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iPad のラインナップはややこしいと思って調べてみた話

最近 Apple のページを見ていて思ったこと。

iPad のラインナップ複雑すぎない!?」

現行の iPad は全部で4つの種類があります。

普通の人からしたら、たとえば 「iPadiPad Air って何が違うんだよ!」となりそうです。「Air って付くから軽いのか?軽い分性能は低いのか?」と疑問は止まりません。さらに iPad Pro は画面のサイズが2種類用意されているので、画面サイズで言えば

  • 7.9インチ
  • 10.2インチ
  • 10.5インチ
  • 11インチ
  • 12.9インチ

の5種類です。ちょっと Apple らしくないカオスさだなあという気がしてきたので、他の観点からも現状のラインナップについて調べてみました。

ストレージ容量

iPad の中にどれくらいのデータを保存できるか。ストレージ容量は重要な要素です。ストレージ容量は全部で6種類設定されていました。

iPad mini iPad iPad Air iPad Pro
32GB x o x x
64GB o x o x
128GB x o x o
256GB o x o o
512GB x x x o
1TB x x x o

これを見ると、iPad Pro はやはり名前の通りストレージ容量も大きい設定まである一方、iPad miniiPad Air が同じ位置づけ、iPad が最も下位の位置づけになっていることがわかります。

性能

iPad 自体の性能を比較してみましょう。

iPad mini iPad iPad Air iPad Pro
チップセット A12 Bionic A10 Fusion A12 Bionic A12Z Bionic
カメラ 8MP 広角 8MP 広角 8MP 広角 12MP 広角 10MP 超広角
4K ビデオ x x x o
ポートレートモード x x x o
LiDAR x x x o
スピーカー x2 x2 x2 x4
生体認証 2nd TouchID 1st TouchID 2nd TouchID FaceID
ディスプレイピクセル密度 326ppi 264ppi 264ppi 264ppi
ディスプレイ最大輝度 500nit 500nit 500nit 600nit
フルラミネーションディスプレイ o x o o
反射防止コーティング o x o o
ProMotion x x x o
P3 o x o o
True Tone o x o o
Bluetooth 5.0 4.2 5.0 5.0

こちらでもやはり iPad Pro が一個抜けた性能を持っている部分が多い一方、iPad miniiPad Air はほとんど差が見られませんでした。唯一両者に差があったのがディスプレイのピクセル密度。これは iPad mini のほうが高いです。iPad mini は端末が小さく、より目と端末の距離が近づく傾向にあるので、ピクセル密度をより高くしないと iPad Air と同等の見え方にならないためだと思います。

周辺機器

iPad mini iPad iPad Air iPad Pro
Connector Lightning Lightning Lightning USB-C
Keyboard x Smart Keyboard Smart Keyboard Smart Keyboard Folio / Magic Keyboard
Apple Pencil 第1世代 第1世代 第1世代 第2世代

Apple Pencil 第2世代は iPad Pro のみで使用できますが、他のすべての iPad で第1世代が使えます。iPad mini にはケース一体型のキーボードが繋がりません。iPad mini が小さいので、そのサイズに合ったキーボードを作るのが難しいからだと思います。

価格

Wi-Fi モデルを買うとして、値段を比較してみましょう。すべて Apple 公式からの購入で、税別です。

iPad mini iPad iPad Air 11インチ iPad Pro 12.9インチ iPad Pro
32GB 34,800
64GB 45,800 54,800
128GB 44,800 84,800 104,800
256GB 62,800 71,800 95,800 115,800
512GB 117,800 137,800
1TB 139,800 159,800

無印 iPad の安さが際立っています。仮に iPad Air に128GBの設定があったとして、その価格が64GBと256GBの中間であるとすれば63,300円なので、それより2万くらい安いことになります。iPad miniiPad Air はあまり価格差がないのが驚きでした。画面サイズくらいしか差がないからでしょうかね。

まとめ

改めてラインナップを振り返って思ったこととしては、

  • iPad (無印) は性能面中心に機能が抑えられており、結果として価格も安い
  • iPad AiriPad mini は性能面で中級クラス。両者の差は画面のサイズくらいだと思えばいい
  • iPad Pro はフラグシップに恥じない性能で一つ抜けている

ということでした。iPad Air の立ち位置が正直わかっていなかったのですが、iPad シリーズの伝統的なサイズを守りつつ、iPad (無印) ほど性能に妥協をしていないモデルが必要だと判断されたということなのでしょう。それだったら、iPad AiriPad (無印) と呼んで、今の iPad (無印) を例えば iPad Lite と呼んだほうが実情にあっているような気もします。そもそも iPad Air のような立ち位置のモデルがどの程度必要なのかもちょっと私にはピンとこないです。ある程度性能が必要と感じている層なら、11インチ iPad Pro を買うという選択肢もあるように思えるからです。性能がいらないなら iPad (無印) で十分ですよね。めちゃくちゃ安いし、Pencil などはちゃんと動くので。フルラミネーションディスプレイではないのでペン先の精度は出ないですが、そういう精度を求めるならそもそも Pro を買うほうが良いでしょう。

ラインナップの意味づけはわかりましたが、やっぱりこのラインナップはややこしい気がする、という気持ちはもやもやと残っております。

iPhone SE 第2世代を購入した & 楽天モバイルのeSIMを登録した

iPhone SE 第2世代を購入したので、記事を書きたいと思います。

何を買った?

