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私のクレジットカード構成 2019年10月版

ガジェットとカードが好きな人のブログです。

とタイトルのところに書いておきながら、ガジェットか日本酒の本を作って頒布する話ばかり書いていましたが、カードや決済周りへの興味は続いているので、久しぶりにカードの話を書こうと思います。

今回は自身が所有するカードの構成を紹介します。この手の記事は昔にどこかで書いたような気もしたのですが、このブログには残っていませんでした。気のせいだったのかもしれません。

方針

クレジットカードの構成を決めるにあたって、前提としている方針です。

  1. 契約枚数が10枚以上にならないようにする。経験上10枚以上になると管理が大変です
  2. 日本における主要な国際ブランドのうちDinersを除く VISA, Master, AMEX, JCB を1枚以上持つ。Dinersは別に嫌いではないのですが、もう少し大人になってからでも良いかなと思っています。他のブランドは日本に住む限り持つ利点が小さいので、今のところは作りません

メインカード

普段の決済に使用しているカードです。

JALグローバルクラブ JAL JCBカード プラチナ

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ここ最近一番決済額が大きいのがこのJALカードです。普通のJALカードではなく、JALグローバルクラブというよくわからない会員組織に入会している人向けのカードになっています。 プラチナなので年会費はそこそこするのですが、アドオンマイルという航空券を購入したときの追加付与マイルが大きいので、毎年JALの航空券をそれなりに買う人であればある程度のペイをするはずです。 航空系カードということもあって、旅行系の保険も充実しています。

券面右下の銀色に光るロゴがなかなか上品で好きです。完全に自己満足の世界ですけどね。JALグローバルクラブに入会すると真ん中に鎮座することになる金色のロゴは賛否両論かと思います。

このカードの決済額がここ最近大きいのは、現在JCBが行っているキャンペーンの影響が大きいです。JCBスマホ決済!全員に20%キャッシュバックキャンペーン!」という名前のキャンペーンです。

www.jcb.co.jp

これは、JCBが発行しているクレジットカードをApple PayかGoogle Payに登録してQUICPayとして使用すると20%還元を受けられるという破格のキャンペーンです。このキャンペーンのすごいところは、

  • すでにJCB発行のカードを持っている人も対象
  • カード1枚あたり5万円分の決済まで対象 (つまり1万円まで還元)
  • 対象のカードであれば、1人あたり何枚でもOK
  • キャンペーン期間が2019年 8月 16 日(金)〜 2019年 12月 15 日(日)と約4ヶ月間の長期にわたっている

という点です。新興勢力であるQRコード決済サービスが大盤振る舞いの還元をしたことは記憶に新しいですが、それに引けを取らない強烈なキャンペーンです。

さらにJALカードには特約店というシステムが有り、その特約店でJALカードを使うと貯まるマイルが倍になります。私事ですが、私はサウナが好きでよく「タイムズスパ・レスタ」という温浴施設に行くのですが、ここが特約店になっているのでいつもありがたくマイルを貯めさせていただいています。

スターウッドプリファードゲスト アメリカン・エキスプレス

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陸マイラー活動をしている人のブログにて頻繁に紹介されているカードです。基本的に普段の決済は上記のJALカードか、このカードで行っています。 年会費は31000円となかなかの高額なのですが、個人的には以下の2点において年会費以上の価値があるカードだと思っています:

  • 決済で貯まるポイントが世界の様々な航空会社のマイルに最大1.25%還元で変換可能
  • マリオットグループのホテル (一部除く) に年に1回無料で宿泊できる

JALマイルも、ANAマイルも、(一部の人に人気な)アラスカ航空のマイルも最大1.25%還元です。こんなマルチパーパスなカードは今のところ他にはありません。 無料宿泊も、一部のブログでは酷評されていたりするようですが、私が使ったときはいずれも年会費以上の価格の部屋に何の問題もなく宿泊できており、一切の不満がありません。

