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au 「従量プラン」の受付を11月26日で終了へ

KDDIauの料金プランのうち「従量プラン」を11月26日をもって受付終了すると発表しました。

news.kddi.com

「従量プラン」というのは、多くの人には馴染みのないプランだと思います。従来のかけ放題でない基本料金「LTEプラン」を契約した際に、パケット定額を選択しなかった場合に自動的に適用されたプランです。データ通信量に応じて0円から最大20,000円の幅で課金されるというプランでした。

この変更により、LTE回線を契約する場合は必ずパケット定額サービスを契約しなければならなくなるため、これまではMNP特価で端末を安価に入手し、回線自体は「LTEプラン」の料金だけで運用するという事が可能でしたが、それができなくなります。

各社ともに数ヶ月でMNPを繰り返す層に対して、少しずつ対策を講じていますが、auもその流れで新たな対策を打ってきた格好となります。

3G持ち込み機種変更という手もある

一方で「抜け道」もまだ残っています。LTE回線のプランではパケット定額サービスを必ず契約しなければなりませんが、3Gにはそのような制約がありません。そのため、auショップに3G端末を持ち込んで持ち込み機種変更を行えば、これまでと同様に基本料だけでの運用が可能になります。ただし、持ち込み機種変更は契約種別の変更に当たるので、手数料3,240円がかかります。

もちろん持ち込み機種変更の記録はau側に残るので、あんまり頻繁に持ち込み機種変更をするとau側の心象に影響する可能性は否定できません。

毎月割やキャッシュバックに影響するかも

ところで、単純にこの変更を実施しただけだと、MNP特価を実施しても端末が売れにくくなることが予想されます。結局、毎月割やキャッシュバックを増やすことで還元額を増やし、パケット定額必須でもお得感を損なわないような施策をうってくる可能性もあります。実際、SoftbankMNP特価の際の条件を徐々に厳しくしているものの、代わりにキャッシュバックを増額するなどの施策を実施してきた経緯があります。

毎月割増額という流れになった場合は、5分までの通話がかけ放題となる「スーパーカケホ」と3GBぶんのデータ通信が可能になる「データ定額3」を契約したうえで、1つの回線にデータギフトの形でパケットを集約するという使いかたもできそうです。