今回は、iPhone SE 第2世代 128GB PRODUCT RED を購入しました。PRODUCT RED は Apple 製品の赤系の色の製品群につけられている名前で、もともとはエイズの撲滅に取り組んでいる団体に売上の一部が寄付されるというものなのですが、今は期間限定で売上全額をCOVID-19対策に寄付する取り組みとなっています。

www.apple.com

容量は256GBにしても良かったのですが、これまで使っていたiPhoneで64GB程度しか消費していなかったので、128GBでも不足しないだろうと判断し、128GBとしました。

今回は Apple Online Store から購入しました。

  • 25日……注文
  • 26日……夕方頃に配送準備中に変化
  • 27日……発送完了通知
  • 28日……到着

iPhone SE を購入する前は、iPhone X を使っていましたiPhone X は複眼カメラなのに対して、iPhone SE は単眼カメラだったりするなど、iPhone X から iPhone SE への買い替えはダウングレードしているように見えると思いますが、このような買い替えをしたのには理由があります。

軽い筐体

iPhone X から続く今のハイエンド iPhone は重いのです。iPhone X は174g, iPhone 11 Pro は188g, iPhone 11 に至っては194gもあります *1iPhone SE 第2世代は画面や筐体が小さい分、重さが148gに抑えられています。

M字ハゲになっていない

iPhone の現行モデルは iPhone SE を除いてすべてノッチを持っており、「M字ハゲ」のような外観をしています。この大きすぎるノッチについて、「使っていれば慣れるだろう」と思い X を当初購入しましたが、2年以上使ってきた今もダサいとしか思えないデザインです。

Face ID ではない

Face ID も不満な点です。COVID-19が流行して以来、外ではマスクをすることが増えたので Face ID を使ったロック解除ができません。これはかなり不便です。また Face ID の性能自体も暗いところや寝起きの時にイマイチ反応が悪く、高い評価ができるものではありませんでした。家の中でじっくり使うのであれば、Face ID は良いものだと思いますが、スマホの使い方を考えると、Touch IDのほうが便利だと感じています。

カメラ以外は妥協していない

カメラ性能はそれ相応に落としてあるようですが、SoC や機能面での妥協はほぼ見られないのが iPhone SE のポイントです。SoC は 11 シリーズに搭載されているものと同じなので、今購入すればそれなりに長く使えるでしょう。通信面では、eSIM に対応しているのも購入を決めた理由です。eSIM については後述します。

写真

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外箱は特にこれまでの iPhone シリーズのものと大きな差はありません。内容物にも差はないので写真は省略します。

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PRODUCT RED 特有の深みのある赤は美しいですね。リンゴのマークが銀色になっているのですが、この銀と赤の対比も良いです。PRODUCT RED のロゴがアクセントになっています。

eSIM を使ってみた

今回の iPhone SE は、eSIM に対応しています。iPhone SE では、物理的な SIMカードに加えて、eSIM というデジタルなSIMを登録することができ、2つの通信会社の契約を同時に利用することができるようになっています。2つの会社の契約を同時利用できるようになると、例えば

  • 仕事用の番号と個人用の番号を一台で管理する
  • 海外旅行のときに現地でプリペイドプランを契約して追加する
  • 音声プランとデータプランを別にする

ということができるようになります。今回の私は、3番目の音声プランとデータプランを分ける目的でeSIMを使いました。

日本でeSIMを発行している会社はまだ殆どないのですが、その数少ない一つが楽天モバイルです。

network.mobile.rakuten.co.jp

そして、楽天モバイルは現在 Rakuten UN-LIMIT という条件付きではありますがデータ通信量無制限のプランを出しています。このプランは1年間無料で利用できます。

network.mobile.rakuten.co.jp

つまり、以下のような運用が考えられます。

回線 運用
既存の回線 音声プランのみ使用。データ通信には使わない
Rakuten UN-LIMIT データ通信に使用

既存の回線については、もはやデータ通信量は最小限でいいので、データ通信量が最小限に設定されている安いプランにしてしまいます。そうすると、データ通信量は無制限なのに料金は既存回線のプラン変更分安くなるというわけです。

私は既存回線としてソフトバンクの回線を持っていて、ウルトラギガモンスターというプランを契約していましたが、これを機にミニフィットプランというプランに変更しました。ざっと3,000円近くは安くなったので、年間で36,000円近くの通信料金削減となります。大きいですね!!

eSIMの登録ですが、ざっと以下のような流れとなります。

  1. my楽天モバイルで、SIMの再発行手続きをする。するとeSIMを登録するためのQRコードが発行される
  2. iPhoneの「設定」を開いて、「モバイルデータ通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップ。QRコード読み取り画面になるので、先のQRコードを読み取って設定を進める
  3. 楽天回線がiPhoneに登録されるので、「モバイルデータ通信」の楽天回線のところをタップして、「音声通話とデータ」を「LTE, VoLTEオン」にする。これをしないと電話ができない
  4. 「音声通話とデータ」と同じ階層に、「モバイルデータ通信ネットワーク」という項目があるので、これを開いてAPNに「rakuten.jp」を入力する。これをしないとデータ通信ができない

