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ahamoの物理SIMを申込んだ

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26日にドコモの新プラン(のようなブランドのようななにか)であるahamoの申込みが開始されました。先日のLINEMOやpovoに続き、こちらも申込みました。ahamoではeSIMが開始当初は提供されていないので、物理SIMでの純新規申込みとなりました。

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端末を買うかどうかで迷う

今回は開始当日の申込みではなく翌日深夜の申込みとなってしまいました。これはahamo仕様の端末を買うかどうかを迷ってしまったのが理由です。5Gが使える端末を1台仕入れたかったんです。ahamo仕様端末は

の3つが用意されています。このうち5Gが使えるのはXperia 1 IIかGalaxy S20の二択なので、これのどちらかを買うかどうかとなります。どちらも国内販売のハイエンドAndroid端末としては比較的評価の高いもので、またahamo仕様端末はプリインストールアプリも削減されているという話を聞いたので、興味が湧いていました。値段も中古品を買うより安いです。ただし、これらの端末はミリ波に対応していないため、5Gをフルに利用できるわけではありません。

これで半日近く悩んだのですが、やはりせっかく5G端末を買うならミリ波がつかめる端末がほしいという気持ちが勝ち、26日の夜にSIMのみ契約することを決めました。

申込みの流れ

申込みは、ahamoのサービスサイトから行います。povoやLINEMOが彩度の高い黄色や緑色をキーカラーに採用していて、結構目に優しくないデザインなのですが、ahamoはパステルカラーを基調としていて、比較的目に優しいデザインです。

まず契約形態を選びます。プラン変更するのか、新規に回線を契約するのか。それぞれについて端末を一緒に買うのか買わないのかを選びます。今回は回線のみ契約します。

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契約形態を選ぶ

続いて、MNPの有無、プランの選択をします。とはいってもプランは一つしかないので、通話定額オプションをつけるかどうかを選ぶだけです。

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MNPするかを選択する

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プランは一つしかないので、通話定額オプションをつけるかどうかだけ選ぶ

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月額シミュレーション。このへんは各社変わらず

進めると、対応端末を持っているかどうかを確認されます。

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対応端末を持っているかの確認

続いて、dアカウントを持っているかどうかを聞かれます。持っていない場合はここで作ることもできるようです。ahamo公式Twitterではしきりにdアカウントを事前に作るように案内していましたが、ここで作れるなら別にあの案内はいらなかったんじゃないでしょうか。私は既にdアカウントを持っているので、それでログインしました。

なお、画面の下の方に利用できる本人確認書類についての案内もありました。なんでここに置いたんだろうと疑問ですが……。povoとは異なり健康保険証も使えるようです。

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dアカウントでログインを求められる

次に進めると、SIMロック解除をしているかの確認画面が出てきました。これは対応端末を持っているかどうかを確認したときに確認すれば良い気がするんですが……。端末の話になったりアカウントの話になったり、フローが散らかっている印象を受けます。

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SIMのみ契約のときのみこの画面に遷移すると思われる

その後、本人確認書類のアップロードに入ります。ahamoはeSIM未導入なので、eKYCを使うのは契約者本人以外や宅配ボックスでSIMや端末を受領するケースのみです。私は契約者本人がSIMを受領することにしたいので、写真で撮った本人確認書類のアップロード作業をしました。今回は運転免許証ではなくマイナンバーカードを使いました。ahamo申込み時に気づいたのですが、マイナンバーカードだと表面だけの撮影で済むので楽です。

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本人確認書類をアップロードするが、形態によってはeKYCを求められる

氏名や住所などの本人情報を入力します。dアカウントにあらかじめ本人情報を登録していれば、ある程度引き継がれます。なお住所の番地などは全角入力が必要です。これはやめてほしい。本人情報に加えて、ネットワーク暗証番号の設定、受取日時の設定、契約書類を郵送するか、利用者登録を別にするかも入力します。なお、私が申込みした時点で受取日時の最短は4月6日になっていました。私は特に日時を指定しないことにしました。これでちょっと早く届いてくれれば良いんですが……。

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本人の情報を入力

続いて、利用料金の支払い方法を決めます。ahamoは新規契約でも口座振替が設定できるのが他社にない違いです。私はクレジットカード払いにするので関係はないですが。いつも使っているカードの情報を入力して先に進めます。

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利用料金の支払い方法を決める

各種規約への同意を求められます。dポイントクラブの規約など既読のものは飛ばしつつ、読んで同意します。

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各種規約をよく読んで同意

規約への同意をすると、最後に注文内容を確認します。「注文を確定する」を押せば申込み終わりです。

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注文を確定する

申込んでの感想

申込みの際、いくらか引っかかる点がありました。まず、最初申込む際に間違って既にドコモの回線契約があるdアカウントでログインして申込みを進めてしまったのですが、最後の「注文を確定する」ボタンを押した後に初めて「お客様のdアカウントではお手続きできません」というメッセージが出てきました。ログインしたdアカウントで契約できるかどうかはdアカウントでログインした時点でわかるでしょうから、その時点で警告を出してほしいです。また、何が悪くて「お客様のdアカウントではお手続きできません」なのかもエラーメッセージではわからないのも優しくないです。「お客様のdアカウントには既にドコモの回線契約が紐付いているのでお手続きできません。ドコモの回線契約が紐付いていないdアカウントをご用意ください」と書けばいいはずです。

上記のようなことがあったので、ahamo用のdアカウントを作りましたが、今度はdアカウントでログイン後に「オンライン発行dポイントカード番号の発行が必要です」というメッセージが出て手続きを進められませんでした。オンライン発行dポイントカード番号の発行手順を説明するページへのリンクが張ってあるのですが、これを読んでも何をやれば良いのかわかりません。まず最初の画面にどうやったら行けるのかわからないです。結局「オンライン発行dポイントカード番号 登録」などと検索して出てきたページから手続きをして発行しました。

ahamo.com

申込みフローのところでも話しましたが、申込みフォームが散らかっている印象を受けます。対応端末→dアカウントログイン→SIMロック解除の確認というフローは謎です。povoはもっとシンプルでしたし、eSIM周りで散々ボコボコにされているLINEMOも申込みフローはきれいでした。この状態でeSIMも開始当初から実装してたら大混乱だったのは間違いないだろうなと思ってしまいました。住所に全角入力が必要なのも令和のサービスとしてはあり得ないです。

ahamoには専用アプリがある

povoと同様ahamoにも専用アプリがあります。こちらもパステルカラーを基調としたデザインなので、目に優しい感じです。デザインセンス的にもahamoのほうが僕の感性には合ってる感じがします。まだahamo未契約ということになっているので、アプリの使い心地自体は契約後に改めて確認したいです。

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アプリデザインは令和な感じ

まとめ

まだ契約成立していないので、この記事では申込みフローの話だけとなります。これから契約成立→SIM配送までしばらく時間がかかるかと思いますので、なにか大きな動きがあれば記事にしたいと思います *1。ahamoは先陣を切って発表かつ最後発でのスタートだったので個人的に結構期待してたのですが、残念ながら申込みフロー自体はまだまだ磨き上げが必要だなという印象です。モバイル契約の評価はもちろんこれに加えて回線やサポートの質によっても決まるものなので、実際に使ってみた上で評価していきたいと思います。

*1:そもそも土日に作業やってるんだろうか