私のクレジットカード構成 2022年1月版
ガジェットとキャッシュレス決済とホテル徘徊が好きな人のブログです。
とタイトルのところに書いていますが、キャッシュレス決済の記事を長らく書いていませんでした *1。
そんなわけで久しぶりに私が持っているクレジットカードの構成を紹介してみようと思います。こういった記事を以前いつ書いたか振り返ってみると、2019年10月に書いていました。実に2年以上経過しており、少し変わってきた部分もあります。
方針
クレジットカードの構成を決めるにあたって、前提としている方針です。こちらは特に変化がありません。
- 契約枚数が10枚以上にならないようにする。経験上10枚以上になると管理が大変です
- 日本における主要な国際ブランドのうちDinersを除く Visa, Master, AMEX, JCB を1枚以上持つ。Dinersは別に嫌いではないのですが、もう少し大人になってからでも良いかなと思っています。他のブランドは日本に住む限り持つ利点が小さいので、今のところは作りません
これに加えて、新型コロナの影響でマイルに対する興味が薄れつつあるというのが、2年前からの変化だと思います。その関係で、カードの構成を変えたり、メインで使うカードを変えたりしています。
メインカード
普段の決済に使ったり、特典を積極的に使っているカードです。
KITTE丸の内 エポスゴールドカード
もうすぐ持ち始めて3年になるカードです。エポスゴールドのデザインが好みでなかったのでこのカードに切り替えてもらったという経緯があるのですが、エポスゴールドのデザインが刷新され、今このカードを持っているのは物珍しさくらいになっています *2。
このカードの利点は2年経ってもそれほど変わっていないと思います。ゴニョゴニョすることでポイントが追加で0.5%ぶんもらえる方法がなくなってしまいましたが、それでも年会費無料で作成ハードルも高くないのにそこそこのゴールドカードの特典が受けられることと、選べるポイントアップショップがあること、年間100万決済でボーナスポイントが1万ポイントもらえることは大きな利点です。
選べるポイントアップショップは、あらかじめエポスカードが決めた店舗のうち3つを選んでその店舗で買い物をすると通常の3倍のポイントが得られるというサービスです。通常の還元は0.5%なので、3倍だと1.5%還元となります。私は東京電力とNHK受信料、それからモバイルSuicaを選択しています。定期的に支払いが必要な光熱費と受信料を払うだけで1.5%還元。iPhoneのSuicaにチャージするだけで1.5%還元。大きいですね。貯まったポイントはそのままエポスカードでのモバイルSuicaの支払いに充当できるのでポイントの使い道に困ることもありません。あとはボーナスポイントのために年間100万決済をするだけです。選べるポイントアップショップだけだと流石に100万も使わないので、適当なお店で使って100万決済しています。Visaブランドなので大体どのお店でも使えるのが便利ですね。
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カード
もともと決済にはほとんど使っていなかったのですが、私が愛用している通販サイト「ヨドバシ.com」でボーナスポイントが付与されるようになったことと、年会費へのポイント充当レートが改善したことを受けて、この1年でそれなりに決済に使うようになりました。
遠いところにバンバン旅行に行く生活スタイルの人じゃないとなかなか乗りこなせないカードだなと思っていましたが、新型コロナの影響でそういう使い方が難しいことをアメックス側も認識しているのか、カードの特典やキャンペーンがより身近で使いやすいものに修正されてきているようです。スマホ保険が付帯するようになったり、身近なお店で使うことでキャッシュバックが得られるキャンペーンが実施されたりですね。いろいろなところで美味しい思いをさせてもらいました。
アメックス側はこのカードの売りの一つがコンシェルジュサービスだと思っているでしょうが、それ自体は実際のところあまりできることが多いわけではありません。そういった人的サービスを求めるなら他のカードのほうが良いように思います。世間のイメージとは違って、意外と俗っぽいカードだなというのが最近の気持ちです。
ANA Visa スーパーフライヤーズゴールドカード
2年前はANAカードとしてANA 一般カードのMasterブランドを持っていましたが、これをANA Visa ワイドゴールドカードに差し替えて、その後スーパーフライヤーズカードの入会資格を得たので、ANA Visa スーパーフライヤーズゴールドカードに切り替えました。
Visaブランドなのでどこでも使えるのと、ポイントが決済ごとではなく月の決済額の合計に対して計算されるので少額決済に使いやすいのがポイントです。ゴニョゴニョすれば還元自体も悪くありませんし。
