型コロナの影響でマイルに対する興味が薄れつつあったのが1年半前の状況でしたが、ここ最近はまたマイルに対する興味も戻ってきました。とはいえ新型コロナ登場前ほどでもないのも事実です。
メインカード
普段の決済に使ったり、特典を積極的に使っているカードです。
ANA VISA スーパーフライヤーズ プレミアムカード
少しだけマイルへの興味が戻ってきたのと、以前から券面が気になっていたのでアップグレードしてみました。券面は思っていたより黒みが薄かったのと、右上にぽつんと存在するPREMIUMの文字列が気になりますが、いい感じだと思っています。
ゴールドカード時代はほぼ死蔵していましたが、今後1年間はこのカードをメインで使っていこうと思います。VISAブランドなのでまずどこでも使え、決済力は申し分なし。還元率もマイル交換で1.5%なのでそれなりに良いです。一旦Vポイントの形で還元を受け取ってそれからマイルに交換できるため、マイルの実質的な有効期限をかなり伸ばせるのも便利だと思います。
VISAのプラチナカードなので、それらしい特典や優待もついてきますが、こちらはざっと見た感じ積極的に使っていくことはないかなという印象です。こういった分野はアメックスやダイナースのほうが強いですね。
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カード
ボーナスポイント制度が私の生活スタイルに合っていることと、ポイントの使い勝手が改善したことを受けて、この1年はずっとメインカードでした。意外とアメックスが使えるお店は多く、さほど困ることはありませんでした。先日韓国旅行に行ったのですが、そこでもほとんどのお店でアメックスが使えました *1。
ただ、ANA VISA スーパーフライヤーズ プレミアムカードを取得したので、今後1年間はボーナスポイントがもらえるお店限定での利用になるかなと思います。ボーナスポイントの対象は、基本的にAmazonやYahoo!などのオンラインショップ系か外貨決済なので、このカードは普段持ち歩くカードから外しました。
スマホ保険が拡充されたり、「知新の扉」という会員限定で博物館などの施設を貸し切ったりするイベントがあったりして、特典面でも楽しめるカードだと感じています。今後は旅行系のサービスも再拡充されたりするのでしょうか。楽しみです。
エポスプラチナカード
エポスゴールドカードを持っていましたが、毎年ボーナスポイントがもらえる頃になるとプラチナのインビが届いていて、そのたびに見送っていたものの、ついに昨年アップグレードしてしまいました。
年会費が安いのにも関わらず、コンシェルジュやらグルメクーポンやらプライオリティパスやらのプラチナカードらしい優待は一通りついていますが、この辺は他のカードでカバーできているので使っていません。相変わらず選べるポイントアップショップ中心の利用で、決済に使ってそれなりの還元を求めるカードとなっています。
活用できそうなエポスプラチナらしいメリットとしては、年間利用額によるボーナスポイントが拡充されていることと、誕生月の決済でボーナスポイントがもらえることでしょうか。エポスゴールドだと100万円決済で10000ポイントが最大でしたが、エポスプラチナであれば最大で1500万決済で100000ポイントも狙えます。ただそれだけ高額決済するのであればもっといいカードもあるような気がしていて、プラチナらしい特典を活かせないのであれば、ダウングレードしたほうがいいのかなあという気持ちに傾きつつあります。
Likeme by saison card
セゾンゴールドアメックスを持っていましたが、それを解約して代わりに作ったのがこのカードです。Mastercardブランドのカードが欲しかったのと、利用額の1%がキャッシュバックされるというスタイルがサブカードとして使いやすいと思っての入会です。
究極のサブカードとして活用しています。ポイントの使い道を考えなくて良いのはやはり楽ですね。これはセゾンカード全体に言えることですが、還元対象外の加盟店があまり多くないのもありがたいです。MastercardなのでApple Pay経由でnanacoにチャージでき、こちらもちゃんとキャッシュバック対象だったりします。世の中にはいろいろプリペイドサービスなどを活用して頑張って高還元率を目指すような世界もあるようですが、色々考えるよりも安定して1%もらえるほうがいいなというのが最近の気持ちです。
Olive フレキシブルペイ
三井住友カードのカードレスを持っていましたが、Oliveが登場したのでこちらに切り替えました。三井住友カードのキャッシュカードとカードレスを統合して1つの契約にできたのでちょっとスッキリです。
このカードの使用目的は1つだけで、対象店舗で7%還元を得るためのものです。それ以外のお店では一切使いません。フレキシブルペイ機能も面白いとは思いますが、やっぱり使うことはないかなと。OliveだとVポイントアッププログラムの対象にもなるので、さらに還元の積み増しも可能です。サイゼリヤでご飯食べたら10%以上還元されるなんて夢がありますよね。
サブカード
普段の決済には使っていないカードがこちらです。
ダイナースクラブプレミアムカード
ダイナースの保有は私のカード構成の方針に含んでいませんが、ありがたいことにこのカードを入手できる機会をいただいたので、申し込んでしまいました。カード券面の質感は今持ってるカードの中でも一番いいなと思っています。
決済には全然使っていません。ポイント還元はANAマイルに変換するのが最適のようなのですが、移行上限があるのと、実質ANAマイル以外の出口がない (ANA VISA スーパーフライヤーズ プレミアムカードで貯まるVポイントであれば、キャッシュバックに使ってもそこまで損じゃないです) のがちょっと気になっています。
持っていると一休のダイヤモンド会員ステータスがもらえるのと、銀座のラウンジが使えるのは嬉しいです。あと意外とホテル系の優待にエッジが効いています。アメックスに対して旅行に強いイメージを持っている人は多いと思いますが、使ってみるとダイナースのほうがいいなと思うことも多いです。
あとはコンパニオンカードという追加でもらえるMastercardが良いなと思っています。ダイナースが使えないお店でも使えるというのが一番の売りだと思いますが、このカードにはMastercardの最高ランクであるワールドエリートのサービスが付帯しているのが強い。プライオリティパスも同伴者1名無料のものがついてきます。私が知る限り同伴者無料のプライオリティパスが使えるのは、このカードとザ・クラス、それからMUFGのRecognized VIP、楽天ブラックカードくらいで、希少です *2。
JALグローバルクラブ JCB CLUB-A カード
同じシリーズのゴールドカードを持っていましたが、搭乗回数も少ないのでさらにダウングレードしました。
決済機能はJALの航空券を買うときぐらいしか使っていません。有償の航空券の購入頻度も下がっているので、1円も決済しない月が大半になってしまいました。とはいえJALグローバルクラブからの退会は考えていないので、解約することはないと思います。
JCB CARD W
年会費無料でポイント1%還元、特定店舗ではさらにボーナスポイントも加算されるので、このカード自体は良いカードだとは思うのですが、その良さを全然活かせていないです。ボーナスポイント対象店舗での利用金額がそこまで大きくないというのもあります。スタバユーザーならこのカード一択でしょうが、スタバには行かないし……。
JCBプラザの利用は JALグローバルクラブ JCB CLUB-A カードでもできるので、このカードは解約してしまったほうがスッキリするのかなと思ってもいます。