楽天モバイルから iPhone SE が正式に販売されているわけではないので、あくまでこの利用法は動作保証の対象外となる点に注意が必要です。楽天モバイルの公式サイトに「一部機能に対応している」と明記されている *2 ので、楽天モバイル側から弾かれるようになることは考えにくいとは思いますが……。楽天としても将来的には iPhone 扱いたいでしょうし。一部機能とあるのは、楽天モバイルエリアでのSMS受信ができない点や、緊急地震速報に対応していない点を指しています。一方で、データ通信や通話機能、楽天モバイルエリアでのSMSは利用可能ですので、サブの回線としてであれば何の問題もなく使えると思います。

まだこの設定で外を出歩いたりはしていないので、外でどれくらい快適に使えるのかを試してみたいと思います。

*1:フラグシップモデルではない11のほうが重いのも謎です

*2:言い換えれば、楽天モバイル自身による動作確認自体は行われている

アメックスがポイント2倍キャンペーンを開始

アメックスがポイントサービス周りで興味深いキャンペーンを始めています。

www.americanexpress.com

内容は、アメックスの特定のカードの会員限定で通常の2倍のポイントが貯まるキャンペーンです。通常は100円に付き1ポイントが貯まるので、キャンペーン中は2ポイントということになります。 この手のキャンペーンには獲得上限が設定されることも多いですが、今回は獲得上限なしです。使えば使った分だけポイントが倍で貯まります。

期間

2020年4月22日14:00~2020年7月20日23:59

長めのキャンペーンとなっています。3ヶ月もあればじっくりと参加できそうですね。

対象者

以下のカードを保有している会員です。

対象会員はかなり絞られていて、最低でもプラチナカードを保有している必要があります。また、私は持っていないのでわからないですが、各種提携カード (ANAカードなど) は、例えプラチナクラスであっても非対象のようです。

対象者であれば自動でキャンペーンに参加登録されるので、上記カードを使えば自動でポイントが2倍付与されるはずです。

ポイント3倍店舗の場合

アメックスには、事前にサービスに登録しておくことで、平常時でも100円に付き3ポイント貯まる店舗があります。

店舗
Amazon Amazon での通販, Kindle
Yahoo! JAPAN Yahoo!ショッピング, PayPayモール, ヤフオク
iTunes Store Apple Music, App Store
JAL 航空券, ツアー
HIS オンラインで購入した海外航空券, ツアー
アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン 事前決済のホテルやレンタカー, 国内航空券
外貨建利用 海外旅行先での利用, 海外オンラインショップ

あまり店舗数は多くないですが、これらのお店でも追加の1ポイントがもらえるので、キャンペーン中は100円に付き4ポイントがもらえます。

ポイント半減・対象外店舗の場合

一方でアメックスには、200円で1ポイントしかたまらない店舗や、そもそもポイント加算の対象外となっている店舗もあります。200円1ポイントの代表としては公共料金の支払、対象外の代表としては電子マネーのチャージがあります。 200円1ポイント店舗では200円で2ポイント加算、対象外店舗では今回もポイント加算は対象外となります。

ポイントの利用

今回のキャンペーンでは、ポイントを貯める方だけではなく、使う方のキャンペーンもあります。アメックスのカードには、ポイントを次の支払いに充当できるサービスがあります。通常このレートは、商品内容によって0.5~1円で変動するようになっていますが、今回はどんな商品であっても1円で充当できます。つまり、キャンペーンで貯めたポイントをそのまま充当すれば、2%還元が実現できます。

また、アメックスのカードはポイントをANAマイルに1:1で交換できるので、ANAマイルに交換するという手もあります。なかなかフライトプランを設定しにくいご時世なので、ANAマイルに交換するのが最適かは難しいところですが……。

iPhone SE は Apple と 携帯電話会社どちらから買ったほうが良い?

(2020年4月20日: auの価格が発表されたので追記。SoftBankの保証プランの価格が間違っていたので修正)

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長らく噂されていた廉価版の iPhone である iPhone SE の第2世代がついに発表されました。iPhone 5s をベースとした前世代に対して、今回は iPhone 8 をモデルにしたと思われる外観。カメラはその分最新モデルの iPhone 11 や 11 Pro に比べて抑えられたスペックとなっていますが、内部のチップは 11 と同等で、Wi-Fi 6 や eSIM にも対応するなど、多くのスペック面では最新モデル相当です。いわゆる「コスパが高い」モデルと言えるわけですが、それゆえに少しでも安く買いたいという人が多いのではないでしょうか。

iPhone SE を購入できるルートはいくつかありますが、大きく分けると以下の2つに集約されると思います。

  • Apple が直接販売している SIM フリーモデルを購入する
  • docomo, Softbank, au から購入する

前者は Apple から端末だけを購入するルートです。回線契約は関係ないので、iPhone を利用するための回線は別途必要となります。 後者はいわゆる大手携帯電話会社から MNP か新規契約、機種変更の手続きをして端末を購入するルートです。おそらく大手携帯電話会社を利用している人の多くのスマートフォン端末の購入はこちらのルートで行われていると思います。

