ステイケーションをたのしもう
この記事は
の8日目の記事です。7日目は id:yu_ki_kun_0 さんの 続：オタク言語について思うこと でした。記事に目を通させていただきましたが、マイズ・K・ネイネイでもう我慢できずに笑ってしまいました。それから目標判読速度、オタクの世界は厳しいな～と思いました。まだ記事は途中のようなので、完成したらまた読んでみたいです。
どうでもいいですが記事中に出てきたので触れておくと、最近まりんかさんが推せるな～と個人的に思ってます。あんまり声優さんには興味ない人間なんですが、Twitterをフォローしてしまいました。
さて、このAdvent Calendarに参加するのは結構久しぶりです。id:masawada さんも開幕の挨拶にておっしゃっていましたが、こうして毎年埋まる個人のAdvent Calendarというのもなかなか珍しいと思います。id:whywaita さんの人徳のなせるわざでしょうね。ちなみに以前参加したときは疑問詞 why についての考察をしてみました。
今回は全く趣向を変えて私が最近ハマっている「ホテル」についてご紹介しようと思います。ここでいうホテルとは、いわゆるビジネスホテルではなく、もうちょっとお高めのホテルとなります。
新型コロナの流行に伴い、観光産業が厳しい打撃を受けているのは皆さんご存知のとおりだと思います。私はもともと国内旅行が好きな人間で、時々国内のどこかに出かけていく生活を送っていたのですが、このようなご時世だとなかなか遠い場所に行くのは難しい。そんな中で東京にいながら旅行気分を味わえるのが、「東京にあるいい感じのホテルに宿泊して楽しむ」という方法です。こういった近場のホテルに宿泊すること自体を楽しむ旅行スタイルは新型コロナの流行前からイギリスなどで注目されていたようで、ステイケーションと呼ばれたり、ホカンスと呼ばれたりするようです。遠くに移動をしないので交通費がかからなかった分を宿泊代や食事代に当てようというやり方ですね。
東京は世界的に見ても著名なホテルが集中しているエリアで、ステイケーションを楽しむにはぴったりです。新型コロナの影響からか、価格も以前に比べて下がっているので、1回の国内旅行の予算で結構いいホテルに泊まれます。
で、ホテルで何するの？
Googleでステイケーションについて調べると「ステイケーション 何する」とサジェストされたりして、「さて、近場のホテルに籠もるとして何をすれば良いんだろう？」と思っている人も多いようです。もちろんそんなのは個人の自由なんですが、こういう楽しみ方があるんじゃないか、という個人的な意見を書いてみたいと思います。
なお、今回紹介するホテルは新型コロナ流行前に訪問したものも含まれているので、今はサービス内容が変わっていたりするかもしれません。あらかじめご了承ください。
景色を楽しんでみる
都内のそこそこいい感じのホテルは部屋の窓から見える景色を売りにしているところが多いです。特に最近は高層ビルの上層階に開業するホテルが多いので、その傾向が強い気がします。
品川にあるザ・プリンスさくらタワー東京というホテルからは、ちょっと遠いですが東京タワーが見えます。ここの景色は夜がまた綺麗で、写真手前に写っている旧竹田宮邸がライトアップされてかなりいい雰囲気になり、個人的には推しの一つです。
この手のホテルはたいてい窓辺にいい感じの椅子かソファが置いてあるので、そこに座ってこういった景色を眺めながらぼーっとしているだけという贅沢な過ごし方もできます。あえてためになることをしない、時間を思いっきり無駄に過ごすという楽しみ方です。
長風呂してみる
日本に暮らしていると、やっぱりお風呂の時間は大切だと感じる人が多いと思います。特に最近日本国内で開業したいい感じのホテルはお風呂に力が入っていることが多く、お風呂に泥のように浸かりながら疲れを取る楽しみ方ができます。ワイヤレススピーカーを持ち込んで好きな音楽を流して高まるのもいいですね。
ホテルニューオータニの新江戸スタンダードという部屋は、お風呂が檜風呂になっています。部屋に入った瞬間から檜の香りがいっぱいで、心がすっきり気持ちよくなります。しかも日本酒の小瓶が1本無料でもらえるので、冷蔵庫で冷やしてお風呂上がりに飲めば最高です *1。
檜風呂でなくても、お風呂に備えてあるアメニティに力が入っているホテルも多いです。ホテルごとに趣向が全く違うので、これを色々比べてみるのも楽しみの一つ。おしゃれな香りに包まれながらの入浴は、男性であっても優雅な気持ちになれます。この手のアメニティは持って帰れるので、家で使ってホテルでの時間を思い出したりもできます。
インルームダイニングしてみる
