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iPhone 7/7Plusの機種代金は、SIMフリー版が最も安い

昨日各社のページを見ていて、面白いことに気づきました。9月16日に発売されるiPhone 7/7Plusの機種代金は、docomo/au/Softbank/SIMフリー版の中だとSIMフリー版が最も安いんです。僕の覚えている範囲では、このようなことは初めてだと思います。

実際の金額は以下のとおりです。

docomo au Softbank SIMフリー
7 32GB 82,296 79,200 88,080 78,624
7 128GB 93,960 90,720 99,840 90,504
7 256GB 105,624 102,600 111,840 102,384
7Plus 32GB 96,552 92,880 99,840 92,664
7Plus 128GB 108,216 104,760 114,000 104,544
7Plus 256GB 119,880 116,640 126,000 116,424

キャリア版の中ではauが最も安いのですが、それでもわずかにSIMフリー版より高いです。キャリア版のなかで最も高いのがSoftbank版で、SIMフリー版よりおおよそ9,000円近く高い計算になります。

ここ最近の円高傾向を受けてSIMフリー版が昨年に比べてかなり安い価格設定になっています。一方、キャリア版も全体的には価格が下がっている傾向にありますが、SIMフリー版ほどの思い切った引き下げとはならず、今回の結果となっています。

こうなると、SIMフリー版+MVNOの安いSIMという運用という選択をする人もかなり増えてきそうですね。

一例としてauiPhone 7 128GBに機種変更する場合と、mineoでiPhone 7 128GBのSIMフリー版を運用することを考えます。データ容量は5GBということにします。

auだと

内訳 金額
スーパーカケホ 1,700
LTE NET 300
データ定額5 5,000
機種代金 3,780
毎月割 -2,445
消費税 560
合計 8,895

mineoだと

内訳 金額
デュアルタイプ 5GB (Aタイプ) 2,190
機種代金 3,771
消費税 175
合計 6,233

注意したいのは、auの料金には5分以内の通話無料が含まれているということです。auを引き合いに出しましたが、他のキャリアでもおおよそ似たような結果になると思います。月々2,000円以上変わるとなると、背中を押される人も多いのではないでしょうか。

価格だけを見ると、大手キャリアの回線を維持し続けるのがバカバカしくも思えてきますが、大手キャリアのほうが通信品質が安定していることが多かったり、下取りをはじめとする各種キャンペーンが手厚いのも大手キャリアの特徴です。機械が苦手だという人からすれば、いざというときに駆け込める実店舗があちこちにあるのも大きいでしょう。