それぞれのルートで一体いくらになって、どちらがお得なのかを考えてみることにしました。なお今回はいわゆる「格安SIM」を使っている人は対象外とします。この場合 Apple からの直接購入しか選択肢がないはずなので。

Apple からの購入

Apple から端末を購入する際の価格は、Apple の公式サイトに書かれています。税抜価格で書かれてますが、比較のため税込価格に変換しました。

容量 価格
64GB 49,280円
128GB 54,780円
256GB 66,880円

端末の代金の支払方法としては、通常の一括での購入以外に、Apple ローンという分割払いも使えます。現在分割払いは24回払いまで金利手数料が無料なので、これを使って24回払いにすると、以下の価格となります。

容量 価格
64GB 2,053円
128GB 2,283円
256GB 2,787円

これに AppleCare+ という保証をつけることができます。盗難・紛失プランは昨年できた新しいオプションで、従来の AppleCare+ が対応していなかった、盗難・紛失時の保証も追加されています。

保証プラン 価格
AppleCare+ 9,680円
AppleCare+ 盗難・紛失プラン 11,880円

docomo からの購入

続いて docomo からの購入を考えます。docomoMNP の場合のみ端末の割引があるので、それも併記しました。

容量 価格 MNP時の価格
64GB 57,024円 35,024円
128GB 62,568円 40,568円
256GB 75,240円 53,240円

端末の代金の支払方法としては、一括・12回払い・24回払い・36回払いを選択できます。このうち36回払いを選択すると、スマホおかえしプログラムというものに加入できます。これは、端末を docomo に返却することで最大で12回分の分割払いが免除されるというものです。これが最大限適用されると、価格は以下のようになります。

容量 スマホおかえしプログラム適用価格 MNP かつスマホおかえしプログラム適用価格
64GB 38,016円 23,360円
128GB 41,712円 27,056円
256GB 50,160円 35,504円

docomo では、AppleCare+ の他にケータイ補償サービスという保証プランも用意されています。ケータイ補償サービスは、AppleCare+ 盗難・紛失プランに相当するもので、盗難・紛失時の保証も入っているものです。AppleCare+ は24回の分割プランのみが用意されています。今回の iPhone SE 向けの AppleCare+ の価格はまだ発表されていませんが、9,680円の24回払いなので、400円程度になると予想されます。ケータイ補償サービスの料金も発表されていないですが、前例を踏まえるとおそらく550円か825円になると思われます。

保証プラン 月額の価格
AppleCare+ 400円程度?
ケータイ補償サービス 550円か825円?

SoftBank からの購入

今度は SoftBank からの購入を考えます。SoftBank はオンラインショップでの MNP の場合のみ端末の割引があるので、それも併記します。

容量 価格 オンラインでの MNP時の価格
64GB 57,600円 36,000円
128GB 64,080円 42,480円
256GB 78,480円 56,880円

端末の代金の支払方法としては、一括・24回払い・48回払いを選択できます。このうち48回払いを選択すると、トクするサポートというものに加入できます。これは、端末を SoftBank に返却かつ対象の新機種を購入することで最大で24回分の分割払いが免除されるというものです。これが最大限適用されると、価格は以下のようになります。なお、これに加入するには390円の利用料を24ヶ月支払う必要があります。

容量 トクするサポート適用価格 MNP かつトクするサポート適用価格
64GB 28,800円 18,000円
128GB 32,040円 21,240円
256GB 39,240円 28,440円

SoftBank は現在 AppleCare+ の受付を行っていないので、あんしん保証パック with AppleCare Services という保証プランに加入することになります。こちらは AppleCare+ 盗難・紛失プラン相当の保証に更に追加のサービスが付与されたものになっています。こちらの価格はまだ発表されていませんが、前例に倣えば979円になると予想されます。

保証プラン 月額の価格
あんしん保証パック with AppleCare Services 979円?

au からの購入

最後に au からの購入を考えます。オンラインでの MNP 及び新規契約で割引キャンペーンをやっています。

容量 価格 オンラインでのMNP時価 オンラインでの新規契約時価
64GB 55,270円 33,270円 44,270円
128GB 61,250円 39,250円 50,250円
256GB 75,215円 53,215円 64,215円

端末の代金の支払方法としては、一括と分割払いを選択できますが、このうち24回払いを選択すると、かえトクプログラムというものに加入できます。かえトクプログラムに加入した際の分割契約はちょっと変わったものになります。最初から数えて23回と最後の1回の支払額が変わります。

容量 分割金額 (最後の1回を除く) 最後の1回の分割金額
64GB 1.250円 26,520円
128GB 1,390円 29,280円
256GB 1,705円 36,000円

そして、最後の分割の支払いまでに新しい機種に機種変更かつ古い端末をauに返却したとき、最後の分割の支払いが免除されるという仕組みになっています。

これだと2年以上使おうとした際に2年目に高額の支払いが来ることになりますが、かえトクプログラムの権利を使わなかった際は、au 回線を持っているなど所定の条件を満たしていれば、自動的にこの最後の分割が再度24回分割されます。つまりトータルで48回払いになるということですね。

