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コミックマーケット103の参加レポート

2023年12月30日・31日に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット103に参加しました。毎度のことですが記録のために記事を書いておこうと思います。

ちなみに前回の記事は↓です。

alstamber.hatenablog.jp

1日目

1日目はアーリー入場しました。今回は西南地区のアーリーチケットが当選したので、これを使っての入場です。

ビッグサイトへの交通手段にはTOKYO BRTを利用しました。

今回は帰りの便で「直通特急」なるものも投入されるとのこと。気合が入っていますね。ちなみに一時期筆者が利用していたJRバスは減便されていて、もはや主力の交通手段ではなくなってしまったようです。あれはあれで快適だったので残念です。

8時ぐらいの便に乗りました。C102のときより知名度がアップした影響か、前回よりはかなり混雑していたように思います。 運転士さんが非常に面白いトークをされる方で (Mさんという方でした)、楽しい時間を過ごせました。

C101のときの西南地区のアーリーチケット所持者はイベントプラザを通って屋上展示場を通る運用でしたが、これをすっかり忘れていて、センタープロムナードの列の方に向かってしまいました。結果としてはセンタープロムナードの列は午前入場のリストバンドを持っている人向けのもので、アーリーチケット所持者はC101と同様に屋上展示場に向かうのが正解でした。これが現地の案内でよく理解できず、15分ほど無駄に歩き回ってしまいました。

C101のときは屋上展示場からさらに先に進んだ南3ホールが受付でしたが、今回は屋上展示場の手前の階段を上がるところが受付になっていて、待機場所は屋上展示場になっていました。C101のときはホールの中で待てて快適だったんですが、今回はホールが企業ブースに使われているので、外で待たせるしかなかったのでしょう。屋上展示場周辺はお店が少ないのが悩ましいですね。トイレは南3・4ホールのものが開放されていたので、それほど困りませんでした。

C102のときと同様、そんなに混雑した印象は感じませんでした。そりゃコミケなので人は多いんですが、歩きにくさのようなものは感じられず、回りやすい1日目だったかなと思います。

帰りもTOKYO BRTを利用しました。3時すぎくらいの利用で、残念ながら着席はできませんでしたが、今回から導入された直通特急に乗ったため、10分ほどで新橋までたどり着けました。10分くらいなら立っているのも我慢できる範囲だと思います。やはり会場からの公共交通機関での脱出はTOKYO BRTが現状最適解だと感じます。

2日目

2日目は自身のサークル出展をしました。

行きは1日目と同じくTOKYO BRTを利用しました。今回は着席できませんでしたが、15分くらいで到着できるので、ギリギリ許容範囲でしょうか。サークル出展する日は一般参加の日よりも荷物が重いので (お釣りを持っていたりするため)、もっと楽に移動できるならそれに越したことはないのですが、りんかい線ゆりかもめよりはずっと快適です。

前回に引き続き、設営用什器と既刊を佐川急便で宅配搬入しました。今回は新しい箱を使って発送したので、箱潰れなどもありませんでした。ダンボールを使うならやはり定期的にリフレッシュはしないといけないですね。

スペースの設営については特に前回と大きく変化はしていませんが、今回からカルトンを導入したのと、ポスタースタンドをカーボン製の軽量版に変更しました。

買い物にも出ていきましたが、やはり男性向のあたりは激しく混雑していましたね。一方男性向け以外はまったりした印象でした。評論・情報も昔に比べるとやっぱり人は少ない気がします。

自分のサークルがあったあたりの人の流れは前回と変わらないというか、むしろ少し減ったような印象も受けました。残念ながらC102のときと比べても新刊の捌けは若干悪くなってしまいました。時間帯ごとの人の動き自体はC102と同じく、午前の早い時間は多くなく、11時30分を過ぎたあたりから増え始める流れでした。

C102のときにC101比で倍搬入したのは流石にやりすぎだったかなと思ったので、色々考えて今回は少し搬入数を減らしました。結果として新刊の捌けが若干悪くなったので搬入量を減らして正解だったわけですが、本音を言えばもう少し頒布数を伸ばせたら良かったかなと思います。

搬出はすっかり恒例ですがゆうパックを利用しました。搬出は相変わらずスムースで良いです。今回は東7ホールにコスプレジャンルが配置されていたので、みなさんが思い思いにコスプレを楽しんでいる合間を縫うように荷物を運ばずにすんだので良かったかなと思います。閉会直前の混みそうな時間に利用しましたが、ゆうプリタッチで伝票を出力した人用の待機列があって、こちらを使うと待ち時間5分程度で発送処理ができました。

帰りもTOKYO BRTを利用しました。閉会後の利用だったので、国際展示場駅のロータリーの入り口の交差点辺りまで列ができていましたが、捌けは良くて思ったよりは早く乗れました。今回も直通特急だったので、やはり10分程度で到着。素晴らしかったです。

C104に向けた反省

C102にて既刊が早々に完売してしまったことの反省を受けて、今回はヌン茶本の1を再版した上で既刊をすべて揃えて出展しました。そこそこの数を持っていったので既刊完売を避けることはできましたし、ヌン茶本の1~3まとめ買いしてくださる方もたくさんいらっしゃったので、既刊を揃えて出展したこと自体は良かったのかなと思います。

一方で、新刊の頒布数をあまり伸ばせなかったのは残念なポイントでした。C102の新刊よりも頒布数が伸びていないのは、単純に本の内容を気に入ってもらえていないのだろうと思います。安くもないお金を頂戴しつつも気に入っていただけていないのは申し訳ないと思いますし、もっといい本にできるようにいろいろ考えているところです。

今回から導入した、カーボン製のポスタースタンドが大変便利でした。軽いので搬入・搬出の際の荷物の軽量化に寄与してくれましたし、軽い部品は組み立てるときにも楽です。合わせて購入したコットン製の薄い袋は、ダンボールに雑に突っ込むときに重宝しました。数量限定品のようですが、まだ在庫が残っているようです。ちょっと高額な商品ですが、強くおすすめします!

www.marudai.shop

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ポスタースタンドは毎回便利に使っているのですが、ポスターの下に取り付けるおもり棒の長さが足りていなくて、ポスターの下部がカールしているのがみっともないなあと感じました。Xのフォロワーさんに教えてもらったのですが、伸縮おもり棒というポスターの大きさに合わせて長さを変えられるおもり棒がオプション部品で存在しているようです。C104ではこれを使ってきれいにポスターを掲示しようと思います。

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これまたXのフォロワーさんが出されていた同人誌で紹介されていたものなのですが、佐川の宅配搬入以外の選択肢が実はコミケにあるらしいです。次回はこれを試してみたいと思います。どうやらわざわざホールの入口のところまで荷物を取りに行かなくてすむらしいのですが…… *1

このまま既刊が増え続けると、今の段々ダンボールを使った見本誌の提示は難しくなるなと思っています。今回もすでに見本誌が零れそうになっていましたし。以前のようなイーゼルなどを使って立てかけるスタイルに戻すことを考えています。

*1:詳細についてはここには書きません。有料頒布されていた同人誌に書かれていた内容なので!