読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Kohaku Lab

ガジェットとカードが好きな人のブログです。

ドコモ光がややこしいのでまとめてみる

色々波乱もあったドコモの固定回線セット割引ですが、ついにドコモ光という名前で3月1日より始まるようです。

ドコモ光 | NTTドコモ

このドコモ光、非常にわかりにくい料金体系になっています。料金体系をざっと眺めて概要を掴みたいと思います。

auとは大きく違う割引体系

auも固定回線とのセット割引として「auスマートバリュー」というものを実施しています。スマートバリューは、固定回線に紐付いた携帯回線1回線ごとに割引が発生する仕組みになっています。そして、固定回線に対しては最大で10回線まで携帯回線を紐付けることができます。

これに対してドコモ光は、固定回線に対して携帯回線を1回線しか紐付けられません。なぜこのようなことになっているかというと、auとドコモで携帯電話のデータ通信に対する考え方が大きく異なるからです。

auの考え方は、基本的に個人が基本単位です。各個人がパケットパックを契約し、余ったり足りなくなったら家族間でギフトすることで帳尻を合わせましょう、という仕組みです。それに対してドコモは、家族が基本単位になります。家族の中で代表の人がパケットパックを契約し、他の人はそれをシェアする形でデータ通信を利用しましょう、という仕組みです。

こういった考え方の違いがあるので、auは各回線ごとに割引が発生するようになっていますし、ドコモは1回線だけ紐付けて割引できるという形になっています。

具体的な料金は?

正直な話、ドコモ光のページを見てもぱっと見では料金がいくらなのかわかりにくいです。落ち着いてページや発表資料などを読みながら計算してみることにしました。

既存のフレッツ光ではなく専用の固定契約が必要

まずドコモのセット割引を受けるためには、既存のフレッツ光ではなく「ドコモ光」という専用の固定回線契約である必要があります。フレッツ光NTT東日本/西日本から提供されていましたが、ドコモ光はドコモから提供される固定回線契約になります。

これだけだと既存のフレッツ光ユーザは、一旦解約して再申し込みする必要があるように見えますが、「転用」と呼ばれる専用の手続きが用意されています。これを使うことで、既存のフレッツ光契約をそのままドコモ光に移行することができます。転用のメリットとしては

  • フレッツ光の解約金を取られない
  • 固定回線が使えなくなる期間がない

事が挙げられます。

ドコモ光の料金プランは3種類

ドコモ光には料金プランが3種類あります。

  • タイプA
  • タイプB
  • 単独タイプ

タイプAとタイプBはプロバイダ料金が含まれているプランで、単独タイプはプロバイダ料金が含まれていないプランです。それぞれの料金は以下のとおりです。なおこの料金は2年契約をすることが前提の料金です。2年契約に対する違約金は、戸建の場合13,000円、集合住宅の場合8,000円です。

戸建の場合

プラン 料金
タイプA 5,200円
タイプB 5,400円
単独タイプ 5,000円

集合住宅の場合

プラン 料金
タイプA 4,000円
タイプB 4,200円
単独タイプ 3,800円

タイプAとタイプBで200円差があるので、タイプAのほうがいいじゃないか!と思うところですが、タイプAとタイプBでは選べるプロバイダに違いがあります。またタイプAは3月から利用可能ですが、タイプBは6月にならないと利用できません。報道発表でドコモの社長が明かしたところによれば、「プロバイダ自体が光コラボレーションで独自ブランドの光回線サービスを提供する可能性もある」ということで、タイプBに属するプロバイダについては、料金が高いぶん独自のサービスが実施される可能性もあります。

タイプBに属するプロバイダを使っている人が、どうしても3月から5月中にドコモ光に乗り換えたいという場合は、3月から5月の間は、単独タイプに別途プロバイダ契約をする形になります。

もう一つ注意したいこととして、すでに契約しているプロバイダと同じプロバイダをタイプAやタイプBで選んだとしても、プロバイダによっては契約変更扱いとなって違約金を取られる可能性があります。

セット割引額はパケットパックの種類によって違う

さて、上で紹介したドコモ光と携帯回線のパケットパックを契約することで、セット割引が受けられるようになります。このセット割引の金額は、パケットパックの種類によって違います。

戸建の場合

パケットパック 割引額
シェアパック30 3,200円
シェアパック20 2,500円
シェアパック15 1,800円
シェアパック10 1,200円
データLパック 1,000円
データMパック 800円
データSパック 0円
らくらくパック 0円

集合住宅の場合

パケットパック 割引額
シェアパック30 3,000円
シェアパック20 2,400円
シェアパック15 1,800円
シェアパック10 1,200円
データLパック 1,000円
データMパック 800円
データSパック 0円
らくらくパック 0円

データSパックとらくらくパックの割引が0円というのが悲しい気持ちになりますが、2015年8月31日までに契約すれば1年間500円割引があります。

電話は?

ドコモ光では現状電話サービスは提供されません。すでにひかり電話を使っている人は、NTT東西との契約を継続してひかり電話を利用することができます。準備が整い次第、ドコモ光でのひかり電話サービスは実施される予定です。

キャンペーン

2016年3月31日までにドコモの携帯回線を新規契約し、ドコモ光と紐付いたシェアグループに同時加入すれば、一年間1,350円携帯料金から割引されるキャンペーンをやるようです。他社キャリアを使っている人も、ドコモへMNPすることで料金を大きく下げられる可能性があります。

注意したいこと

ドコモ光およびそれと紐付いている携帯回線の2年契約は別々に扱われるので、契約期間がずれていると、片方は違約金がかからないけど、もう片方は違約金がかかるというケースが起き得ます。

ドコモ光を申し込むためには、既存のドコモの契約が必要です。

当初発表された情報では、ドコモを解約するとドコモ光も解約になることになっていましたが、1月30日現在その記述はページから消されているので、恐らく割引がなくなるだけでドコモ光の契約は残ると考えられます。