Xperia 1 を購入した
昨日より日本でも販売開始されたSonyの最新スマートフォン Xperia 1 を購入しました。
Sonyのスマートフォンを購入するのは久しぶりで、調べたところ Xperia Z3 Compact 以来でした。Z3 Compactの発売が2014年の秋で、実際に購入したのはもう少し後だったと思うので、4年ぶりくらいの購入となります。 もともとSony製品が好きな方なので、Xperiaにも悪い印象は持っていません。もちろんZ3 Compactを買い換える際もXperiaを検討したのですが、そのときにスタートしたのがXperia Xシリーズで、これが正直なところユーザーのニーズをつかめているとはいえないものでした。そして最終的には、Galaxy S8に乗り換えることを決めました。 今回のXperia 1も、Xperia Xシリーズに終止符を打って一から作り直されたモデルということで気になっていたのですが、当初はGalaxy S10の購入を考えていました。しかし、既に販売が開始されている海外からの情報や量販店でモックを見たときの印象 *1 からXperia 1に気持ちが傾き、今回の購入に至りました。
端末はドコモオンラインショップで購入しました。おサイフケータイが必要なので、キャリア版一択。そして、ドコモとソフトバンクの回線契約を持っているのでこのどちらかから購入することになりますが、端末価格が安く、テザリングの余計な制限もないので、ドコモからの購入にしました。 ドコモはオンライショップから購入すると、
- 混み合うお店にわざわざ行かなくて良い
- 機種変更手数料が無料
- 余計なオプション品などを売りつけられない
- 頭金と称して購入時に本体代金と関係のないお金を請求されない
という利点があり、オンラインショップで買わない理由がありません *2。
到着
予約のタイミングが遅かったため、発売日当日の配送には間に合わなかったのですが、発売日翌日 (つまり今日です) の午前の配送にすることができました。
専用のダンボールに入って送られてきます。開封すると、同梱物の一覧が書かれた紙、データ移行などのユーザー側で行わなければならないことを案内する紙、各種サービスの案内の紙などが入っています (個人情報が書かれていたので写真は割愛します)。
ダンボールの下の方に端末たちが入っています。今回はドコモオンラインショップで先着2万名向けのキャンペーンが行われていて、USB-Cとオーディオジャックを二股に出来るアクセサリーが一緒についてきました。それから新しいSIMカードも入っていました。現在使っているSIMカードと機能的には変わらないようですが、それなりの長い期間SIMカードが使われている場合に、経年劣化による故障を避けるため、あえて交換を案内しているようです。交換は無料でしてもらえます。
iPhone X, Galaxy S8と箱を並べてみました。Xperia 1の箱はこれらと比べて長く薄いことがわかります。
化粧箱を開けると前面に端末がお目見え。21:9の超ワイドスクリーンが目を引きますね。
中身は超シンプルで、端末本体とオーディオジャック変換ケーブル、それから薄いリーフレットが2つ。「昔の携帯電話はもっとゴツい箱でいろいろな付属品が入ってたなあ」と思いだしたりしていました。
前面の様子。やはり長く見えますが、横幅は以前のモデルよりスリムになっており、手でのホールドはしやすくなっています。ただしガラスが滑りやすいので、小さめの手での片手操作はちょっと気をつけないといけないですね。
裏面の様子。今回はパープルを購入しました。いにしえからのXperiaファンだと「Xperiaのカラーはパープル!」という人も多いのではないでしょうか。今回のパープルは総じてやや青みがかった色ですが、角度によって色味が変わるのが面白いです。カメラはXperia初のトリプルレンズ。指紋センサーが裏面から側面に移動したので、スッキリした印象になっています。
ファーストインプレッション
21:9のディスプレイが決め手になって今回Xperia 1を購入したのですが、やはりこれは面白いです。 私が以前使っていたGalaxy S8も18:9のディスプレイで、今主流である16:9に比べて縦長であり、縦長ディスプレイの良さは知っていました。21:9というのはそこからさらに引き伸ばした比率になるのですが、画面を2分割したときに上に16:9の表示をしながら、下に9:16の表示ができるという合理的な意味合いを持った比率でもあります。 Twitter, InstagramやLINEなど、スマートフォンで頻繁に使われるアプリは縦に情報が並んでいるものが多いです。Webサイトもスマートフォン向けに最適化されているものは横の幅が固定で、縦に情報が並ぶようになっています。ディスプレイを縦に引き伸ばすというアプローチは、理にかなっているように思います。 もちろん縦に伸ばしすぎるとかさばって持ち歩きにくくなるので、そこはうまく両立できるポイントを探す必要があります。
代表的な端末のサイズと質量を列挙してみます。なんとなくXperia 1のサイズ感が見えてくるのではないでしょうか。
端末 | 幅 [mm] | 高さ [mm] | 質量 [g] |
---|---|---|---|
Xperia 1 | 72 | 167 | 178 |
iPhone Xs | 70.9 | 143.6 | 177 |
iPhone Xs Max | 77.4 | 157.5 | 208 |
Galaxy S10 | 70 | 150 | 158 |
Galaxy S10+ | 74 | 158 | 175 |
P30 Pro | 73 | 158 | 192 |
AQUOS R3 | 74 | 156 | 185 |
動作も非常にサクサクしており、今のところ不満点はありません。今回搭載しているチップセットが優秀なんでしょうね。内蔵RAMとROMがグローバル版に比べて少なくなっていることに不満の声が上がっているようですが、私個人はゲームなどをAndroidではしないので、特に気にしていません。
ワイヤレス充電が非搭載になったのは残念です。ただ、USB PDに対応しているようなので、USB PDの環境であれば高速に充電できるはずです。我が家の充電環境は2年前に買ったACアダプタで、USB PDに今ひとつ対応できていないので、これを機に充電環境を差し替えたいと思っています。