旅館だと部屋でご飯を食べるのが普通だったりしますが、ホテルだと部屋にご飯を持ってきてもらって食べるのは「インルームダイニング」とか「ルームサービス」とかいってオプションサービスになります。普通にご飯を食べるよりだいぶ高いのは事実ですが、いい感じのホテルのレストランで食べようとするとそれこそびっくりするような値段になるので、ホテルのご飯をそこそこのコストで非日常感を楽しみながら食べられるいい方法だと思っています。部屋の外に食べに行こうとするとちゃんとした服を着る必要がありますが、インルームダイニングならちゃんとした格好をしてなくても大丈夫。朝食を寝起きのパジャマ姿で食べてもいいのは結構気楽です。
新宿にあるハイアットリージェンシー東京というホテルに泊まったときは、夜にめちゃくちゃお腹が空いたのでクラブハウスサンドイッチを食べました。サンドイッチそのものも美味しかったですが、左上の方に写っているポテトが謎の中毒性のある美味しさでした。なんか良くないものが入ってたのかもしれないです。
ホテルによっては外で買ってきたものを持ち込むのを認めているところもあるので、それで食事したりもできます。ホテル近所の百貨店のデパ地下の見切り品を買ってきて食べたことがありましたが、インルームダイニングよりもお得に部屋での食事を楽しめるので、場合によってはアリです*2。
体を動かしてみる
コロナ禍で在宅勤務が続いていて運動不足な人も多いと思います。ホテルによりますが、ジムやプールが付いているところもあります。景色がいいところにジムやプールを用意しているホテルが多いので、普通よりも気分よく運動できる気がします。あと、この手の施設はあまり使う人が多くないらしく、だいたい空いています。密を避けて快適に運動できるのはこの時代ありがたいです。
さらにサウナや大浴場を備えているホテルもあるので、ジムやプールでしっかり体を動かした後、サウナや大浴場で汗を流すという行為が可能です。いっぱい体を動かした後のお風呂は最高に気持ちいい *3。
東京駅近くにあるシャングリラホテル東京では、自転車を無料で貸してもらえます。自転車に乗って皇居周辺をぐるぐる回ったりするのも案外楽しいです。
丁寧な朝食を食べる
私は朝が非常に弱いので、普段はどうしても朝食を適当に済ませがちです。しかしホテルでは立派な朝食が用意されているので、これをしっかり食べるのもまた楽しみの一つです。
今は新型コロナの流行で取りやめてしまったところも多いですが、ビュッフェスタイルの朝食は定番ですね。子どもの頃からですが、ビュッフェはやっぱりテンションが上がります。料理のディスプレイも凝っていたりして、見てるだけでも気分がいいものです。
泊まるのはちょっとお金が……という場合も、朝食のみ食べに行けるというホテルも多いので、そこからホテルを楽しんでみるというのもアリです。大体1回につき高くても5000円くらいなので、飲み会1回にちょっと足せばいける感じです。飲み会が減っているこのご時世なら行きやすいかもしれない？です。
バーを楽しんでみる
いい感じのホテルにはだいたいバーがついてます。お酒の値段は普通のバーよりちょっと高いですが、その分雰囲気がぐっといいところが多い気がします。ホテルによりますが、客層もそんなに騒ぐ人がいるわけではなく落ち着いた感じなので、コロナ禍でも足を運びやすいですね。僕は日本酒が好きで普段は日本酒ばっかり飲んでいるんですが、何故かこういうところではカクテルを頼みたくなります。全然詳しくないのでいつもスタッフの方に質問ばかりしてますが……。
スタッフの方とコミュニケーションしてみる
スタッフの方と積極的にコミュニケーションしてみると良いことがあったりします。部屋にちょっと足りないな～ってものがあったらスタッフの方に聞いてみると結構出てきます。枕も色んな種類が用意されていたり、ブルーレイプレイヤーとかケーブル類とかも用意してくれたり。なのでステイケーションの場合そんなに大きな荷物を持っていく必要はないです。ヨガマットが用意されているホテルがあったのはびっくりしました。お願いできることはどんどんお願いして、部屋で過ごす時間をどんどん快適にしていくのも楽しみ方です。そういった設備系以外でも、近くのいい感じのごはん屋さんの情報や、ランニングするのに適した道路の情報など、聞けば色々教えてもらえることがあります。
あと、予約時にそれとなくなんらかの記念日である旨を伝えておくと、ちょっとしたプレゼントをくれたりすることもあります。以前誕生日にとあるホテルに宿泊した際は、メッセージカードとお菓子とワインを頂いてしまいました。こういうのを期待して宿泊してるわけではないですが、心遣いが嬉しいです。
もちろんお願いしたからと言って何でも叶えてくれるとは限らないということには注意してください。
終わりに
コロナ禍でも身軽に旅行気分が味わえる「ステイケーション」についてご紹介してみました。
明日はぐらぼむさんの記事となります。
