alstamber lab

ガジェットとキャッシュレス決済とホテル徘徊が好きな人のブログです。

Kyash が3Dセキュアに対応

ウォレットアプリ「Kyash」と紐付けて使えるプリペイドカードであるKyash Cardが本日から3Dセキュアに対応しました。

本人認証サービス(3Dセキュア)に対応しました - Kyash NEWS

3Dセキュアとは、オンラインショッピングの際に、カード情報に加えてカード会社による本人認証を行うことで、カード情報を盗まれたことによる「なりすまし」ての不正決済を防止する仕組みのことです。

3Dセキュアのよく知られている方式としては、ユーザーがカード会社に予めパスワードを登録しておき、決済時にカード会社が用意したページに移動、そこでパスワードを入力するというものがあります。Kyashは今回VCASというVISAの提供するソリューションを導入することで、これに加えてワンタイムパスワードを使った新しい認証方式にも対応しています。新しい認証方式では、カード会社が決めたルールに基づき不正利用の可能性が低いと判断された場合には認証を求めないようになっており、安全性を保ちながらユーザーの利便性が保たれる設計になっています。

prtimes.jp

f:id:alstamber016:20201117230244p:plain

ワンタイムパスワード方式の場合は、メール・SMS・アプリの3パターンの通知を選ぶことができます。選択してから通知までの速度は速いです。数秒も待たないくらいでしょうか。これならばストレスなく利用できそうです。

3Dセキュアが使えるようになったことで、各種QRコード決済や一部のオンラインショッピングサイトなど、利用に3Dセキュアが求められるケースでもKyash Cardが使えるようになります。日本のオンラインショッピングサイトだと3Dセキュアを求めないサイトも多いですが、海外だと3Dセキュアがあるケースも多いので、海外での通販決済に使いたい場合にはありがたい変更となりそうです。Kyash Cardは従来使えなかったホテルでの宿泊費の決済にも使えるようになったり、不正利用補償制度が整備されるなど、サービスの改善が進んでいます。以前よりは一般の人にもおすすめしやすくなったのではないかと思います。