加えてこのカードを持っていると、マリオット会員のゴールドエリートという上級会員資格が自動付与されます。しかしこれは正直どうでも良いです。部屋が角部屋になったり、上層階になったり、広くなったりすることはありますが、その程度です。あくまでおまけ程度に考えるのが良いかと思います。

KITTE丸の内 エポスゴールドカード

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若い世代を中心にエポスゴールドカードを持っている人は多いと思いますが、この「KITTE丸の内 エポスゴールドカード」を持っている人はなかなかレアなんじゃないかなと思います。 「KITTE丸の内 エポスカード」を作ってゴールドカードの招待を受けるか、「エポスゴールドカード」を持っている状態でKITTE丸の内にあるカードデスクに申し出ることで、このカードを手に入れることができます。 中身は普通のエポスゴールドカードと同じです。個人的には、中央部の筆記体ロゴと右上の盾みたいな形をしたエポスロゴがなくスッキリしたデザインなのが好印象です。

エポスゴールドカードのいいところは、年会費が無料なのにそこそこのゴールドカードの特典が受けられることと、選べるポイントアップショップというサービスがあることと言って良いでしょう。 誰にでも門戸が開かれている年会費無料ゴールドで、国内の空港ラウンジが一通り使えるのはエポスゴールドカードだけのはずです。こんな大盤振る舞いの特典はいつ改悪されてもおかしくないと思いますが、今のところはまだ大丈夫そうです。

選べるポイントアップショップは、予めエポスカードが決めた店舗のうち3つを選んでその店舗で買い物をすると、通常の3倍のポイントが得られるというサービスです。通常の還元は0.5%なので、3倍だと1.5%還元となります。このサービスのすごいところは、対象店舗にモバイルSuicaが含まれていることです。Apple Payで作成したSuicaのチャージをするクレジットカードとしてエポスゴールドカードを指定しておけば、Suicaのチャージで1.5%還元が得られるというわけです。Suicaのチャージだとポイントが貰えないカードも多い中、これだけの高還元率が得られるカードは、JR東日本の系列であるビューカードを除けばこのカードくらいではないでしょうか。

私が持っているクレジットカードで唯一VISAブランドのカードなので、VISAやMasterしか対応していない店舗での決済にも使っています。海外キャッシング手数料も安いので、海外での通貨調達にも使いやすいカードです。

サブカード

JCB ゴールド・ザ・プレミア

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JCB本体が発行しているカードです。「JCB ゴールド」を作って2年連続で100万円決済するとカードの招待が送られてくるというカードオタク向けなカードになっています。 このカードをわざわざ取得しようと思う人は正直珍しいと思いますが、年会費が通常のゴールドカードと変わらない10000円にも関わらず、プライオリティパスが使えるなどプラチナカードに近いサービスが受けられるカードになっています。

コレクション目的で取得したカードで、積極的に外で使ってはいなかったのですが、ここ最近はQUICPayの20%還元に乗せられて (QUICPay経由ではありますが) それなりの回数の決済に使っているカードです。

他のカードとサービスもかぶっているので、長期の維持をする予定はなく、どこかのタイミングでダウングレードする事を考えています。今のところは、39歳以下限定で年会費無料かつ1%還元が得られる「JCB CARD W」を候補に考えています。

アメリカン・エキスプレス プラチナ・カード

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アメリカン・エキスプレスが発行しているカードです。写真では分かりづらいですが、金属製のカードなので見た目のインパクトはなかなか。ちょうど金属カードの発行が開始されたときにネタ申し込みしたところ発行されてしまったという経緯があります。 このカードはほとんど決済には使っておらず、もっぱらカードに付帯するサービスを利用するためのものになっています。気の利いた贈り物を探すときや、ちょっといいホテルに宿泊するときなどに使い勝手が良好です。