このかえトクプログラムを最大限に活用すると、価格は以下のようになります。

容量 かえトクプログラム適用価格
64GB 28,750円
128GB 31,970円
256GB 39,215円

auは現在 AppleCare+ の受付を行っていないので、故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloudストレージ という保証プランに加入することになります。こちらは AppleCare+ 盗難・紛失プラン相当の保証に更にiCloudストレージ50GB分などの追加のサービスが付与されたものになっています。こちらの価格は869円となります。

保証プラン 月額の価格
故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloudストレージ 869円

まとめて比較

端末価格の比較

では実際に比較してみることにします。まず、それぞれのルートで一括購入した際の価格を並べてみます。

容量 Apple docomo SoftBank au
64GB 49,280円 57,024円 57,600円 55,270円
128GB 54,780円 62,568円 64,080円 61,250円
256GB 66,880円 75,240円 78,480円 75,215円

一括購入の場合は Apple が最安です。

しかし、携帯電話会社には先ほど紹介したとおり、スマホおかえしプログラムやトクするサポート、かえトクプログラムという、端末の返却を条件として分割支払を免除するプランがあります。これを使ってみることにしましょう。Apple から購入の際は24回分割払い、docomo から購入の際は36回分割払いで2年後にスマホおかえしプログラム適用、SoftBank から購入の際は48回分割払いで2年後にトクするサポート適用、au から購入の際は24回分割払いで2年後にかえトクプログラム適用とします。SoftBank の価格には、トクするサポートの利用料390円も公平のために加えることにします。

まずは月額の分割価格です。

容量 Apple で24回払いの月額 docomo で36回払いの月額 SoftBank で48回払いの月額 au で24回払の月額
64GB 2,053円 1,584円 1,590円 (25ヶ月目から 1,200円) 1,250円
128GB 2,283円 1,738円 1,725円 (25ヶ月目から 1,335円 ) 1,390円
256GB 2,787円 2,090円 2,025円 (25ヶ月目から 1,635円) 1,705円

各種プログラムを適用してみます。

容量 Apple での総支払額 docomo で2年後にスマホおかえしプログラム適用時の総支払額 SoftBank で2年後にトクするサポート適用時の総支払額 au で2年後にかえトクプログラム適用時の総支払額
64GB 49,280円 38,016円 38,160円 28,750円
128GB 54,780円 41,712円 41,400円 31,970円
256GB 66,880円 50,160円 48,600円 39,215円

このケースでは最大で docomo だと16,000円ほど、SoftBank だと18,000円ほど、auだと21,000円ほど安くなることがわかりました。しかし、これは docomo の場合端末の返却、SoftBankau の場合加えて新端末の購入が条件となっていることを覚えておく必要があります。また、Apple での直接購入の場合も、次の機種を購入する際の下取りや、メルカリやヤフオクなどでの販売を使えば実質負担額は抑えられると考えられます。Apple 製品は時間が経ってもそれなりの価格で買ってもらえます。

それでは、3年使って買い換えるケースを考えましょう。

容量 Apple での総支払額 docomo で3年後の総支払額 SoftBank で3年後にトクするサポート適用時の総支払額 au で3年後の総支払額
64GB 49,280円 57,024円 52,560円 42,010円
128GB 54,780円 62,568円 57,420円 46,610円
256GB 66,880円 75,240円 68,220円 57,215円

docomo は、36回払いなのでもはやスマホおかえしプログラムは適用できません。SoftBank では12回分の分割免除を受けられますが、Apple での直接購入よりも割高になってしまいました。au では12回分の免除を受けられ、かつまだ Apple っで買うより安いです。 3年使う人は Apple で買うのがベター、au の人は次も au で機種変更するなら au もアリということになります。

保証の比較

続いて保証を比較しましょう。Apple から販売されている AppleCare+ は一括購入しかありませんが、保証期間が2年なので購入価格を24で割ったものを月額相当価格とみなして比較することにします。

保証プラン 月額相当価格 保証期間 故障修理時負担金 盗難・紛失時負担金 その他
AppleAppleCare+ 403円 2年間 画面割れ3,740円 その他12,980円 対応不可
AppleAppleCare+ 盗難・紛失プラン 495円 2年間 画面割れ3,740円 その他12,980円 12,980円
docomoAppleCare+ 403円? 2年間 画面割れ3,740円 その他12,980円 対応不可
docomo ケータイ補償サービス 550円 or 825円? 契約続ける限り 5,500円 8,250円 or 12,100円 (Web申込みで10%オフ)
SoftBank あんしん保証パック with AppleCare Services 979円 契約続ける限り 画面割れ3,740円 その他12,980円 PayPayボーナスで全額返金 12,980円
au 故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloudストレージ 869円 4年間 画面割れ3,740円 その他12,980円 12,980円 iCloud50GB付き

AppleCare+ は2年間しか保証がついていないのが痛いですね。アメリカでは月額プランもあって、これは加入し続ける限り保証が継続されるのですが、日本では未導入のようです。携帯電話会社のサービスは長く保証が続くのが魅力ですし、内容も AppleCare+ に比較して手厚いですが、やや割高になっています。AppleCare+ 盗難・紛失プランと携帯電話会社の保証サービスを比べると、2年間でだいたい8,000円~9,000円くらいの価格差があります。

