alstamber lab

ガジェットとキャッシュレス決済とホテル徘徊が好きな人のブログです。

ドコモが「ahamo」の有償店頭サポート提供予定を表明

総務省は4月16日に「競争ルールの検証に関するワーキンググループ」の会合を開催しました。この会合において、ドコモがオンライン専用プラン「ahamo」の契約者に対して有償での店頭サポートを提供する予定があることを明らかにしました。

https://www.soumu.go.jp/main_content/000745889.pdf

「ahamo」はもともと申込みからサポートまでをすべてオンラインで完結させるという触れ込みでスタートしたプランでしたが、実際に蓋を開けてみると利用者の契約状況によってはオンラインで申込みを完結させられなかったり、オンラインでできない手続きが残されていたり、チャットが常に混雑していて使い物にならなかったりと様々な問題が出てきてしまっています。また、大々的なテレビCMの影響からか、本来「ahamo」がターゲットとしていないユーザーが「ahamo」に流入して混乱が起きるということもあるようです。こういうときにKDDISoftBankであれば「UQ mobileかワイモバイルのほうが良いですよ」と案内できるのですが、ドコモには店頭サポートが付いている廉価ブランドが存在しないので、そういった対応ができません。

このような現状を考えると、きちんと対価を取ることを前提として「ahamo」に有償店頭サポートを加えるのは妥当に思えました。ちなみに「ahamo」以外のプランを契約していても、一部のドコモショップでのサポートは既に有償化されていて、例えばケータイ補償サービスで交換された端末の初期設定には3,300円かかります。「ahamo」ではこの有償化の範囲が更に拡大されるか、料金が引き上げられるかが行われるだろうと思います。契約を一からサポートする場合は5,500円くらい徴収しても良いんじゃないかと思ったりしました。