マイルに対する興味が少し薄れてきている私にとっても、このカードは都合が良いです。ANAカードは一旦カード会社のポイントを貯めてそれからマイルに変換できるので、マイルの実質的な有効期限を先延ばしにできるのです。JALカードでマイルを貯めようと思うと直接マイル積算しかないので、この方法が使えません。
三井住友カードレス Master
三井住友ナンバーレスが登場したときにMasterブランドで作成、その後昨年12月にカードレスに切り替えました。Masterブランドにしているのは、もともと持っていたANA 一般カードのMasterブランドをVisa ワイドゴールドに切り替えた結果、Masterブランドのカードが手元からなくなったためです。
このカードの使用目的は1つだけで、コンビニ3社とマクドナルドで5%還元を得るためのものです。それ以外のお店では一切使っていません。そういう使い方なので物理カード自体も不要と判断して、カードレスに切り替えました。
サブカード
スターウッドプリファードゲスト アメリカン・エキスプレス
ブロガー御用達のカードです*3。もともと決済によく使っていたカードだったのですが、最近はほとんど使わなくなってしまいました。このカードの良さは
- Marriott Bonvoy ゴールドエリート資格を取得できる
- 決済で貯まるポイントが世界の様々な航空会社のマイルに最大1.25%還元で変換可能
- Marriott 系列のホテルに年1回無料で宿泊できる
点だと思いますが、Marriott Bonvoy ゴールドエリート自体には最近あまり価値を感じなくなっていますし *4、マイルに対する興味が薄れてきているので、マイルを貯めやすいという利点も以前ほど魅力を感じなくなってきています。もちろんマイルに変換せずにMarriott 系列のホテルで使うこともできるのですが、それはそれでMarriott 系列にこだわらずいろんなホテルに泊まってみたいと思っているので、縛られる感じが自分と合っていない。あと残っているのは年1回の無料宿泊で、これはいまのところ年会費以上の価値に変換できているので、もうしばらくは維持しようかなと思っています。
セゾンゴールド アメリカン・エキスプレス
本来は年会費11,000円のカードですが、年に1回以上決済で年会費無料という条件で持っています。この条件での入会は私が入会した頃はそれなりに珍しかったですが、最近は堂々とSMSや電話でインビテーションを送っているようです。
年会費5桁のゴールドカードなので、ゴールドカードとしての性能は申し分なしのカードなのですが、他に色々カードを持っていることもあって、決済ではほとんど使っておらず、月に200円ほどの定期的な決済をしているだけです。このカードは月決済額合計1000円あたり5円相当の還元があるシステムなので、ポイント還元も一切されていない状態です。このカードには独自の特典があったりするのですが、それもいまいち把握できておらず、ちょっともったいない感じです。
セゾンカードを一回解約すると再度入会が難しそうなので、今後もなんとなく維持し続けるカードだは思います。
JALグローバルクラブ JCB CLUB-A ゴールドカード
もともと同じシリーズのプラチナカードを持っていましたが、新型コロナの影響でJALへの搭乗が減ったのもあり、ダウングレードしました。
以前はJALマイル積算のために日常決済でも積極的に利用していたのですが、最近はJALの航空券を買うときぐらいしか使っていません。その航空券を買う頻度が低下しているので、おのずと使う機会は減少しており、1円も決済しない月も多いです。JALカード特約店を意識するのも面倒になってきたので、さらにダウングレードすることも検討しています。JALグローバルクラブからの退会は考えていないので、CLUB-A カードへのダウングレードとなると思います。
JCB CARD W
もともとJCB ゴールド・ザ・プレミアというカードを持っていたのですが、サービスが他のカードとかぶっていることもあって、このカードに切り替えました。
年会費無料でポイント1%還元、特定店舗ではさらにボーナスポイントも加算されるので、なかなか良いカードだとは思うのですが、特典を今ひとつ活かしきれていないのが現状です。ただJCBカードは↓のようなことがあるので解約をするには惜しいんですよね。
全くJCBプラザ使ったこと無いんだけどこんなすごいのかw
— 下呂子(げろこ) aka でゅらちん (@Geroko) 2017年10月26日
海外で30分で紛失カードの再発行するとか(プロパーだけだとは思うが
ノンホルでも泣きつけばなんとかするとか pic.twitter.com/z1kA6M17ww
昨年12月に券面の刷新が行われ、番号の裏面化とエンボスレス化が実施されました。新しいデザインは個人的に気に入っています。
新デザインJCB W届いた pic.twitter.com/8HpqbXPNrd
— alstamber (@alstamber) 2021年12月12日