alstamber lab

ガジェットとキャッシュレス決済とホテル徘徊が好きな人のブログです。

コミックマーケット101に一般・サークル参加しました

あけましておめでとうございます。2023年もよろしくお願いします。 2022年12月30日・31日に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット101に参加しました。毎度のことですが記録のために記事を書いておこうと思います。

ちなみに前回の記事は↓です。

alstamber.hatenablog.jp

一般参加

今回は1日目に一般参加しました。最初に東地区に買い物に行きたかったのですが、西のアーリーしか当選しなかったので (もちろんチケットを手に入れられなかった人もいるので、当選しているだけありがたいことです)、西の待機列に並ぶことにしました。

私が持っていたアーリーチケットはC枠という8時から受付開始のものです。混んでる電車に乗りたくなかったので東京駅からJRバスを利用してビッグサイトに向かいました。7時20分発のバスに乗りましたが、乗客は9割程度で若干の空席がありました。バスは7時50分頃にビッグサイトのバスターミナルに到着しましたが、西のアーリーの入場待ち列がやぐら橋の方に形成されていたので、若干遠回りしました。列への速達性重視ならJRバスよりもりんかい線ゆりかもめを使ったほうがいいかもしれません。

今回も前回に続きチケットの確認と検温が実施されています。西・南のチケットを持っている人はイベントプラザを通って屋上展示場に上っていき、その先にある南3ホールが受付場所になっていました。受付完了後一旦南のトラックヤードに出され、そこから西のチケットを持っている人は西3・4ホールへ、南のチケットを持っている人は南4ホールに向かって、そこで待機することになります。どちらの場合も屋内で待機できるので、ふきっさらしの東駐車場での待機を強いられる東よりはだいぶ楽だと感じました。ちなみに西3・4ホールに一度入るとトイレと自販機ぐらいしかないため、食料は事前に調達しておくことを強く推奨します。

西3・4ホールからどうやって入場するんだろうと思っていましたが、西3ホールを出たところにあるエスカレーターでエントランスホール近くに降りてそこから入場する形でした。この場所だとまっすぐ進めば北コンコースからゴキブリホイホイに行けるので、東へのアクセスも悪くないでしょう。実際、10時30分開場で10時37分には目的のサークルのスペースに到着していました。

会場内の人口密度は前回と同程度に感じました特に混雑していた印象なのはVTuberジャンルの付近で、人も多かったし、並んでいるサークルも多かったと思います。一番混雑していたのは企業ブースでした。久しぶりに行ったのですが、新型コロナ登場前とそんなに密度が変わらないのでは?と正直思いました。今回は欲しいものがあったので仕方なく行きましたが、正直よっぽどのことがない限り行きたくないところです。

帰りもJRバスを使いました。閉会30分ぐらい前にバス乗り場について、30分ぐらい待ったと思います。ちょっと待ち時間が長く、これ以上待つなら利用は考え直したいなと思いました。

JRバスの左側の座席に座ると東京タワーがちょうど見えるスポットがあっていい感じです。

サークル参加

2日目にサークル参加をしました。

行きはゆりかもめ利用で逆三角形の下からの入場です。C100と同じく入口でチケットを簡単に確認、ゴキブリホイホイの手前のコンコースでチケットの回収と検温という流れでした。受付の流れはスムースで、スペースまで速やかに移動できました。

C99でなくなっていたスペース配布のチラシが復活していました。またマスクとアルコールティッシュの配布がなくなっていました。これで見本誌の封筒提出以外はC97以前のスタイルに戻ったことになります。スペース配布のチラシってどれぐらい効果があるんでしょうかね。私は正直あまり目を通さないのですが、他の方はどうでしょうか?机同士の間隔は変わらず少し開けてありました。外への出入りがしやすいのでこれは当選率に影響が出ないのであれば続けてほしいです。

スペースの設営は、既刊と新刊の2種になったので段々ダンボールを復活させたのと、「お釣り出せます」ポップを追加してみたこと、後は追加イスが借りられるようになったので借りてみたのが主な変更点です。