  • Apple から直接購入したほうが端末を割安に買えるが、保証は2年間しか受けられない
  • 携帯電話会社から購入すると長く保証を受けられるが、端末は特に長く使おうとするほど割高になる傾向

というのが見えてきました。

MNP をするケース

ちなみに MNP をする場合は2万円以上の携帯電話会社の割引が受けられるので、2年使う場合も3年使う場合も携帯電話会社から買うのがお得です。

容量 Apple での総支払額 docomo で2年後にスマホおかえしプログラム適用時の総支払額 SoftBank で2年後にトクするサポート適用時の総支払額 auで2年後にかえトクプログラム適用時の総支払額
64GB 49,280円 23,360円 27,360円 6,750円
128GB 54,780円 27,056円 30,600円 9,970円
256GB 66,880円 35,504円 37,800円 17,215円
容量 Apple での総支払額 docomo で3年後の総支払額 SoftBank で3年後にトクするサポート適用時の総支払額 au で3年後にかえトクプログラム適用時の総支払額
64GB 49,280円 35,024円 36,360円 22,010円
128GB 54,780円 40,568円 41,220円 24,610円
256GB 66,880円 53,240円 52,020円 35,215円

結論

  • MNP をするならば、携帯電話会社から買うのがお得
  • そうでない場合は
    • 2年で買い換える場合は携帯電話会社のプログラムに乗るのもあり
      • ただし、AppleCare+ 盗難・紛失プランと携帯電話会社の保証サービスに価格差が2年で8,000円から9,000円ほどあるので、盗難・紛失保証に入るつもりなら両者の負担の差は小さくなる
      • 盗難・紛失保証加入かつ次の買い替え時に端末を下取りor売却のつもりなら Apple から直接購入のほうが安くなる可能性が十分ある
      • (当然だが) 端末を手放すつもりがない人は、Apple から買うのがお得
    • 3年で買い換える場合は Apple から買うのが端末自体はお得。ただし保証が2年で切れるので注意
      • 端末を手放して良いかつ次の端末も au で買うつもりなら au のかえトクプログラムを使っても良いかも

余談ですが、SoftBank はちょっとひどくないですかね。au と同じく端末返却と新端末購入を条件にしているのに、端末返却のみが条件の docomo と実質価格変わらないです。保証も負担金が返ってくるのはありがたいですが、PayPayで返ってくるので体の良い囲い込みですよね……。

2019年買ってよかったもの

2019年が終わったので、2019年に買ってよかったものを順に紹介します。

Apple Watch Series 5

2019年に購入した唯一のApple製品です。

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それなりの価格はするものですが、毎日朝起きてから夜寝る直前まで、お風呂に入るとき以外は装着していて、文字通り肌身離さず使っているデバイスです。

Apple Watchのいいところいろいろありますが、まずは通知だと思います。通知が来たときに手首で震えて教えてくれるので、通知が来たときには確実に気づくことができる、つまり無意味にスマホを確認する習慣から脱することができます。その分本来やるべき作業や行為に集中することができ、本当に対応しなければならない通知が来たときには素早く対応することができます。

それからApple Payが使えることも利点です。電子マネーが使えるお店は (特に都市部だと) 増えてきていて、Apple Watchだけで買い物ができるというケースも多くなりました。いちいち財布やスマホを取り出さなくていいのは本当に便利です。

心拍数や運動量、睡眠サイクルなどのトラックもしているので、健康管理のデバイスとしての役割も果たしています。Apple Watch Series 5は夜寝ている間には充電するために手首から外していますが、以前使っていたApple Watch Series 3を夜寝ている間に代わりに装着することで、24時間トラッキングを実現しています。

常時点灯ディスプレイは最初それほど価値があるものだと感じていませんでしたが、手首の動かし方が悪くて今までのApple Watchなら画面が点灯せずに時刻が確認できなかったようなケースでも時刻が確認できるようになり、単純に時計としての機能性がアップした点は評価できます。

ブラックチタンのケースとサファイアクリスタルの風防はとても丈夫で、かなり激しい人混みの中で乱暴に揉まれても傷一つ付きませんでした。長く使えそうなデバイスです。

Nature Remo mini + Google Home mini

Nature Remo mini というスマートリモコンと、Google Home miniというスマートスピーカーを購入し、簡易スマートホームを実現しました。

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今のところはお試しということで、テレビとエアコンのみを音声コマンドで操作できるようになっています。 特に便利なのがエアコンです。Nature Remo miniは、ユーザーの位置情報を見て、「家に近づいたら電源オン」「家から離れたら電源オフ」というコマンドを送ることができます。これを使って家に帰った頃には暖房が効いた状態、家から出たら暖房を切って電気代の無駄を削減、ということが簡単にできます。

Google Home miniのおかげで音声コマンドでも操作できるので、ベッドに入りながら「OK Google, エアコン消して」というだけでエアコンを切れます。温度の調整もできるので、「OK Google, エアコンの温度を下げて」と言ってちょっと温度を下げたりできます。リモコンを探さなくても、自分の声がリモコンになるのはすごく楽で便利です。今度実家にも親の代わりに導入してあげようかなと思っているくらいです。

