povoの24時間使い放題トッピングを試してみた 動画系の通信制限はなさそう
先日始まったKDDIの新ブランドであるpovoの売りの一つが、「トッピング」機能です。特に注目されているのは、「220円払うと24時間データ容量を消費せず使い放題となる」トッピングだと思います。競合他社にはないサービスなので、これがどれくらい使えるかによってpovoの魅力も大きく変わると思います。そんなわけで、早速このトッピングを使ってみました。
トッピングはアプリから申し込む
povoのトッピングはすべてアプリから申し込む形になっています。アプリのボタンを押すと、下のような画面が出てくるので決済に進みます。決済方法はauのキャリア決済であるauかんたん決済とクレジットカードが使えます。povoを契約していればauかんたん決済が使えて、こちらを使えばpovoの月々の支払いにトッピング料金をまとめられます。特段事情がない限りauかんたん決済の利用で良いかと思います。
決済が完了するとすぐにトッピングが有効になるようで、データ残量のカウントは止まりました。トッピングがいつまで有効なのかアプリのわかりやすいところにデカデカと出てくるのが良いです。
ただし、使い放題が終了となるタイミングでの通知などはしてくれないようです。アプリで通知してくれると使いすぎを防げて便利だと思いました。「もう24時間追加でトッピングしますか?」とサジェストもできるでしょうし。
動画サイト系の規制はされてなさそう
auブランドには使い放題MAXというデータ容量無制限のプランがあります。こちらのプランですが、まことしやかに動画系のサイトとの通信の場合通信速度が5.5Mbps程度に制限されているのではないかといわれています。
auの5GはYoutubeやNetflixの動画も常に5Mbpsの制限がかかってるので4K動画もまともに見れないし、動画をスキップする度に10秒ほど止まるからストレスしかないです。。 pic.twitter.com/xQH1kcfnIh
— gadget_live 5G (@Gadgetlive_5G) 2020年8月3日
上のツイートではfast.comという通信速度測定サイトで5Mbpsを下回る速度しか出ないことが報告されています。fast.comはNetflixが運営している通信速度測定サイトで、測定サーバーもNetflixのものを使っているので、動画系サイトの通信制限の根拠とされています。
このような事情があるので、povoの24時間使い放題トッピングを申し込むと同様に動画系サイトの通信制限が行われるのではないかと気にしていました。結論から言うと、今のところpovoでは通信制限をしていないようでした。トッピング契約中に何度かfast.comを使って通信速度測定しましたが、安定して2桁Mbpsは出ていました。またYouTubeの4K60fps動画も正常に視聴できました。4K60fps動画は理論上5.5Mbpsの通信速度では視聴不可能です。
この状態が維持されるなら安心してこのトッピングを使えそうです。