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すべてのキャリアでeSIMの導入がついに決定

NTTドコモは9月1日に「eSIM」サービスの提供を開始することを発表しました。

www.nttdocomo.co.jp

9月8日10時から、ドコモオンラインショップおよびahamoサイトにてeSIMの新規契約、既存ユーザーの物理SIMからeSIMへの変更、eSIM再発行が24時間可能となります。すでに楽天モバイルSoftBankauはeSIMサービスの提供を開始しているので、今回のドコモの発表によってすべてのキャリアでeSIMの導入が決定したことになります。

提供開始の発表と同時に対応機種の発表もされました。対応機種は、eSIM対応のiPhoneおよび iPad、それからキッズケータイ SH-03Mとdtab Compact d-42Aです。Google PixelなどeSIMを搭載しつつも対応機種になっていないものもありますが、おそらく動作はするだろうと思います (動作保証がないだけ)。

各ブランドのeSIM対応が出揃ったので、各ブランドのeSIM関連手続きの対応時間を比較してみようと思います。以下の表でたとえば「24時間」とあれば、それは24時間オンラインで手続きが可能なことを意味します。「9時-20時」とあれば、9時から20時のあいだにオンラインで手続き可能なことを意味します。「ショップ来店」と書かれている場合はオンラインでの手続きは不可で、ショップでの手続きが必要です。なお、どのブランドもオンラインでの手続きでは手数料は徴収していません。

再発行 物理SIM→eSIM eSIM→物理SIM
ドコモ 24時間 24時間 ???
ahamo 24時間 24時間 ???
au 9時-20時 9時-20時 ショップ来店 2200円
povo 9時-20時 (電話要) 不可 9時-20時 (電話要)
UQ mobile 9時-20時 9時-20時 ショップ来店 3300円
SoftBank 9時-21時 ショップ来店 3300円 ショップ来店 3300円
Y!mobile 9時-21時 ショップ来店 3300円 ショップ来店 3300円
LINEMO 9時-21時 9時-21時 9時-21時
楽天モバイル 24時間 24時間 24時間

こうしてみると楽天モバイルの対応が最も柔軟で使いやすい印象です。ドコモも楽天モバイルに近い対応です。eSIM→物理SIMの変更手続きがどうなるのかは不明ですが、ドコモブランドは店頭手続き、ahamoはオンライン手続きになるんじゃないかなという気がします。auSoftBankにはオンラインでできる手続きの拡大を含めて改善を期待したいです。LINEMOはもともとオンラインでの再発行やSIM形状変更が不可能だったのが改善された実績があるので、メインブランドでもできないことはないはずです。

すでに契約済みのahamoにてeSIMへの変更をしてみようと思っているので、またそのときは報告したいと思います。