ConoHaが「サービス品質保証制度」なるものを始めたらしい
先日、私が利用しているVPSサービスであるConoHaよりメールが突然届きました。 メールには、
このたびConoHaでは、「サービス品質保証制度(Service Level Agreement)」 (以下、SLA)を開始しました。
とあります。サービス品質保証制度とはなんぞや、と思い読み進めると、
サーバーの月間稼働率が99.99%を下回った場合、利用料金を減額いたします。 ConoHaのSLAは、高性能・高機能なクラウド環境を高い信頼性で提供することを保証するものです。
とありました。月間稼働率99.99%というと、1ヶ月起動しっぱなしのVPSの場合ならば、1ヶ月に4分ちょい以上止まるとこの制度の対象ということになります。詳しい情報は下のURLに掲載されています。
「減額」とメールには有りますが、実際には直接請求金額から減額されるわけではなく、VPS利用権が付与されることで、事実上の減額となるシステムのようです。気になる額は、
- 99.99%未満99.9%以上……月額10%
- 99.9%未満……月額30%
となっています。また、注意すべき点として、自動的に減額されるわけではなく、申請が必要という点が有ります。なので、障害が起こった時刻や継続時間について、ユーザ側できちんと証明する必要があるというわけですね。
ConoHaは、他社の某VPSに比べて障害が多めの印象だったので、この制度は嬉しいところですが、現場のエンジニアの人は大変なんだろうなあとも思います……。