Apple PayがVisaのタッチ決済に対応
日本で発行されているVisaカードが11日からApple Payに対応しました。Visaブランドの「タッチ決済」がiPhoneやApple Watchからできるようになり、またApple Payを使ったWebサイトやアプリからの決済もできるようになりました。
今のところすべてのVisaブランドのカードが対応したわけではなく、アプラス、SMBCファイナンスサービス (旧セディナ)、NTTドコモ、エムアイカード、クレディセゾン、ジャックス、三井住友カード、楽天カードが発行するVisaブランドのカードのみの対応となっています。
Visaのページでは、新規登録が11日から可能になったことと、既存の登録済みカードも順次更新されてVisaブランドでの決済ができるようになる旨が案内されていましたが、三井住友カードのページではApple Payの設定を削除→再登録が必要と案内されています。カード会社によって運用が異なるのかもしれません。
今回の対応により、Visaのタッチ決済対応店舗にてTouch IDやFace IDでの認証の上iPhoneやApple WatchをかざすだけでVisaブランドでの支払いが可能になります。サインや暗証番号の入力は原則不要となります。またApple Payを使ったWebサイトやアプリからの決済にも対応していて、これによってSuicaやPASMOのチャージも可能ですし、Uberや配車アプリの支払いなども可能となります。
三井住友カードでは、今回のVisaブランドのApple Pay対応に合わせて15%還元キャンペーンを実施するようです。エントリー不要で、同社発行の対象カードをApple Payに登録の上Visaのタッチ決済を利用することで15%相当の還元がプレゼントされます。最大還元額は1,000円と大きいものではありませんが、これをきっかけにVisaのタッチ決済を始めてみるのはいかがでしょうか。