やはり段々ダンボールがあるとスペースがにぎやかな感じになっていいですね。新刊一つだけだと管理は楽なんですが、スペースの盛り上がりは大量に搬入でもしない限り出しにくいと思っています。「お釣り出せます」ポップは、500円の本を頒布すると撤収時に大量の500円玉が発生して持って帰るのが大変になる問題の対策になればと思って用意してみました。どれくらい機能したか定量的には測定していませんが、撤収後に硬貨と比べて結構お札が残ったので、多少の効果はあったのではないかと思います。追加イスは500円しますが、あるとやはり便利なので借りておいて損はないと思いました。

Twitterを見ていてあまり欠席報告も多くないと感じていましたが、実際欠席しているサークルは多くないと見えました。概ね欠席率はC97以前の水準に戻ったのではないでしょうか。評論・情報ジャンルの人流は前回よりも増えた印象です。通路に人が溜まって若干流れが悪くなるようなことも起きていて、C97以前の雰囲気に近づいたと思います。

今回は「評論・情報」という大ジャンル自体は変えないままでしたが、その中でのジャンルを少し変えて、紅茶に関する本を新刊にしての参加でした。どれくらい数が出るかもわからなかったので、C97のときより少し少なめの搬入数で臨んだのですが、結果としては1時間半で完売という形になりました。これは今までサークル参加してきた中でも最速のペースでした。その後も多くの方にスペース訪問していただき、完売を惜しむ声もいただいたので、新刊をほしいと思っていただいたすべての方にお渡しできなかったことは申し訳なく思っています。

これまでの体験だと、午前中はそんなに数が出なくて、12時前ぐらいから人の波がやってくるとともに数が出るようになり、14時前には落ち着くという動きだったのですが、今回は開場直後から結構なペースで数が出て、11時台になって若干落ち着きつつもそこそこのペースで出続けた結果、12時前後には搬入分がなくなるという動きになってしまいました。少しジャンルを変えたことによる影響なのか、評論・情報自体の人流が前回よりも多かった影響なのか、細かく分析はできていませんが、この動きを読みきれなかったところが早すぎる完売の原因だと考えています。

コミックマーケットに来れない方向けにも本を手に取っていただこうと、弊サークルではメロンブックスさんでの委託販売も行っています。が、今回の紅茶というテーマを踏まえると男性ユーザーが多そうなメロンブックスさんだけでは手にとってもらいにくいかと思い、BOOTHでの自家頒布にトライすることにしました。試験的な取り組みだったので少部数の用意でしたが、本日時点で完売しており、BOOTHを通してより多くの方に新刊をお届けできることがわかったのは収穫でした。夏以降も用意数をもう少し増やして続けていきたいとは思っていますが、一個ずつ同人誌を封筒に詰めて発送する作業ができる量には限界があるので、あくまでサブ的な頒布方法にとどめる予定です。

搬出はすっかり恒例ですがゆうパックを利用しました。搬出自体はスムースで良かったですが、コスプレしている人の間を縫うようにしないとたどり着けない導線は相変わらずでした。申し訳ない気持ちでいっぱいになるのでこれはやっぱり改善してほしいです。C102の申込時アンケートにも書いておこうと思います。

帰りはJRバスで帰ろうとしましたが、閉会時間頃に待機列に到着、その後1時間弱待っても乗れなかったので、結局ゆりかもめで帰りました。復路のJRバスは需要に対して明らかに本数が不足しているようです。回送運転の横流しらしいので増発は難しいかもしれませんが、できるのであればさらに増発をお願いしたいところです。

C102に向けた反省

C102ではC101で頒布した本の続編を持っていくつもりで、またさらに入場者数の上限を引き上げるという話も聞こえてきているので、今回の動きから順当に考えればもう少し搬入数は増やしたほうが良さそうです。メロンブックスさんでの出方ももう少し伺いつつ、C102ではどのように頒布するかを考えていきたいです。

搬入というと、今回はダンボールに新刊と既刊を詰めて手搬入したのですが、正直かなり大変でした。C99、C100と搬入量が相当少なかったので完全に間隔が麻痺していました。C102では新刊に合わせてC100、C101の既刊も持っていくことを考えると、手搬入はさすがに無理と考えたほうが良さそうです。新刊は直接搬入で良いとして、既刊や設営用の什器をスムースに搬入する方法を考える必要があります。宅配搬入は業者のいい話を聞かないのであんまり使いたくはないのですが……。