Xperia 1

2019年はiPhoneの買い替えをせず、Android端末を一台だけ購入しました。どの機種を買うかは割と悩みどころだったのですが、久しぶりにSONYXperiaを購入してみました。

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色々意見があるモデルのようですが、21:9のアスペクト比4K解像度のディスプレイというエッジの効いた構成、またデザインが気に入っての購入でした。超縦長と言っていいディスプレイの視認性は非常に高くブラウザやSNSの利用時に大変画面が広く使えて便利です。YouTubeで動画を見ながら別アプリを使うという操作もしやすく、操作の幅が広いのが気に入っています。

カメラはまだまだ磨きをかけるべき点があると思いますが、質は高く、手持ちのiPhone Xよりきれいな写真が撮れるので、写真を撮るときはもっぱらこちらを使っています。

気になる点としては、指紋認証の精度が若干良くないと感じることでしょうか。以前使っていたSamsung端末やApple端末のほうが反応が良好だと思います。

USB PD 対応の充電機器

手持ちのXperia 1やMacBook ProがUSB PDによる充電に対応しているので、USB PD対応の充電環境を整えました。今回はひとまずUSB PD対応端子を一つ増やしたかっただけなので、AnkerのPower Port Atom PD 1という充電器を購入しました。

www.ankerjapan.com

ケーブルはこちらもAnkerのPowerLine+を購入。

www.ankerjapan.com

総額5000円以内で安定したUSB PD充電環境が手に入りました。Xperia 1を日々この構成で充電していますが、充電速度も大変速く満足しています。

今後、iPadを買い換えるなどしてUSB PD対応機器が手元に更に増えてきたところで、充電器もUSB PDの口が更に多いものに買い替え、充電環境の簡素化を図っていきたいと思います。

MX Master 2S

長いこと使っていたLogicoolのマウスがついに怪しい挙動を示すようになったので、買い替えたのがこちらのマウスです。

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最安でも8000円くらいと、ちょっとマウスにしてはお高いものなのですが、このマウスの面白いところはホイールです。 このマウスのホイールは、ゆっくり回すとカリカリカリとクリック感がある回転をするのですが、少し力を入れて回転させるとクリック感がなくなりコマのようにフリー回転するようになるのです。このおかげで正確なスクロールをしたいときはゆっくり回し、とにかく大量にスクロールしたいときは力を入れて高速回転させるという使い分けができるのです。

また親指の部分にジェスチャーボタンというボタンが設けられていて、ここを押しながらマウスを上下左右に動かすことでコマンドを送ることができます。これが慣れると非常に便利で手放せなくなります。

などと言っていたら、シリーズの新しいモデルがついこの間出ていたようで……。

www.logicool.co.jp

気に入っているので、もう一台会社で買ってみようかなと思っていたりします。

Apple Watch Series 5 ブラックチタン開封&使用感

Apple Watch Series 5 ブラックチタンモデルを購入したことを先日記事にしましたが、その後開封し3日ほど使ってみました。

alstamber.hatenablog.jp

なぜブラックチタンにしたのか

まずは、なぜブラックチタンモデルにしたのかです。

私が初めて Apple Watch を買ったのは、Series 2 の Nike モデルでした。Apple Pay に対応し Suica が使えるようになったのがこのモデルからで、その利便性に期待しての購入でした。色々荒削りな部分はありましたが、Apple Pay自体は期待に応えてくれ、たいへん良い買い物をしたと感じたことを覚えています。

その後 Series 3 で LTE を試してみたいと思い、アルミニウムケースの GPS + Cellular 版を購入しました。LTE は思ったほど活用用途がなく解約してしまいましたが、 Series 3 自体は便利にこれまで約2年間使ってきました。

今回 Series 5 に買い換えようと思ったきっかけは、

  • Series 4から広がった画面サイズが気になる
  • 常時点灯ディスプレイが気になる
  • Series 3から大幅に性能が向上している

という点、そしてなんといってもチタニウムモデルの登場です。このモデルは

  • ステンレスモデルほど重くない
  • ステンレスモデルと同様に、画面がアルミニウムモデルのガラスよりも強いサファイアクリスタルになっている
  • 独特の質感が楽しめる

点が非常に魅力的と感じました。アルミニウムモデルやステンレスモデルに比べると確かに少し高いのですが、バンドが2本付属していることと、Apple Care に加入すると通常の2年から更に伸びて3年の保証となる点からステンレスモデルと比べても割高ではないと考えました。

チタニウムモデルには、シルバー (特に色加工されていない) とブラックチタンがあります。チタニウムモデルを買うことは決めましたが、色は少し悩みました。しかし最終的に

  • ブラックチタンを買っている人があまりいない
  • ブラックチタンはシルバーと違いダイヤモンドライクカーボン加工がされていてより傷に強い

という理由でブラックチタンを選びました。

開封

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外箱の様子です。ちょっと分かりづらいのですが、真ん中のロゴはデボス加工になっています。ちなみに、シルバーのチタニウムモデルではここの色もシルバーになっているようです。

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開封すると、本体の入った箱とベルトの入った箱が縦に積まれた状態になっています。これは Series 4 からの変更だそうですが、Series 5 からはさらにこれを利用して本体とバンドを自由に組み合わせて購入できる仕組みが用意されています。