独特なイベントの開催頻度が高いのもこのカードの面白いところです。USJの貸切イベントなんかもやっていたりします。プラチナ会員以上向けに先行申込を受付していたので申し込んで参加しましたが、なかなか楽しい思い出づくりになりました。 来月には↓こういう謎のイベントも開かれるようです。

www.americanexpress.com

面白いカードではありますが、なにぶん年会費がかなり高めで海外旅行を始めとするレジャーやエンタテイメントを頻繁に楽しむような人でないとカードの機能を全て使いこなすのは難しいです。私自身なかなか乗りこなせているとは言えないですが、もうしばらくの間色々試して使ってみようと思っています。やっぱりカードオタクですし。

セゾンゴールド アメリカン・エキスプレス

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セゾンカードが発行しているAMEXブランドのゴールドカードです。本来は年会費が10000円するカードですが、年会費無料で作れるということで作ってみました。実は持っているカードの中で利用可能枠が一番大きいのがこのカードだったりします。

なぜ年会費が無料かといいますと、セゾンカードがスマホアプリ利用者向けに行っている「セゾンクラッセというスコアサービスで、「一定スコアを超えている会員向けに年1回の利用で永年年会費無料」という条件の招待が期間限定で出されていたからです。たまたま私はこの条件を満たしており、無料で1万円相当のゴールドカードを持てるなら作っておいて悪くないだろうと考えて申し込んだ次第です。

とはいえすでにメインカードがある状態なので、決済に積極的に使うということもなく、公共料金の支払いがいくつか紐付いている程度。せっかくのカードなのでもう少し使い方を考えられればと思っています。 セゾンマイルクラブに年会費4000円を払って入会し、JALマイルを獲得するという使い道も考えられますが、この場合の還元率が1.125%。すでに1.25%や2%還元できるカードを持っているとどうも微妙ですね……。

三井ショッピングパークカード (AMEX)

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行動圏に三井ショッピングパーク系列の商業施設がちらほらあり、時々買い物することがあるので店頭で作ってみました。 AMEX以外のブランドもあったんですが、入会特典がちょっと加算されていたのでAMEXにて作成。

年会費無料で、このカードを使って三井ショッピングパークのお店で決済すると、三井ショッピングパークのポイントが2%還元。加えてセゾンの永久不滅ポイントも0.5%還元なので、三井ショッピングパークで買い物するぶんにはなかなかお得なカードです。 また、お店によってはカードを提示すると優待があったりします。レストランでソフトドリンクが無料になったりするので、家族連れで買い物に出かけるときなどに便利そうです。ショッピングモール系のカードによくある駐車場優待もついています。

作ってからしばらくの間は決済にも使っていたのですが、ここ最近はQUICPayの20%還元が強いので、ポイントカードとしてしか使わなくなってしまいました。三井ショッピングパークには、ポイントが1%つくクレジット機能無しのポイントカードの設定もあり、カードの決済機能を使わずにポイントカードとしての使用であればこのカードでも1%付与に変わりはないので、この使い方を続ける限りはクレジットカードを契約し続ける必要がありません……。 QUICPayの20%還元が終わったらこちらに戻ってくるかもしれませんが、今後の決済額や優待の利用頻度によっては整理の対象になると思います。

ANA一般カード (Master)

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Masterブランドのカードを確保するために持っているカードです。Masterブランドなら何でもいいといえばそうなのですが、ANAにはJALほどではないにせよ搭乗することがあるのと、ANA FESTA」の割引が効くのがありがたいのでANAカードにしています。ANAカードとしての機能があればじゅうぶんなので、一般カードです。

決済に使うのはANAの航空券を買うときと、電子マネーのiDを使用するときくらいです。陸マイラー活動もしていないので、ANAマイルは全く貯まりません。 いざとなったらマリオットポイントからマイルに移行してスカイコインに変換すれば最低でも1.2%還元にはなるので、それくらいのゆるい気持ちでいいかなと思っています。