Apple ポリッシングクロスを買ってみた
Appleは先週、14/16インチ新型MacBook Proを発表しましたが、それと同時にディスプレイの拭き取り清掃に使える「ポリッシングクロス」の販売を開始しました。
この「ポリッシングクロス」は、Pro Display XDRに同梱されている専用の清掃布の単体販売だと言われています。今回これを購入し本日到着したので、かんたんにレビューしたいと思います。
パッケージはAppleらしいシンプルな外観です。
本体はパッケージの中に二つ折りになって入っています。思ったよりも分厚く、しっかり硬い布です。触り心地はしっとりしていると感じました。どうやら2枚の布を貼り合わせた構造になっている様子。
iPhone SE (第2世代) と大きさを比較してみました。高さはそれほど変わりません。測ってみると大きさは16cmx16cmでした。一部メディアで19cmx19cmと書かれていますが、これはどういうことなんでしょう。もしかしてPro Display XDR付属クロスは19cmx19cmなんでしょうか。そうすると、Pro Display XDR付属クロスとは別物の新製品ということになります。
本体と一緒に入っているのはこの説明書きのみです。「すべてのApple製品のディスプレイおよび本体表面に安全に使用できます」だそうです。Apple製品によく入っているりんごのシールは入っていませんでした。
実際にスマホを拭いてみました。私は普段エツミのミクロディアエピクロスを使っていますが、これに比べるとかなり硬い使い心地で、また画面を拭くときの抵抗感が大きいように感じました。この抵抗感の大きさを「画面が傷つきそう」と感じるか、「しっかり汚れを拭き取れていそう」と感じるかは人によりそうです。Pro Display XDRのnano-textureガラスでも使える製品なので、傷が付く心配はしなくていいとは思いますが……。なお、ミクロディアエピクロスはもっと大きいものが1300円ぐらいで買えるので、クリーニングクロスとしてちょっと高いのは否めません。もちろんちゃんと使える製品だとは思いますが、ファンアイテムに近い存在と言えるかもしれません。
この「ポリッシングクロス」は大変な人気のようで、今から買うと10週間待ちです。年内の受け取りは難しそうです。こんなに入手が困難なApple製品は久しぶりな気がします。