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本体の入った箱を開けると、左に本体、右にいつもの「Designed by Apple in California」があります。「Designed by Apple in California」の中には、ブラックのスポーツバンドとごくごくかんたんな取扱説明書が入っています。自分で選んだバンドとは別にブラックのスポーツバンドがおまけに付いてくるのがブラックチタンモデルの特典となっています。

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本体を取り出して横から見てみました。スペースグレイのアルミニウムモデルとの差が分かりづらいということですが、たしかに遠目で見るとあまり差はないように思います。このように近づいてみると独特のヘアライン加工がされていて、アルミニウムモデルとの違いがわかるようになっています。個人的には別に見せびらかすつもりがないので、むしろアルミニウムモデルとの差がわかりにくいのは扱いやすいと感じています。

使用感

電池もち

発売当初のレビューでは、電池持ちが悪いという指摘が多くあったようですが、watchOS のバージョンアップが行われてこのあたりは改善してきているようです。

もともと Series 3 を使っており、これを朝フル充電の状態で持ち出して、夜には30%くらいになっている生活をしていました。Series 5 でも同じような生活をしていますが、夜の電池の残量はだいたい同じくらいです。文字盤に電池消費量が多いと言われているインフォグラフを使っていること、Series 3 は2年間の使用で電池が劣化していることなど、様々な要因を考えると両者の電池持ちは大差がないと感じています。

今後電池が劣化していくとどうなるかは気になるところです。Apple Care への加入はしておいたほうが良いかと思いました。

常時点灯ディスプレイ

どれほど便利なものだろうかと思っていましたが、今まで手首を回転しても画面が反応せずに時刻を確認できないということが時々あったのが完全になくなったのはなかなかに大きいことでした。今こうしてキーボードを打って文章を書いているときも、PC 上の時計よりも Apple Watch の時計のほうが見やすいので、そちらを確認する癖が付きつつあります。

一方、省電力性を意識してか、手首を回転していない状態での画面は結構暗めです。文字盤の色を調整するなどして、視認性を自分で高める工夫が必要なケースも有ると思いました。

文字盤

Series 4 から使えるようになったインフォグラフという文字盤を使っています。この文字盤はたくさんの情報を画面上に詰め込めるので、Apple Watch をガジェットとして使いこなしたい人向けです。天気情報や電池残量、ToDo リスト、心拍数などの確認したい情報を配置して使っていますが、Series 3 と比べて飛躍的に情報量を増やすことが出来るのはやはり強みだと思いました。ディスプレイサイズが広がったので、指での操作もしやすくなりました。

Digital Crown

細かいところなのですが、 Series 4 から Digital Crown を回すと必要に応じて触覚フィードバックが返ってくるようになりました。これがなかなかに心地よいもので、満足感を高めてくれています。カリカカリカリ……とずっと回していたくなります。

装着感

チタニウムモデルはアルミニウムモデルより少し重く、ステンレスモデルより少し軽いという中間のモデルになっています。しばらく装着してみた感想ですが、アルミニウムモデルとの重量差はさほど感じていません。いろいろな場面に持ち出しやすいモデルだと感じています。

まとめ

少し高い買い物でしたが、今のところの満足度は高く、今年の買い物の中でもなかなか良い買い物が出来たと感じています。

  • 常時点灯ディスプレイの利便性
  • インフォグラフの文字盤の情報量の多さ
  • Digital Crownの気持ちよさ
  • 装着感も良好

という点は気に入っている一方、

  • 常時点灯ディスプレイは明るさに課題がある
  • 電池が劣化した時の電池持ちがどうなるか

点は気になるところで、今後観察していきたいと思っています。

Apple 川崎開店記念イベントに参加しました

記事の内容が前後してしまいましたが、14日に開店した Apple 川崎を開店日に訪問してきました。

8時頃にラゾーナ川崎プラザに到着しましたが、その頃にはラゾーナ川崎プラザの中央にある芝生広場にざっと200人ほどが並んでいる状態でした。このときは「思ったより並んでいないな」と思ったのですが、その後列は急激に伸びて、開店直前には1600人が並んでいたそうです。これは丸の内の1500人よりも多い数字です。ベッドタウンということで多くの人が集まりやすかったのでしょうか。

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入店できたのは10時50分頃で、入口付近に立つたくさんのスタッフとハイタッチしながらの入場でした。一番奥にいるスタッフから開店記念ノベルティを受け取って、中へと入っていきます。

内装はここ最近の Apple Store の標準的なスタイルでした。なかなか全景を撮るのは難しかったので言葉で説明しますが、手前に iPhoneiPad, 奥に WatchMac が配置されていました。真ん中には大きな画面が置かれており、Today at Apple を始めとするセッションが常時開催できるようになっています。

本当は Apple 川崎で Apple Watch を購入したかったのですが、この日は入荷がなかったということで Apple Store ギフトカードを購入しました。なにげにこれを買ったのは今までで初めてです。

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ノベルティは既報の通り、トートバッグとピンズ、それからシールでした。トートバッグは丸の内のものと異なり布地の素材となっています。なかなか丈夫そうかつマチも付いているので、大きな荷物を運ぶときなどに使ってみようと思います。

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