端末購入サポートを考慮に入れる
以前の考察結果だと、よっぽどの大容量が欲しくない限り、ドコモを契約し続ける意味はないということになりますが、端末購入サポートが適用されていることを考えると、また話は変わってきます。
というのも、今回のiPad購入では、端末購入サポートという割引を受けていて、本来93,960円もするiPadが61,560円割引の32,400円で買えているのです。もちろんドコモも仏ではないので、この破格の割引には条件がついています。その条件とは、14ヶ月以内に解約や機種変更、指定プラン以外への変更を行うと、解除料30,780円を支払うというもの。約束を破ると、かなり高額な解除料を払うことになりますが、約束さえ守ればオトクなわけですね。
先の考察では、MVNO契約がかなり有利だという話をしたのですが、仮にタブレット回線を解約してMVNO契約に移行するとすると、この解除料30,780円の負担が発生してしまいます*1。仮に2年使い続けたとして、実質約1,280円の負担が実は発生しているということになります。
そうすると、先の考察結果では、MVNO移行のケースに少なく見ても1,000円ずつ負担額を足すのが、実際の負担感を表すのに良いだろうということになります。その結果が以下になります。
現状維持の場合、
+1,000円の場合
+2,000円の場合
大容量プランでは、明確にドコモのほうが有利になりました。一方で、大容量プランにしない場合では、MVNOの優位性はそれほど揺らいでいないようです。
*1:ここでは2年縛りの違約金は考えないことにします